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【横浜国立大学・合格体験記】問題集を解き直して、答えに至る過程を理解する

  • 【難関大合格者体験記】苦手克服への道!
  • [2017/6/28]

横浜国立大学 理工学部 機械・材料・海洋系学科 1年 S・Rさん【理系】

神奈川県立横浜翠嵐高校(2017年卒) 女子

センター試験結果:
国語 155点、地理B 76点、数学I・A 88点、数学II・B 88点、化学 77点、物理 86点、英語(筆記) 178点、英語(リスニング) 42点


苦手・弱点を自己分析(高3の1学期時点)

勉強時間が少なく、基本的知識が欠けていた

 高2まではあまり勉強をしていなくて、基本知識で知らないことがたくさんありました。特に、化学と物理、地理は、教科書レベルの基本問題も理解できていませんでした。これらの科目は学んだ期間が短いこともあり、残された期間で間に合うかと焦り、「捨て教科」にしようと思ったほど。しかし、現役生の地歴・理科はやれば必ず伸びると聞き頑張ることにしました。
 私がまずしたのは学習時間を増やすことでした。学校帰りに塾の自習室に通う習慣ができたのが、結果的に合格への一番の鍵となったと思います。そこで取り組んだのは、地歴・理科を基礎からやり直すことでした。教科書の最初のページから読み直し、内容の理解ができたことで解ける問題が大幅に増えました。それをモチベーションに頑張ることができました。

苦手科目 克服に向けて

数学:やや苦手

苦手の理由

 高3の5月頃に、高校の授業を少し先取りして数学Ⅲの基本的な微積分の計算はできるようにしていたので、初めのうちは余裕がありました。そのため油断をしてしまい、成績を伸ばすことができませんでした。その結果、記述模試などの応用問題が解けなくなってしまい、成績も合格するには微妙な状態が続くようになりました。また、複素数も、微積より出題率が低いということで後回しにした結果、苦手になってしまいました。


克服法

多くの大学の過去問で記述式問題に取り組み、応用力をつけた

 応用問題を克服するために、志望校の問題だけでなく、私立の問題から東大の問題まで、多くの過去問に取り組みました。いろいろな問題パターンに慣れれば応用力が養えると考えたためです。そうは言っても、難しい問題はなかなか解けませんから、ある程度考えてできなかったら解説をよく読み、なぜそのような解法をするのかを毎回考えました。また、どのような問題でも必ず記述式で解答し、それを学校の先生や塾の先生に添削してもらいました。そのやり取りが大きな自信につながりました。

重点対策時期:高3の10~11月、センター後
手ごたえ実感:入試直前
1学期の平均的成績:記述模試…114/200点

化学:かなり苦手

苦手の理由

 私は暗記をすることがとても嫌いで苦手でした。無機化学は特に覚えることが多く、基本的知識が自分にないため太刀打ちできませんでした。有機化学も同じで、覚えるべき新たな事項があり過ぎて、それを消化できずに苦手意識がずるずると続きました。また、理論化学は計算だけはできたものの内容の深いところは理解できておらず、このままではだめと感じていました。また、学校で購入した問題集が自分に合わなかったのも大きかったと思います。


克服法

初めから問題を解き直し、その後、知識を体系的にまとめて理解を深めた

 理論化学は、塾の先生に勧められた問題集を最初から一つひとつ丁寧に解きました。何が問題なのか、どのように解答すべきなのかを理解するよう努めました。無機化学は、基礎知識を補うために、教科書を何度も読み返しました。有機化学は、体系的に理解するために、芳香族化合物までと高分子化合物以降の二つに分けて大きめの紙のシートにまとめました。これをしたことで有機化学の全体の体系がつかめるようになり、理解が深まったと感じました。

重点対策時期:高3の8~10月
手ごたえ実感:12月センター直前
1学期の平均的成績:記述模試…57/100点

受験生へアドバイス!

今後、苦手対策をどう進めるか?

基本問題がほぼ解けるように、夏休み中に基礎固めを

 どの科目も夏までに基礎固めは終わらせて、夏休みには問題演習に取り組むというのが受験勉強の理想であり王道です。しかし、理想どおりにいかないのが受験勉強です。現実は、直前期になればなるほど時間がなくなり、苦手科目に余裕を持って取り組むことが難しくなります。ですから苦手科目については、夏休みが終わるまでに、基本問題がほぼ解けるようになることを目標に、教科書、問題集などで基礎固めをするべきです。もちろん時間は限られていますから、何をすべきか科目や範囲などに優先順位をつけることも必要です。
 理系の人の文系科目などセンター試験だけで必要な科目も苦手になりやすいのですが、ひたすら過去問を解くことで対策が可能です。


学力の“穴”をどう見つけるか

模試でできなかった問題を分析して、そこを一から補強

 苦手科目といっても、どこができないのかがわからないほど極端に苦手な科目は、一から徹底的にやった方がよいと思います。最初がわからないと次がわからず、全体がわからないというふうに負の連鎖に陥ってしまうからです。
 苦手ではあってもそこまでではない科目は、どの分野の問題ができないのかを分析して、そこを集中的にやることで効率のよい勉強ができます。この勉強法で役立つのが模試です。模試を受験したら受けっぱなしにしないで解答例や設問別成績欄を見て必ず復習するようにしてください。復習することで、自分はどこが弱く、どこを理解すれば成績が伸びるかがわかり、以後の勉強の指針になります。



まだ成績が伸びない受験生へメッセージ

 苦手科目は誰にでもありますが、それにしっかりと向き合うことが大切です。真剣に向き合うことで、苦手にしたのは不向きだったのではなく、学習の仕方が悪かっただけだと気づくはずです。入試は勉強してきた範囲から出されるのだから誰でもできると思うことです。目標を高く持ってください。そしてそれをモチベーションにすれば学力は必ず伸びます。悔いのないよう頑張ってください!


この記事は「螢雪時代(2017年7月号)」より転載いたしました。

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