page_top

残り60日の戦い方 2次試験重視タイプ(東京大学合格者)

  • 【合格体験記】[受験タイプ別]センター試験まで残り60日の戦い方
  • [2016/11/17]

センター試験は国公立大のすべてと私立大の約9割が利用しているが、大学や学部・学科、入試方式などによって、センター試験と2次(個別)試験の配点のウエートはセンター試験のほうが2次試験より高かったり、低かったり、ほぼ同じであったりなど異なる。そうした配点ウエートのタイプに応じて、先輩たちはセンター試験までの60日間、どのように対策を進めていったのか、その体験談を教えていただいた。


素早く正確に解くことを目指し、まんべんなく全科目に取り組む

東京大学 文科三類 H・Tさん

2016年入学
埼玉県・開智高校 2016年卒 男子
得意科目:英語
苦手科目:数学
入学大学の配点比率:センター試験 20% 2次試験 80%

センター試験結果:
総合点 …842点/950点 得点率…89%
国語 168点/世界史B 91点/地理B 88点/数学Ⅰ・A 80点/数学Ⅱ・B 82点/生物基礎 43点/地学基礎 47点/英語(筆記)195点/英語(リスニング)48点

記事画像

◆「残り60日」で活躍したアイテム【ベスト3】
1位:センター試験形式の予想問題集
複数社の問題集を解いたので、予備校ごとに問題の特徴に気づき、できない分野があっても安心できました。
2位:単語帳と公式集
英単語帳や古文単語帳、数学の公式集を常に持ち歩きました。公式集はスピーディーに解くのに役立ちました。
3位:センター試験の過去問
実際に難しい過去問を解くことで、本番の問題が難しくても心が折れない強さを手に入れることができました。

《残り60日》センター・2次試験対策はこう進めた!

2次試験対策は短時間で
過去問の解き直しがメイン

 あくまでセンター試験対策を第一にやるべきと捉えていたので、2次試験対策は以前解いたことがある過去問の解き直しをメインにしました。2次試験対策にたくさんの時間を費やすことができなかったので、過去問の解き直しでは、解けなかった問題だけを何回も繰り返しました。また、記述模試の解き直しも行いました。判定結果があまりよくなかったので、復習する必要があると感じたからです。模試の解説は大変ていねいなので、あまり時間をかけなくても復習することができ、それでいて十分な2次試験対策となるのでオススメです。ちなみに私は勉強計画の中で特定の科目に勉強時間が偏りすぎないように工夫しました。得意科目ばかり、また苦手科目ばかり勉強して、他科目のできが悪くなっては元も子もないと思ったからです。

 センター試験まであと2か月ともなると、だいぶ精神的に滅入ってくることがあると思います。私も勉強を投げ出したくなる時が何度もありましたが、「あと2か月でセンター試験が終わる」とポジティブに考えることで何とか勉強を続けました。また、受験勉強にはある程度の休憩が必ず必要です。私は勉強の合間に音楽を聞いてストレスを解消するよう心がけました。

《科目別》私のセンター対策法

国語

知識をインプットし
古文・漢文を素早く解く

 素早く解くことが問われる試験だと考えていました。そこで自分は現代文に時間をかけられるように、古文・漢文を素早く解くことを目指しました。そのために、古文は単語や助動詞の意味を、漢文は句法や漢字の意味を徹底的に確認しました。古文・漢文は現代文と違い、知識があればあるほど解けるようになるので、より多くの知識を持っていることは、素早い問題解答につながります。

地理B

模擬試験を解いて
覚えるべきことを把握

 模擬試験を徹底的に解きました。世界史や日本史と違って覚えなければならないことがはっきりとはわからなかったので、模擬試験を解く中で何を覚えるべきかを把握しました。また、各種データの数値などの確認も行いました。主要国の人口と1人当たりの国内総生産を覚えるだけで随分と問題が解きやすくなったように感じられました。農作物や工業製品の生産上位国も頻出事項だと思ったので覚えました。

数学Ⅰ・A/Ⅱ・B

予想問題を正確かつ
ていねいに素早く解く

 ひたすら予想問題集を解きました。センター数学は正確さ、ていねいさ、素早さのすべてが問われる試験だと思っていたので、計算ミスをせず、それでいて速いスピードで計算できるように意識していました。問題の難易度自体はたいしたものではないので(本番の結果には表れていませんが…)、数をこなしているうちに問題に慣れていくはずです。間違えた箇所があったら念入りに復習しました。

英語

長文問題は文章の大意を
つかむ訓練をする

 自分の場合、英語は必ず制限時間内に解き終わることができていたので、素早さはあまり意識していませんでした。アクセントや発音問題については、問題集に付属していたCDを聞き、発音することで対策をしました。文法問題は今までに覚えてきた文法の確認を徹底的に行い、長文問題については素早さを多少意識しつつ、段落ごとの内容および文章の大意をつかむことができるように訓練しました。

《科目別 私の2次対策法》

【英語】

2次試験の過去問、模試の過去問を何回分も解きました。英作文と記述問題は高校の先生に添削してもらって、間違えた箇所は復習しました。また、過去問では聞いたこともない単語が長文中に現れることがあったので、せめて知っている単語の意味は確実に覚えておこうと思い、単語帳を暇さえあれば見ていました。2次試験にはリスニングも課されたのですが、その対策としては、何回も過去問を解くだけでなく、大切そうな内容や単語をメモする習慣をつけました。放送文が長かったので、その内容を耳で聞くだけでは理解しきれないと思ったからです。


【世界史】

短答問題で着実に点数が稼ぐことができるように、教科書レベルの基本単語の確認を念入りに行いました。また教科書で単語を確認する際には、同時に教科書の本文も読むことで、記述問題の対策もするようにしました。難しい2次試験とはいっても、教科書レベル以上のものは出題されにくいので、教科書の内容を読んで覚えるだけで、記述問題の十分な対策となります。また、年表を地域別に見るだけではなく、時代別に見るように意識しました。時代別に年表を見ることで、別の地域で起こったまったく異なるように思われた出来事にも関連性を見いだすことができるようになると思います。


【数学】

並大抵ではない難易度の問題が出題されることは極めて稀です。過去問をたくさん解きましたが、解説を読んでもわからない問題は無理に理解しきろうとせず、その代わりに標準的な問題において確実に得点することを目指しました。従って過去問では簡単な問題と標準的な問題で高得点を狙い、難しい問題では部分点をとろうと考え、基礎的事項の確認を重点的に行いました。とくに出題されやすい分野と苦手な分野は、簡単な問題集を解き直しました。

この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・11月号

国公立大&難関私立大合格!のために読む雑誌

先輩合格者の「合格体験記」、ベテラン予備校講師の「科目別アドバイス」をはじめ、センター試験関連情報 や大学入試の分析&予想など、お役立ち情報満載の月刊誌。志望校・合格へあなたをサポートします。

「螢雪時代」のご案内は、こちら

【合格体験記】[受験タイプ別]センター試験まで残り60日の戦い方 記事一覧

記事一覧に戻る

合格体験記 記事一覧

合格体験記 記事一覧に戻る

“東京大学”の関連記事一覧

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中