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残り60日の戦い方 私立大センター試験利用入試タイプ(早稲田大学合格者)

  • 【合格体験記】[受験タイプ別]センター試験まで残り60日の戦い方
  • [2016/11/28]

センター試験は国公立大のすべてと私立大の約9割が利用しているが、大学や学部・学科、入試方式などによって、センター試験と2次(個別)試験の配点のウエートはセンター試験のほうが2次試験より高かったり、低かったり、ほぼ同じであったりなど異なる。そうした配点ウエートのタイプに応じて、先輩たちはセンター試験までの60日間、どのように対策を進めていったのか、その体験談を教えていただいた。


センター試験のみの科目と弱点分野に重点を置いて、ていねいに演習する

早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 I・Mさん

2016年入学
埼玉県・東京都立大泉高校 2016年卒 女子
得意科目:国語
苦手科目:数学
入学大学の配点比率:センター試験 25% 2次試験 75%

センター試験結果:
総合点 …793点/950点 得点率…83%
国語 173点/日本史B 84点/倫理、政治・経済 81点/数学Ⅰ・A 77点/数学Ⅱ・B 66点/化学基礎 40点/生物基礎 40点/英語(筆記)184点/英語(リスニング)48点

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◆「残り60日」で活躍したアイテム【ベスト3】
1位:過去問
過去問ほどよい教材はありません。 出題傾向をよく研究して、問題形式に慣れるようにしました。
2位:予想問題
感覚に慣れるため、 いくつかこなしました。本番と同じ時間、 同じ緊張感で解くことで、効果が上がりました。
3位:過去に受けた模試
数学と地歴、理科基礎の模試問題を復習。とくに理科基礎は解答集に要点がまとめられていたので、重宝しました。

《残り60日》センター・私立大独自対策はこう進めた!

センター試験のみの科目に
重点を置いて対策

 私の場合、もともと併願校としてのセンター試験利用入試対策であったため、国立大の2次試験対策と私立大の独自入試対策を並行して行っていました。ただし、国立大の対策としての延長にセンター試験があったので、気が抜けませんでした。12 月にはセンター試験対策にほぼ切り替え、理科基礎や倫理、政治・経済などセンター試験でしか使わない科目に重点を置きながら、私立大向けに日本史の細かい知識と、大きな時代背景を詰めていきました。
 模試はあまり結果が安定していなかったので、判定は気にせず、代わりにほかの人に比べて弱いとされた箇所を重点的に演習するようにしていました。この時期は、何をしていくか勉強スケジュールを大まかに立て、その予定に従いながら、毎日問題に触れるように努力していました。

 センター試験まで残り日数は少なかったのですが、必ず休み時間を入れるようにしました。誘惑が多いものの、「これだけやったら、これをしていい!」と自分の中で決めることで頑張れたと思います。だんだんと精神的に辛くなっていったのですが、友だちと毎日SNSでやりとりすることで、苦しいのは自分だけじゃないんだと励まされていました。

《科目別》私のセンター対策法

国語(古文)

わからない単語は
ノートにまとめて復習

 過去問と予想問題を解きながら、わからない単語やフレーズが出てきた場合は、それを単語帳などで見直してノートに書き写し、暇な時に見返すようにしていました。また、傍線部の意味を問われる問題が出てきた時は、時間をかけて傍線部を文法的に分解し、問題文の内容を吟味する練習をしていました。最終的にはそれをやらなくても傍線部の意味がわかるようになるまで行っていました。

倫理、政治・経済

知識の穴を埋め
独特の形式に慣れる

 倫理分野も、政治・経済分野も、今までの授業で配られたプリントを見返しながら知識の穴はないかを確認したのち、センター試験形式の問題を解くことに専念しました。センター試験の形式は独特で私にとってはすごくやりづらいものだったため、同じ問題を繰り返し解くことも行っていました。注意したのは、選択肢の内容とキーワードがあっているかを確認すること。どちらかが違えばそれは答えではないので、キーワードが入っているからといって早とちりして選択肢を選ばないように気をつけました。

数学

時間を計って解き
問題集で補強する

 苦手科目でした。とにかく時間が足りないのが問題だったので、時間を毎回計りながら解いて、そのあと時間をかけて改めて解き直すようにしました。わからない問題や最後まで答えに自力でたどり着けなかった問題は、チャート形式の問題集や今まで使っていた問題集でその分野が含まれるページの基礎問題を解くようにしていました。数学は解けるところを正確に解く練習を心がけました。

理科基礎

記述式を含め
問題集を解き直す

 授業でもらったプリント類を完璧に覚えるとともに、今まで使っていた理科基礎の問題集をもう一度、記述式を含めて勉強し直しました。記述式はセンター試験では必要ないのですが、文で説明することができなくては本当に理解しているとは言い難いと感じていたので、積極的にこなしました。あとは、今まで解いて間違えていた問題の復習と初見の問題を織り交ぜながら取り組んでいくことが大切だと思います。

英語

模試で失点の多い分野を
重点的にやりこむ

 今までの模試で、発音アクセントや文法、単語・熟語の領域で大幅に失点してしまっていたので、なるべくそのミスを減らせるように、問題集の熟語のページを何回も復習しました。しかし、発音のルールは基礎的なものしか暗記できず、センター試験のみ、しかも配点が低いので捨ててもほかで挽回できると踏んで、最終的には熟語と単語、文法を完璧にするつもりで、今まで使っていた文法書をやりこみました。

《科目別 私の私立大独自対策法》

【国語】

現代文と漢文は今までの演習で十分できそうだったので、古文に焦点を絞って勉強することにしました。古文はわからない単語があれば調べてノートに書き写し何度も復習、問題文は文法を確認しながらていねいに答えを探すというように、センター試験と同様の対策をしました。


【日本史】

美術史と年号がネックでした。そこで資料集を自分の目につくところに置き、暇さえあれば各時代の美術作品と作家や作者名をビジュアルと一緒に覚えるようにしました。


【英語】

過去問では知らない単語が多かったため、古文同様、わからない単語や言い回しをノートに書き写し、何度も見直して覚える練習をしました。また、長文を集中してかつ早く読めるように接続語を意識したり、文の大まかな意味を一文一文整理しながら読む練習もしました。

この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・10月号

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