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志望校選び[先輩たちの5つの決め手] Point 2:進路と資格

  • どうする?いつ決める?志望校選びの“傾向と対策”

どんな大学へ行って何を学ぶか-大人への一歩を踏み出し、夢を実現するための大きな決断だ。いったい何を決め手にして志望校を選べばいいのか、悩んでいる人も少なくないだろう。
ここでは、志望校を決める際に考えるべき5つのポイントを、合格を果たした先輩たちへのアンケートによる「イマドキの傾向」と併せて紹介する。

ほとんどの受験生やその両親にとって、大学卒業後の進路が最大の関心事であることは言うまでもないが、進学か就職、あるいは希望の進路がどれくらい明確に決まっているかによって、その感覚には温度差がありそうだ。

●学科が同じであればどの大学に行っても学ぶことは変わらず、また最終目標である国家試験合格を目指 すことに変 わりはなかったのでカリキュラムをみたり研究室の分野を確認しました。(岩手大 農学部・女)

●取りたい資格があったため、その資格がとれて自宅から通える大学を探しました。(千葉大 園芸学部・女)

●留学がしやすい環境であることは重視しました。実際、OB・OG会からの多大な支援によって長期留学にとても行きやすい環境になっています。また、GLP制度という海外志向の強い学生を集めたプログラムなどもあります。(一橋大 法学部・男)

●海外留学(ないし海外インターン)が卒業単位に必須であったこと。入学して、休学せずに留学できたことはとても魅力でした。(高校生の頃に休学留学をしたので、これ以上遅らせたくないという思いがありました。)(関西学院大 国際学部・女)

 アンケート結果では他の項目に比べて意外と関心度が低いように見えた進路・資格に関するサポートだったが、特に医・歯・薬学部など国家資格の取得を前提としているような学部・学科ではサポートの有無に関心が向かないであろうことを考えると、それほど不思議な結果ではないとも考えられる。
 また、近年のグローバル教育に対する関心の広がりに応じて、海外留学に対するサポート体制に強いニーズが感じられる結果でもあった。

「進路と資格」を知るためのキーワード

Keyword1
資格取得

 ひと口に「資格」といっても、その種類や社会にとっての位置づけは実にさまざまだ。自分がめざす進路に進むためにどんな資格が必要であり、その資格を取得するためにはどの学部に進むべきかをしっかり調べておくようにしよう。
 職業に直結する資格の代表的なものとしては医師・歯科医師、法曹、教員、管理栄養士などの国家資格が挙げられるが、いずれも大学を卒業すれば無条件に資格が取得できるとは限らない。よく知られた資格について、大学卒業から資格取得までのルートの違いを図にまとめたので、参考にしてほしい。





Keyword2
留学と海外提携校

 「英語は文系科目」という決めつけはもう昔の話。いまや、海外から発信される情報を理解し、かつ自らの研究成果を外国語で発信する能力は学部を問わず必須と言っていいだろう。
 こうした背景もあって、ここ数年は一人でも多くの日本人学生を海外留学に送り出そうという動きが盛んになっているが、留学生の数はそれに反して飛躍的には増えていない。その大きな理由の一つが経済的な問題だが、そこで多くの大学生に利用されているのが交換留学制度だ。日本の大学が提携している海外大学との間で学生を交換するというもので、自分の大学に払った学費が留学先となる大学の学費に充当するため、余分に学費を支払う必要がなく、大学や留学プログラムによっては渡航費や滞在費を奨学金として給付・補助するところもある。
 留学したい国が決まっていれば、志望校として検討している大学が「提携校」としている大学名や国をチェックしてみるのもいい。

この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。

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