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【一橋大学・合格体験記≪夏≫】過去問で不足点を把握。課題を日割りにして各教科バランスよく学習

  • 【合格体験記】夏休みの学習“先輩たちの軌跡”
  • [2017/7/25]

一橋大学 商学部 1年 S・Sさん

愛知県立一宮高校 2017年卒業 男子

夏の目標設定

 1・2年時に全く勉強をしてこなかったので、高3の1学期から頑張ってきましたが、基礎力が足りない状態でした。そのため基礎固めを重視した計画を立てました。夏休み中頃に一橋大の過去問を全科目1年分解きましたが手も足も出ず、土台となる力の不足を再認識しました。計画は「この日はこの科目!」と限定するのではなく、それぞれの教材をいつまでに仕上げるかを決め、その日までの日数で割って、毎日少しずつバランスよく取り組むようにしました。また、塾などへは行っていなかったため、学校の補習の予習・復習を重視しました。

夏の学習 教科別の時間配分


【夏休み・3つのポイント】
その1:夏の学習の軌跡

国語 古文・漢文

重要文法の理解を徹底。同時に記述問題中心の演習

 個別試験ではあまり出題されませんが、センター試験では必要だったため、基礎を身につけることを重視した計画を立て勉強に取り組みました。また、古文・漢文とも重要な文法事項などがまだ理解できていなかったため、単語帳や文法帳を利用して学習を進めていきました。センター試験対策としては、記述式の問題ができれば選択式もできると考え、記述式の問題集を用いて演習問題を数多く解いていきました。
 よく出題される傍線部訳の問題などは、逐語訳を意識して、一語一語しっかり、ていねいに読むことで、文の意味を正確にとらえられるように取り組みました。

数学

学校の問題集で基礎増強。過去問は粘り強く考え抜く

 一橋大の数学は難易度が高く、夏休みの段階では太刀打ちできませんでした。そのため授業で使用した問題集を再度解き直し、わからない問題を何度も繰り返すことで基礎力の増強に努めました。一橋大の問題には複合問題が多く、夏休みにそれぞれの単元の基礎を身につけたことが、2学期以降の学習を効率的に進められた要因になりました。また、わからない問題があってもすぐに答えを見ず、「あと5分粘ってみよう」とあの手この手を試してみる勉強方法をとりました。これにより入試本番で解答を書く手が止まっても、多様な方向から考え直して解答を導き出す力を身につけられました。

世界史

出来事の因果関係を理解するため教科書を精読

 論述問題を解くためには、歴史の流れを理解して出来事の因果関係を把握することが必要です。そのために私が行ったのは、空いている時間を利用して教科書の精読を何度も行うことでした。同時に、過去問演習を少しずつ行い、自分で書いたものを学校の先生に添削してもらうようにしました。また同じ大学を目指す友人と答案を交換し、議論し合うことで理解を深めました。市販の過去問にも模範解答は付いていましたが、それは予備校の先生などが書いたもので、実際の合格解答ではないため、その解答をそのまま暗記することはせず、利用は、知識を深めるためだけにしました。

英語

1日1長文を解くことで単語の類推力を高めた

 英語は圧倒的な苦手科目でした。単語力がないことが、その原因とわかっていたので、毎晩寝る前に単語帳を開いて単語力の増強を目指しました。また、学校の補習などがない時も1日1長文を目標に長文読解の演習を行いました。この時わからない単語があっても、すぐに辞書を開くのではなく、最後まで読み通して、問題を解き終えた後で調べるようにました。これにより単語の意味を予測する力を鍛えました。長文内で出てきた単語・熟語は、その都度覚えることを徹底しました。また、教材付属のCDを利用してシャドーイングなどを毎日行い、速く読む力やリスニング力などをつけました。

【夏休み・3つのポイント】
その2:夏の学習を振り返って

ここが大事! 夏の学習

・一度やっただけで終わらせない。問題演習復習が命!
焦り何より禁物。休む時は思い切って休もう!
・周りの人に左右されず、自分が決めたことをやり抜こう

夏の学習 アドバイス

 夏休み前の段階で、勉強をする習慣や1日の勉強のサイクルが確立していない人は、夏休みに入ってもしっかりした勉強時間を確保するのが辛くなってしまうと思います。だからこそ、夏休みまでに自分の勉強スタイルをしっかり確立しておくことが大切です。夏休みが終わるまでに基礎固めを終わらせておくと、秋からの演習をより効率的に進めることができますので、まずはしっかり基礎を身につけることが大事だと思います。周りの人がガンガン過去問を解いているからといって、それを気にする必要はありません。周りに左右されず、秋以降を見据えて自分が立てた計画を信じて、今一番やらなければならないと思うことを貫いてください。なかなか成果が出ず焦りを感じることが多いかも知れませんが、夏に身につけたことは必ず2学期からの学習に役立っていくと思うので、気持ちを強く持って頑張ってください。


夏の目標 達成度・・・80%


夏休みを振り返って

 夏休み中に英単語をマスターするつもりでしたが、中途半端なまま終わってしまいました。原因は単語帳を2冊同時に進めたことだと思います。2冊ともどっちつかずになってしまい、やり終えたという達成感を感じられずに終わってしまいました。他の教材も同様で、色々手を出しすぎて中途半端になってしまったものがいくつもありました。あまり欲張っても人間の処理能力には限界があります。これはというものを一つ選び、終わったら次というように、一つずつ片付けていくべきだったと思います。


夏から2学期への学習戦略
2学期へ!

 2学期になって、基礎重視から演習重視へと移行し、過去問研究にも取り組むようになりました。とくに英語や数学では授業で行った演習の復習を徹底するように心がけました。
 入試まで時間が足りないと意識するようになってから、生活面の無駄を省こうと、夕食と入浴を合わせて1時間で済まそうとした時期もありましたが、メンタル面で辛く感じました。焦りなどが出てくるのは仕方ないですが、やはり休む時にはしっかり休むべきだと思います。模試も、秋に受けた一橋大の模試は散々な結果でした。しかし、そこで負けずに、今後何をすべきかを分析し、それを実行しようとしたことが次のレベルアップにつながったと思います。


【夏休み・3つのポイント】
その3:夏の生活スタイル!

1日のスケジュール

夏休みの過ごし方

 家で勉強しても、やる気が出ず、誘惑も多いので、なるべく学校や図書館などの公共施設に勉強しに行くようにしました。一緒に同じ目標に向かって勉強している仲間の姿を見て刺激を受けつつ、休憩時間には一緒に何気ない話を交わすことでとても気持ちが楽になりました。
 朝起きるのに失敗すると、勉強時間が減るだけでなく、その日1日のやる気もかなり削がれます。そういうことのないよう、補習などがない時でも学校へ行っている時と同じような生活リズムを維持するように気をつけました。

1日の平均学習時間(夏休み)・・・11時間

私の息抜き時間

 友だちと遊ぶ日を決めておき、その時は盛大に遊び、勉強は全くしませんでした。自習中に睡魔に襲われた時は、10分のタイマーをかけて潔く寝ました。10分なら夜の睡眠にも影響しないし、頭もスッキリします! また自主学習の合間にコンビニにアイスコーヒーを買いに行くのも毎日の楽しみにしていました。

夏の思い出

 9月に体育祭があり、応援のダンスの練習などで疲れて勉強できないこともありましたが、思い出に深く残りましたし、終わった後の達成感が爽快でした。また、志望校のオープンキャンパスに初めて参加して実際に大学を見て、絶対にここに行きたいと強く思いました。その後、東京をプチ観光できたのもよい思い出です。

この記事は「螢雪時代(2017年8月号)」より転載いたしました。

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