学費の見方


関連記事をチェックしよう!

【解説】学費・奨学金

大学受験で忘れてはいけないのがお金の話。学費は大学によってどう違う? 奨学金の仕組みや注意点とは?しっかり把握して受験にのぞみましょう。

7つの観点から志望校を選ぼう

大学のある場所?将来やりたいこと?大学を探す7つの観点を紹介します。自分が重視する観点を意識しながら志望校を絞り込みましょう。

掲載データについて

2023年9月上旬までのアンケート回答に基づき2024年度(未定の場合は2023年度)の学費を掲載しています。

入学金

納めるのは入学時のみです。

授業料

年間の授業料。前期・後期の分納制をとる大学が多いです。また、2年次から学費が変動する大学もあります。

施設費

施設にかかる費用。医・歯学部など以外の教育充実費は、特に指摘のない場合を除き施設費で示します。

実習費

実験・実習などの授業に伴う納付金。

諸会費

学友会費・後援会費・保険料など。委託徴収金としている大学もあります。
※「実習費」「諸会費」の欄で「―」と示したものは、『学部・学科・専攻により異なり、特定できない場合、または未定であること』を示します。 備考に記載している場合もあります。

入学時最小限納入金

入学時までに必要な納入金。私立大学については納入方法も参照してください。原則として一般入試の1次募集について示しました。2次募集や推薦入試は一括納入のところもあります。

私立大学の入学時最小限納入金の納入方法

一括…一括納入方式。主に、入学手続き時に「入学時最小限納入金」を一括で納入します。

2段…1次と2次の2回に分ける2段階方式。主に、入学手続きが1次と2次に分かれ、1次手続きでは入学金(相当額)を、2次手続きで残額(前期授業料や施設費など)を納めます。

延納…手続き等により延納できる場合。

その他…その他の方式。

未定…納入方法が未定の場合。

学費の返還について

現在、私立大学の一般入試(共通テスト利用入試を含む)合格者については、やむを得ない事情により入学を辞退する場合など、大学が定める所定の期日まで(3月31日までのところが多い)に大学に申請をすれば、原則、入学金以外の納入金は返還されます。ただし、詳細は各大学によってさまざまです。また、一般入試以外では、異なる事情も多くあります。各大学の募集要項などで必ず最終確認してください。

保険料について

保険料は特に指定のない場合、学生教育研究災害傷害保険を示します。

公立大学の学費について

公立大学のほとんどは、入学者等の住所(県内外、市内外等)によって入学金等が異なります。 入学者の住所について、地域内(県内、市内等)の場合は「入学する本人または本人の配偶者もしくは一親等の尊属(扶養者)が、各大学の指定する日の1年前から引き続きその地域内に住所を有する者」というケースが多く見られます。 また、大学の指定する日は、3月1日、4月1日、9月30日、合格発表日など、大学によりさまざまです。

詳細は必ず各大学の募集要項で確認してください。 ※公立大学の学費は都道府県等の議会で決定されるため、改定があった場合は改定後の金額が適用されます。

国立大学の学費について

国立大学の入学金および授業料は、文部科学省の決めた標準額20%増を限度に各国立大学法人が決定することになっています。
標準額と異なる大学以外は、2024年度の「標準額(予定)」を表記しています。

基本的に必要な学費は入学金と授業料ですが、そのほかに諸費用(学友会費や学会費、学生教育研究災害傷害保険料、実習費など)が必要になる場合があります。諸費用の取り扱いについては大学によって異なりますので、必ず募集要項等を確認してください。