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【京都府立大学・合格体験記】模試で苦手分野を見定めて、そこを毎日こつこつと重点対策

  • 【難関大合格者体験記】苦手克服への道!
  • [2017/6/29]

京都府立大学 文学部 欧米言語文化学科 1年 O・Tさん【文系】

広島県立尾道東高校(2017年卒) 男子

センター試験結果:
国語 174点、日本史B 86点、倫理、政治・経済 59点、数学I・A 56点、数学II 37点、地学基礎 19点、生物基礎 45点、英語(筆記) 188点、英語(リスニング) 44点


苦手・弱点を自己分析(高3の1学期時点)

学習不足が模試結果に表れ、危機感から目標を設定して実行

 高3の1学期はまだサッカーと生徒会活動をしていたため、日々の学習時間は多くて1時間(ほとんどが課題や次の日の予習)でした。得意だった英語以外は学習時間・演習量ともに少なく、毎日出される課題や予習をする程度でした。また、高2までの知識も確実には定着しておらず、どちらかといえば周りより遅れていました。土日には練習や試合があり、その後は疲れもあり課題提出が遅れがちでした。
 模試の結果を見てさすがに「これではいけない」と思い、空いた時間で暗記したり、先生にわからないことを聞きに職員室に行ったりしました。また、クラブとクラスが同じで、学力・勉強時間が自分に近い友人と、「1日にこれだけはやろう」「今月は単語帳を一通りしよう」と共通の目標を決めそれを実行しました。

苦手科目 克服に向けて

国語:かなり苦手

苦手の理由

 現代文は、評論・小説ともに読むスピードが遅いために問題を解くのに時間がかかり、筆者が何を伝えようとしているのかがまったくわかりませんでした。「日本語だから余裕でできるだろう」と甘く考えていたことも理由です。古典は基本知識がほとんどなく、古文も漢文もまったくと言ってよいほど読めませんでした。そのため、定期テストでも模試でも古典はできないと思うようになってしまったのです。


克服法

評論と小説を幅広く読み、語彙力・漢字力を高め、古典は単語や句形を覚えた

 現代文は、語彙力・漢字力を増やすために6月頃から11月頃まで評論と小説を幅広く読みました。また、長文問題を速く解くために教科書の本文や課題のワークを時間を測って解きました。古典は、古文の単語、助動詞、漢文の句形を毎日少しずつ電車の中で覚えたり、塾の先生にテストをしてもらったりして基礎を固め、学校の授業の小テストでは満点をとることを目標にしました。すぐに結果は出ませんでしたが、わからなかったり間違えたりした単語などは、その日のうちに確実に覚えるようにしたことで徐々に力がついていったと思います。

重点対策時期:高3の7~1月
手ごたえ実感:センター試験後
1学期の平均的成績:マーク模試…108/200点

日本史:やや苦手

苦手の理由

 日本史は高2から勉強し始めたのですが、年号や漢字など覚えることが多くつい後回しにしてしまいました。高3になっても基礎ができていないため新しい内容を一から習い始めなければならず嫌気がさすようになりました。それでも少しずつ続けることで力もつき、定期テストでは7割から8割弱とれるようになりました。しかし、模擬試験では全然成績が伸びず苦手意識は除けませんでした。


克服法

毎日取り組むようにして、教科書は何度も読み込む。校内1位という目標設定も

 5月、6月の模試の結果を見て、そろそろ本気で取り組まないとまずいという危機感が芽生えました。教科書や資料集をぼろぼろになるくらいまで読み、模試の解き直しをしたり、市販の問題集を解いたりして、毎日必ず日本史に取り組むようにしました。「定期テスト、模試ともに校内1位をとる!」という目標を立て、苦手だった暗記を克服するためにクラスの友人と問題を出し合うようにし、間違えた問題は必ず覚えるようにしました。10月頃は、どんなに疲れていても日本史をしないと気が済まないと感じるまでになりました。

重点対策時期:高3の6~2月
手ごたえ実感:高3の8~9月
1学期の平均的成績:マーク模試…52/100点

受験生へアドバイス!

今後、苦手対策をどう進めるか?

どの分野が弱点なのかを分析。苦手とわかったらすぐ対策!

 苦手科目は後回しにしがちです。しかし後になればなるほど克服は困難になります。全体が俯瞰できる得意科目に比べ、苦手科目は、全体をつかんでいないため、どこを覚えていかなければならないかを簡単にはつかめません。全体がわかれば苦手意識は取り除くことができますが、それには時間がかかります。ですから「苦手」ということがわかったら、できるだけ早く、今からでもすぐに始めることが大事です。
 私がそのためにお勧めしたいのが、模試の設問別成績欄をじっくり読むことです。そこにはどの科目・どの分野が弱点なのかが書いてあります。しっかり読んでそこを重点的に学習することです。模試の問題を解答例などを踏まえて解き直し、間違えた部分を参考書や問題集で確認します。焦らずにじっくり、こつこつ毎日やることが大事です。夏休みなどの短期間にこれらをやり切れば秋からの自信につながります。


私の苦手克服ツールを紹介!

単語帳や一問一答集などで、空き時間を有効活用した

 英単語帳や古文単語帳、一問一答集などが有効です。私はこれらをカバンの取り出しやすいところやポケットに入れ、時間が空いた時や通学途中の電車の中でいつも見ていました。また、間違えた回数や関連する情報などを書き込んだり、授業や補習などで先生が言っていたことを書き込んだりすることで自分だけのオリジナルツールにもなります。受験勉強は「時間との勝負」です。日常生活の中で時間を見つけ無駄なく有効に活用するためにもこれらのツールは役にたちます。



まだ成績が伸びない受験生へメッセージ

 夏休み前のこの時期まだ焦る必要はまったくありません。また、周り人の成績がどうこうなんて気にする必要もありません。しかし、誰にも負けたくないと思う気持ちやライバルを持つこと、目標を持つことは大切です。自分なりの方法を見つけて自分のペースでやっていくこと、つまずいたら先生や先輩に相談することを頭において、あきらめず、自分を信じて精一杯最後まで頑張ってください。


この記事は「螢雪時代(2017年7月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・11月号

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