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【昭和大学・合格体験記】難問が解けるよりも、基礎に穴がないことの方が何百倍も大事!!

  • 【医学部合格体験記】志望校選定の理由と『苦手科目の征服法』

昭和大学・医学部に合格・入学した先輩(F・Rさん)の志望校選定の理由と『苦手科目の征服法』


昭和大学 医学部  [入試種別:一般入試]
F・Rさん
女子 (出身高校:白百合学園高校 /2015年卒)

他に受験した大学:東邦大学 医学部 医学科、東京医科大学 医学部 医学科、東京女子医科大学 医学部 医学科、日本大学 医学部 医学科)
第一志望:特になかった。強いて言えば都内の私立医学部に行きたかった。
第一志望を選んだ理由:医学部に行きたかったので受かったところに行こうとしか考えていなかった。
得意科目:化学
苦手科目:物理、数学


【学習内容・学習ポイント】

●受験勉強の本格的スタートは…?
 [現役時]:高校2年生の11月頃。
 [浪人時]:3月末(春期講習の開始)から。

●その時期、周りのクラスメイトと比べてどうでしたか?
 [現役時]
 数学の苦手意識が強かったので、数学はよく勉強していたと思う。しかし、いまいち受験勉強としての意識が弱く、他の科目とのバランスを意識しないで数学ばかりをやっていた。
 物理は公式を暗記していただけだったので、全く解けなかった。

 [浪人時]
 2月の末まで昭和大学の「II期」試験のために勉強していたので、あまり記憶が抜け落ちることなく春期から始めることができたと思う。一番基礎の問題を解いて、抜けているところを確認した。

●入試の受験科目の中で、苦手科目は?
 物理、数学。

●その「苦手」の克服法は?
 [物理]
 4月に浪人が始まった時には、ほぼゼロに近いところからのスタートだった。当時は公式だけ覚えて、その使い方が全くわかっていなかったので、なぜその公式が出てくるのかを先生に教えていただき、まず問題文を読んだ時に、今 何が起こっているのか把握し、説明できるようにした。把握した上で、問われているものを求めるためにどの公式を用いたらよいのかを考えた。
 また、同じ問題集(私は『良問の風』《河合出版》を使っていた)を予備校のテキスト以外にずっと解いていた。同じ問題集を何回も解くと、自分が前回つまずいた点を思い出すことで、今度はどこに着目すればいいのかがわかったり、同じ問題で何回もつまずくと、何がわかっていないのか再考することができたりするのでよかったと思う。
 全範囲を学んでからやっと「つながり」が見え、理解できるようになっていった。

 [数学]
 予備校のカリキュラムが、4月~7月までで基礎を定着させ、7・8月から習得した知識のアウトプットをするものだった。数学の「基礎の穴」は他の科目に比べるとまだ少なく、4~7月はついていけたが、7・8月からのアウトプットは非常に苦手だった。
 授業で解説を受ける中で、どの知識を使うのかのヒントとなる部分を問題から見つける練習をしたり、最初の着眼点から最終的に求めるものにたどり着くためのプロセスを学んだ。

●予備校・塾は利用しましたか?
 利用した。

●利用した理由は?
 現役時も浪人時も、自己管理がとても苦手だったので、カリキュラムが組まれている中で勉強した方がいいと思ったから。
 現役時は夏期講習等で普段のペースが乱れ、自習が授業に追いつかなかったが、浪人時は自習の時間が多かったので、苦手科目・苦手分野に繰り返し取り組めたと思う。

●「模擬試験」の活用法で後輩・受験生にオススメしたいことは?
 模試で解けた問題はどうでもいいので、できなかった問題の類題を普段自分が使っている問題集から探して解いていた。
 私は物理が特に苦手で、苦手な分野が出ると大問一つまるまる落とすことがよくあったので、同じ分野の基本問題から解き直していた。
 次の日に解き直しをして理解しても、私の場合は1か月後には「無」になっていることもしばしばあったので、忘れた頃に引っ張り出してやると、忘れにくくなると思う。判定がひど過ぎて落ち込んでいたが、判定は「意外とあてにならない」と思うので、模試の成績表の「多角形グラフ」を見て、できていない分野を確認後、その分野をたくさんやるといいと思う。

●受験期の4月~7月(夏休み前まで)は、どんな勉強をしましたか?
 [現役時]
 4月~7月に基礎固めをしていた。しかし、英語と数学しか勉強していなかった。
 英語は予備校で授業を取っていなかったので、自分で『TARGET』と『ネクステ』を暇な時に開いて覚え、長文は問題集を買って解いていた。
 数学は予備校の授業に合わせて進め、苦手な範囲は『チャート式』を用いて演習量を増やしていた。

 [浪人時]
 とにかく物理ができなかったので、4月~7月は「公式がなぜそう出てくるのか」「問題を見た時に、まず何に着目すればいいのか」を教えてもらっていた。
 化学・数学・英語は、予備校のテキストが基礎問題の定着を図るものだったので、自分の穴を見つけると共に、少し余裕のある時は、高校3年の時に使っていた問題集の演習問題を解くなどしていた。


◆大学選びのポイントとして後輩・受験生に伝えたいことは?
 [現役時]
 研究に進みたかったので、国立大学を志望していた。私が興味を持っていた研究に力を入れている大学を志望した。

 [浪人時]
 現役時にセンターと一般の勉強を両立できず、大学に入れば学びたい分野も変わると思ったので、センターを受けず、私立大専願にした。
 私はこの時、無理に手を広げず絞ってよかったと思う。私は医学部に行きたかったので、受かったところに行こうと、片っ端から私立大医学部を受けた。
 学費はもちろんだが、進級の厳しさも大学ごとに異なるので、留年率・国家試験合格率は確認した方がいいと思う。

◆高校1・2年生のうちに「やっておけば良かった」というものは?
 高校2年生の夏から基礎を見直して、高2が終わるまでに全範囲の基礎内容を定着させておくべきだったと思う。
 私は基礎がガタガタのまま高3に突入し、穴を埋められないまま浪人したので、演習に入るより前に基礎を建て直し、固めることが大事であることを痛感した。難しい問題が解けるよりも、基礎に穴がないことの方が何百倍も大事!! 基礎に穴があると、私の「物理」がそうだったのだが、いつまで経っても伸びない。


この記事で取り上げた大学

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