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毎日志望校の過去問を解いて出題内容を徹底的に分析し、ノートにまとめてインプット(東京外国語大学合格者)

  • 【合格体験記】2次記述問題解法レクチャー
  • [2017/1/27]

東京外国語大学 国際社会学部 南アジア地域 /ヒンディー語 1年 Y・Yさん

2016年入学
愛媛県立宇和島南中等教育学校  2016年卒 女子
2016年入学大学の入試科目:日本史、英語
志望校の過去問演習量:7年分
志望校の2次対策の本格開始時期:10月
センター試験の結果:729点/900点満点


センター試験後の学習戦略!

 センター試験は、ほぼ予想通りの得点でした。当初は国際社会学部のアフリカ地域を志望していましたが、直前の記述模試が悪かったので「自分に浪人する覚悟はあるのか」「これから学力をどれだけ伸ばせるか」を自問自答。その結論として志望を下げ、南アジア地域での受験を決めました。2月前半までは、併願の私立大の英語、日本史をメインに進めました。また、リスニングと長文対策には毎日時間をとりました。私立大受験後は、東京外国語大の過去問を毎日解いては分析。日本史は過去問が少なかったため、似た傾向の大学の過去問を解いていました。


英語

記述問題:解答のポイントをレクチャー

長文問題の演習方法

 単語のレベルは難関私立大の入試のものよりも難しくはないですが、記述量が大変多いです。そのため、問われているポイントをしっかり押さえて記述することが重要です。はじめ私は、むやみやたらに問題をこなしていたため、点につながるポイントを押さえた記述がなかなかできませんでした。それを反省して、過去問の模範解答を分析。何をもとに解答が構成されているのかを考えました。長文のコピーをとり、線を引いたり、キーワードや接続詞を囲んだりして、問題や解答の作られ方をつかもうとしました。また、その押さえたポイントを何度も確認して理解するために、3年分ほどは同じ問題を3回以上解き直しました。

穴埋め問題の演習方法

 私はこの問題が苦手でした。解き始めた頃は、わずかしか得点できない状態で…。そこで長文対策と同様に、コピーを取ってどこに目をつけて解答を導けばよいのかを分析しました。また、穴埋め問題はできるだけ短い時間(25分以内には)で解かなければ、ほかの問題に十分な時間が割くことができません。私は問題形式に慣れるために、ずいぶんと前の東京外国語大の問題や慶應義塾大の問題にもチャレンジしました。

リスニングの演習方法

 本番のような長い、スピードの速いもので対策しようとしても、なかなか集中が続かず、継続も難しかったです。そのため、BBCなど自分の関心あるものを通学時間に毎日聞いて、シャドーイングを行ったり、その内容をまとめたりしました。時には、まとまった時間をとって、問題演習を行っていました。

ライティングの演習方法

 過去問や他大学の過去問を解いては、英語の先生に添削をお願いしていました。難しい表現を使えるようになろうとするのではなく、容易な表現でよいのでミスを減らすことが大切です。

東京外国語大学 国際社会学部
英語/試験のポイント

 入試のリスニングの音声は対策のしようがないほどに音質が悪かったです。日頃から、多少音質の悪いラジオなどを聞いておくことも大切だと思いました。とくに本番はイヤホンではないので、日頃イヤホンでしか練習していないのは危険です。実際の時間に合せて時間配分を決めておくと、焦らずに解答できます。確実に点を取るための戦略を立てておきましょう。



受験生へメンタルアドバイス!

燃え尽き感、気の緩みの対処

 センター試験がうまくいって、ほぼ予想通りの点をとることができましたので、正直、少し気の緩みがありました。そのため、併願校の対策にやる気があまり起こらず、悲惨な結果を招いてしまいました。その後、ほぼ毎日不安で涙する日々で、併願校の結果は私のメンタルに大きく影響しました。

不安・プレッシャーの対処

 高校に行って、過去問をしっかり解いて分析し、家ではゆっくり休むというリズムを徹底していました。その1か月だけで分析ノートは2冊になっており、「これだけ分析したのだから」と本番の自信につながりました。泣いても笑っても試験はやってきます。「やれるだけやってみよう!」と毎日努力を積み重ねていると、それが自信にもつながります。



日本史

記述問題:解答のポイントをレクチャー

センター試験後の対策

 まだ過去問が少ないのですが東京外国語大の日本史に関して言えば、センター試験の基礎知識が十分に身についていれば問題なく解けると思います。しかし、センター試験から1か月もあるので、基礎知識の反復をきちんとしていないと、簡単な事柄の知識でさえ本番で出てこなくなる可能性があり、注意が必要です。

演習方法

 センター対策で使ったもので構わないので、毎日最低でも1時間は日本史の基礎知識を確認する時間をとることをオススメします。また、論述問題については、筑波大、京都大、新潟大(この大学の問題がとくに似ていました)の過去問を研究しました。そうして見えてきた狙われやすい分野や、女性史、文学史、戦争の流れなどをテーマに沿ってノートにまとめるようにしていました。そのうちのひとつが2次試験本番で出題されて嬉しかったのを覚えています。

記述問題の注意点

 限られた文字数でいかにしてキーワードを盛り込むかが大切です。そのため、文字数に合わせた書き方を押さえておくとよいと思います。私は記述問題が多く載っている問題集を解いて、問題の問い方によって「解答に必要な情報が何か」を的確にとらえる練習をしていました。

アドバイス

 センター試験より難しい内容が出題されることは確かですが、基本問題ももちろん出題されます。基本問題で確実に点をとり、プラスαで差をつけることで、合格をつかむことができます。センター試験と同様でも構わないので、基本事項を毎日確認し、漢字や綴りミスを減らすために、書いて覚える習慣をつけることをオススメします。この時期、細かいことを覚えようとしたり、難しい記述問題に取り組んだりすることも大事ですが、基本事項がベースになることは忘れてはいけないと思います。

東京外国語大学 国際社会学部
日本史/試験のポイント

 過去問がまだ少ないので傾向を見極めるのが難しいのですが、へんにヤマをはらず、さまざまな分野の基礎知識を押さえることです。テーマ史の論述はしっかりやっておくことが大切です。私は、テーマ史を押さえるために、1冊問題集を解きました。論述とはいえ、重要用語の抜けは許されないので、しっかり書いて覚える癖をつけておくとよいと思います。



受験生へ応援メッセージ!

 併願校の入試で思うように力が出せず、2次試験1週間前は、毎日不安で押しつぶされそうでした。それでも、毎日しっかり過去問分析を行ったことが合格につながったと思います。受験ですべてが順調にいくことはあまりありません。うまくいかない時こそ、何をするべきかを考え、日々やることを明確にしておくべきです。今の努力に無駄なものはありません。できることはすべてやってみてください。本番の自信につながります。

今の努力に無駄なものはない。
できることはすべてやろう!

この記事は「螢雪時代(2017年2月号)」より転載いたしました。

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