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残り60日の戦い方 センター試験重視タイプ(秋田大学合格者)

  • 【合格体験記】[受験タイプ別]センター試験まで残り60日の戦い方
  • [2016/11/15]

センター試験は国公立大のすべてと私立大の約9割が利用しているが、大学や学部・学科、入試方式などによって、センター試験と2次(個別)試験の配点のウエートはセンター試験のほうが2次試験より高かったり、低かったり、ほぼ同じであったりなど異なる。そうした配点ウエートのタイプに応じて、先輩たちはセンター試験までの60日間、どのように対策を進めていったのか、その体験談を教えていただいた。


平均点と出題範囲に注意しつつ、解答時間を意識して過去問を演習

秋田大学 理工学部 物質科学科[材料理工学コース] H・Sさん

2016年入学
東京都・多摩大学附属聖ヶ丘高校 2016年卒 男子
得意科目:英語
苦手科目:数学
入学大学の配点比率:センター試験 68% 2次試験 32%

センター試験結果:
総合点 …624点/950点 得点率…66%
国語 157点/地理B 63点/数学Ⅰ・A 37点/数学Ⅱ・B 52点/物理 61点/化学 43点/英語(筆記)173点/英語(リスニング)38点

記事画像

◆「残り60日」で活躍したアイテム【ベスト3】
1位:予備校の予想問題集
仕上げ用に使っていました。解説を見て2回目は満点が取れるようにしました。
2位:数学Ⅰ・AⅡ・Bの『基礎問題精講』(旺文社)
苦手分野の点数がどうしても上がらない時、基礎に立ち返るために、その分野の問題を解き直しました。
3位:過去問
大問ごとに制限時間を設けて解いていました。科目にもよりますが、各5~10 年分を解きました。

《残り60日》センター・2次試験対策はこう進めた!

過去問→予想問題の順で
解いて実戦力をつける

 過去問数年分と模試→予想問題集の順に解いていました。過去問を解く際は、平均点と出題範囲に注意する必要があります。センター試験には難問・奇問は出題されませんが、限られた時間に対して問題の難易度は年によって異なり、平均点が大きく変動することがあります。ですから、過去問を解く際には目標点に届いていたかどうかも重要ですが、平均点にも目を通しておく必要があります。仮に点数が低かったとしても、その年の問題が難しかった可能性がありますし、その逆もあり得ます。目標点と自分の点数のみを見て一喜一憂しないようにしましょう。また、自分が解いた過去問の出題範囲が現在のものと異なる場合もあります。過去問の巻頭に出題範囲の相違点が書かれていることが多いので、確認しておくとよいです。

 生活面では直前期に、深夜まで勉強しないことと、過度の昼寝をしないことを心がけ、2学期についてしまった夜型のリズムを直すようにしていました。11月下旬くらいまでは勉強時間を確保するためには多少無理をすることもやむを得ませんが、直前期はきちんとした生活リズムを取り戻し、試験時間に頭が働くようにしたほうがよいと思います。

《科目別》私のセンター対策法

国語

時間制限内で
解けるように訓練

 古文を20分以内、漢文を15分以内で終わらせるように、過去問や予想問題を解きながら練習していました。私の場合は漢文(15分)→古文(20分)→評論(20分)→小説(20分)で5分の余裕をもって解答できるようにしていました。解き方の順序や時間配分は人それぞれですが、ひとつの大問に25分以上をかけると、ほかの大問に手が回らなくなるように思います。とくに古文は年によっては非常に難化することもあるので、最低でも20分はかけるようにしました。

地理

見直しの時間をとって
ミスを未然に防ぐ

 ほかの科目に比べれば多少時間に余裕があったので、余った時間で見直しをしていました。組み合わせを選ぶ問題では、まず2択まで絞ってから、どちらにするかを決めていましたが、2回目に見返すと最初のマークが間違っていたことに気づくこともあります。また、統計資料や写真が使われている問題がわからない時は、資料から受験生に何を読み取ってほしいのかという出題者の意図を汲み取るようにしました。

数学

平均点を出して
低い分野を重点的に対策

 センター数学は年によって難易度の差が大きく、また出題範囲も数年おきに変わるため、過去問を使って学習する際には注意が必要です。現在のセンター試験では出題されない内容(複素数平面など)が過去問に載っていたりするので、巻頭の注意書きをよく読んでおきましょう。分野ごとに10年分くらいずつ一気に解いて、解いた10年間の平均点を算出し、その点数が低かった分野について、数学Ⅰ・AⅡ・Bの『基礎問題精講』(旺文社)で解き直していました。

化学

得点が伸びない分野は
問題集を繰り返して補強

 2次試験対策の延長として勉強していました。旧課程の問題には「気体の法則」「反応速度・化学平衡」「高分子化合物」などの分野が含まれていないため、注意しましょう。得点が伸びない分野が出てきた時は、問題集を活用し、繰り返し解いて記憶の穴を埋めていました。私が受けたセンター試験では、高分子化合物について天然高分子・合成高分子の両方の知識を問う問題が初めて出題されました。過去問と傾向が変わっても慌てないようにしましょう。

英語

確実に解き終える
解答順を模索する

 どの順番で解けば確実に解き終えることができるかを意識しながら解きました。私の場合は、文法よりも長文問題のほうが得意だったので、大問3→4→5→6→1→2の順に解いていました。人によって得意・不得意があると思うので、自分なりに試行錯誤してみるとよいと思います。また、寝る前に英単語のCDを聞いて、基本的な英単語を忘れないようにしていました。

《科目別 私の2次対策法》

【数学】

センター数学は制限時間に対する問題量が多い特殊なテストで、2次試験とは性質が異なります。2次試験対策に充てる時間を割くのは大変でしたが、週に1~2回、60~100分ほどの時間をかけて、2次試験の数学の過去問をじっくりと解く時間を設けました。1週間くらい問題に触れないでいるとすぐに学力が低下してしまいそうなので、数学Ⅲの分野から目を逸らさないように意識していました。


【化学】

基本的にはセンター試験と2次試験で出題範囲に変わりがないので、センター試験対策がそのまま2次試験対策につながりました。しかし、化学反応や性質の理由を記述するような問題はマーク式のセンター試験では出題されないので、センター試験向けの学習をするうえで、一つひとつの現象そのものを覚えるだけでなく、その理由を説明できるようにしておくと、後々楽になると思います。

この記事は「螢雪時代(2016年12月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

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