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[国立・理系]志望校の出題傾向を分析し、差がつく問題を徹底して対策(筑波大学合格者)

  • 【合格体験記】センター試験⇒国公立大2次へ!大公開!合格する追い込み学習法

センター試験が終わり、大学入試もいよいよ終盤戦へ。先輩たちはセンター試験自己採点結果を受けて2次出願をどう判断し、国公立大の2次試験突破をめざしてどう戦ったのか。残り少ない時間を有効に使うため、ぜひ参考にしてほしい。

筑波大学 医学群 医学類 N・Hさん

2016年入学
東京都・本郷高校 2015年卒 男子
得意科目:化学、英語
苦手科目:なし

前期試験
配点比率:[センター] 45 : [2次] 55
入試科目:(2次)数学、物理、化学、英語、面接

私の2次試験対策!

数学

減点なく、部分点もしっかり
もらえるような解答をめざす

 近年は易化が続き、かなりの高得点が求められると考え、時間内にしっかり取り切る必要があると感じました。ゆえに、絶対に試験中に解き戻すことがないようにていねいに計算を書き、解答用紙も減点がないように、しっかりとした説明をしました。それでも解けない問題や時間が足りなさそうな問題に対しては、解答の方針のみを書いて、部分点を狙いました。

化学

過去問で論述問題を解き
よく出るものをまとめておく

 有機化学を中心に平易な問題から標準的な問題が出る傾向にあると考えたので、そこまで点差がつかないと思いました。差がつくとしたら計算問題と論述問題です。論述問題は過去問すべての問題に取り組みました。よく出る論述問題がどれかは過去問を解いているとわかったので、まとめて試験前に見直しました。

物理

問題演習の際にしっかりと
考察することが重要

 定義や本質を理解し、その知識を使い、どのような物理現象が起こるのかといったことを考えることが必要な問題が出ることが多いと思います。日ごろから問題演習の時にしっかり考察することが重要だと思います。過去問には2年分取り組み、自分の苦手な分野の問題や、しっかりとした考察が求められる問題を問題集から選んで解きました。

英語

和訳や説明問題を中心に
ていねいに過去問演習する

 過去問を3年分解きました。和訳や説明問題での減点がほかの人との差になると考えて、塾の先生に和訳の添削などをしてもらいました。また、このような問題では時間も余るので、ていねいに読むことを心がけて過去問演習に取り組みました。英作文に関しては、過去に書いた文章やそれに対する先生の添削を見直し、自分がどういうミスをするのかといったことを把握しておきました。

2次出願から試験対策へ!

合格の可能性を考え出願校を決定
 関東の国立大に出願したかったので、現代社会を選択したことも併せて、センター試験ができなかったら(85%くらい)群馬大に出願しようと考えていました。センター試験の結果がよかったら(90%以上)筑波大または横浜市立大に出願するつもりでした。センターリサーチの結果、筑波大も横浜市立大もB判定でした。そこで2次試験の問題を見たり、過去の合格平均点を見たりして、どちらのほうが合格の可能性が高いかを考え、筑波大を選択しました。私立大の医学部については、センター試験の前に出願を締め切っているところもあったので、センター試験結果に併願校は影響されていないと思います。センター試験利用入試で確実に受かったと思った大学は、一般入試の勉強にはセンター試験後取り組みませんでした。周囲の状況としては、センター試験で失敗して、どこの国立大に出願するかをかなり迷って、結局は私立大入試にかけるという人もいました。

センター試験の目標と結果

私のココロ・サポーター

 併願可能な近畿大医学部に合格していたので、すでに再び浪人するという緊張感は抱いていませんでした。不安解消に役立ったのは、自分のわからないことをまとめたノートだと思います。そこに自分の不安要素がすべて詰まっていたので、見返すことで不安は解消されました。自分をしっかり理解することが、不安の解消につながると思います。親が焦るのはよくありません。周りは暖かくサポートするべきだと思います。

主な併願結果

◆順天堂大学 医学部 医学科
○合格 … 一般入試 ※補欠合格

 私立大の中で第一志望だったので、しっかり過去問研究をしました。英語は時間が少なく問題量が多いのですが、配点が大きく、個々の問題の難易度は高くないので、英語でしっかり点数を取ることが重要です。自由英作文に対しては、10分150文字程度でしっかり練習しました。

◆昭和大学 医学部 医学科
○合格 … 一般入試 ※特待合格

 過去問演習は1年分しかやる時間がありませんでした。問題はほぼすべて基本的な問題なので、高得点が求められると思います。過去問も変わった問題はそこまで出ないので、過去問研究というよりも、日ごろの勉強を大事にするべきだと思います。

◆杏林大学 医学部 医学科
○合格 … 一般入試

 都内の私立大で最初に試験が行われる大学だったので、緊張しました。数学ではひらめきがないとなかなか解けない問題もあるので、そういう問題は捨て、簡単な問題を絶対に落とさないことが重要です。マーク形式なので、マークのずれがないかもしっかり確認しました。

◆東京慈恵会医科大学 医学部 医学科
×不合格 … 一般入試

 医学部の受験で失敗が許されるのは1科目まで。慈恵会医科大では、数学と物理の2科目を失敗してしまったので、一次試験で不合格になったと思います。物理は落ち着いて考えれば難しい問題設定を自分の知っていることに置き換えられるので、過去問などで演習を積むべきです。

この記事は「螢雪時代(2017年2月号)」より転載いたしました。

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