センター試験は国公立大のすべてと私立大の約9割が利用しているが、大学や学部・学科、入試方式などによって、センター試験と2次(個別)試験の配点のウエートはセンター試験のほうが2次試験より高かったり、低かったり、ほぼ同じであったりなど異なる。そうした配点ウエートのタイプに応じて、先輩たちはセンター試験までの60日間、どのように対策を進めていったのか、その体験談を教えていただいた。
[センター試験重視タイプ]平均点と出題範囲に注意しつつ、解答時間を意識して過去問を演習(秋田大学合格者)
[センター試験重視タイプ]問題演習と復習を繰り返し、足りない知識を埋めていく(長崎大学合格者)
[2次試験重視タイプ]素早く正確に解くことを目指し、まんべんなく全科目に取り組む(東京大学合格者)
[センター・2次試験均等配点タイプ]本番のシミュレーションを繰り返し、効率的に解く順番を見極める(大阪大学合格者)
[センター・2次試験均等配点タイプ]模試や過去問、予想問題を効果的に活用して苦手を潰す(首都大学東京合格者)
[私立大センター試験利用入試タイプ]過去問や予想問題パックを解いて、問題形式と解答スピードに慣れる(東京理科大学合格者)
[私立大センター試験利用入試タイプ]センター試験のみの科目と弱点分野に重点を置いて、ていねいに演習する(早稲田大学合格者)
この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。