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残り60日の戦い方 センター・2次試験均等配点タイプ(大阪大学合格者)

  • 【合格体験記】[受験タイプ別]センター試験まで残り60日の戦い方
  • [2016/11/22]

センター試験は国公立大のすべてと私立大の約9割が利用しているが、大学や学部・学科、入試方式などによって、センター試験と2次(個別)試験の配点のウエートはセンター試験のほうが2次試験より高かったり、低かったり、ほぼ同じであったりなど異なる。そうした配点ウエートのタイプに応じて、先輩たちはセンター試験までの60日間、どのように対策を進めていったのか、その体験談を教えていただいた。


本番のシミュレーションを繰り返し、効率的に解く順番を見極める

大阪大学 人間科学部 人間科学科  K・Yさん

2016年入学
千葉県立佐倉高校 2015年卒 男子
得意科目:世界史、公民、英語
苦手科目:数学、国語
入学大学の配点比率:センター試験 50% 2次試験 50%

センター試験結果:
総合点 …802点/950点 得点率…84%
国語 164点/世界史B 89点/倫理、政治・経済 86点/数学Ⅰ・A 83点/数学Ⅱ・B 66点/物理 80点/生物基礎 40点/地学基礎 50点/英語(筆記)188点/英語(リスニング)36点

記事画像

◆「残り60日」で活躍したアイテム【ベスト3】
1位:模試
予備校で受験した模試の解答を暗記するくらい解き直しました。見た瞬間に手が動くようになりました。
2位:予想問題
予備校の予想問題で時間配分や見切り戦略を立てました。本番でも適切な時間配分で解答できました。
3位:センター試験(数学)の過去問
センター試験の問題が2次試験レベルの問題をマーク化したものと気づき、急きょ対策しました。

《残り60日》センター・2次試験対策はこう進めた!

配点の高い科目を
重点的に対策する

 基本的にセンター試験の結果次第で受験校をすべて変更する予定だったので、ほぼすべての勉強を、センター試験のための勉強としました。とくに第一志望校の大阪大人間科学部で配点の高い理科と地歴・公民を重点的に対策しました。具体的には、今までに受けた模試の解き直しをひたすら続けました。また、センター試験本番のシミュレーション(センター試験本番の時間割に完全に合わせ2日間かけて実施。朝起きる時間や昼食のメニュー、初日終了時に採点しないなど、徹底的に本番に近づける努力をしました)を繰り返し、自分にとってもっとも効率的に解ける順番を何度も検討しました。

 この時期気をつけたことは、人と話すことです。学力以上に精神的にキツイ時期であったので、とりあえず誰かと毎日会話することを維持しました。浪人生の場合、孤立しがちなのでとくに大切です。また、シミュレーションは本番で失敗した時の気持ちの切り替えに大きく役立つと思います。より本番に近づけるため、友人何人かと集団でやればよかったと思いました。睡眠時間については、まったく気にしませんでしたが、睡眠不足が体調に響きやすい人は気をつける必要があります。

《科目別》私のセンター対策法

世界史B

正誤問題や並べ替え
問題をたくさん解く

 得意科目だったので、年号並び替え問題、正誤組み合わせ問題に対処することを目指しました。対策としては、自分で年表を作ってみたり、上智大などの過去問で正誤問題や並び替えの問題をとにかくたくさん解きました。公民科目とは違い、センター試験の問題を追試験含めて解くことは、現役生ならば有効だと思います。また、追加の対策として、世界史Aの過去問も解きました。

倫理、政治・経済

模試や予想問題を解き
広範な知識をつける

 倫理、政治・経済だけではなく、現代社会、政治・経済、倫理の模試や予想問題まで解くことで、より広範な知識を身につけるよう努力しました。政治・経済については、時事問題をインターネットで調べました。倫理、政治・経済は時期によって同じ問題でも正答が変わりうるので、最新の問題だけを解きました。余裕があるのであれば、過去問をさかのぼるのではなく、早稲田大など私立大の過去問を解いたほうが点数に結びつくと思います。

数学Ⅱ・B

模試の解き直しをして
解答スピードを上げる

 ベクトル、数列だけでなく、確率分布と統計的な推測まで模試の解き直しをして、解答スピード、問題の難易度を見分ける能力を高めました。2次試験に出題された類題などを探して解くことで、誘導なしで問題を解く力をつけました。また、本番より少ない50分で解答することでスピードを上げました。確率分布まで対策したことで、本番で難しい問題が出ても、落ち着いて対応できたので、よかったと思います。結果として2次試験対策にもなりました。

地学基礎

類題を集めた問題集や
資料集を積極的に活用

 高校時代十分な対策が取れなかったので、夏前から対策しました。12月頃には自分で暗記カードを作ったりしましたが、これは時間のわりに点数に結びつかなかった印象があります。それよりも過去のセンター試験から類題を集めた問題集を10周くらい解いたり、化石の写真問題に対応するため資料集を積極的に参照するほうがためになりました。予備校の予想問題集を何度も解きましたが、効果は大きかったです。

英語

昨年の追試験を
時間を計って解く

 センター試験の問題を何度も解き直すことはあえてせず、パック問題集を一度解き、あとは模試で間違えた問題の解き直しをしました。ただ昨年の追試験については時間を計って解きました。昨年の追試験が翌年の本試験の問題に反映されることが多いからです。とくに今までにない形式の問題が出題されていたら、気持ちの準備はしておくべき。なおリスニングも甘く見ず、しっかり対策しておくべきです。

《科目別 私の2次対策法》

【世界史】

数学の代わりに私立大の個別試験でのみ使用しました。センター試験後は一切対策しないと決めていたので、併願の私立大の過去問を何度も解き直しました。また、予備校で受験した模試も、漢字で書くところも含めて解き直しました。一問一答形式の問題集も使用しましたが、難関私立大受験者にはオススメです。


【数学】

1週間に1回模試の解き直しを行い、ほかの人に解き方を説明できるレベルにまで高めました。また、4月に購入した『数学Ⅱ・B標準問題精講』(旺文社)を、本番までに10回以上は解き直しました。


【英語】

模試の復習を行った以外には、それほど対策はしていません。予備校で毎週英作文を提出し添削してもらっていました。また、ミス防止のために文法の正誤問題集を何度も解き直しましたが、これは2次試験だけでなく私立大入試にも役立ちました。

この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・12月号

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