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夏に演習に入れるよう、基礎知識の確立を目指す(九州大学 H・Kさん)

  • 【合格体験記】引退再始動!部活をやりきった人は強い!

“部活は受験に不利になる”と早々に引退を決意した受験生は少なくない。
反面、難関大に合格した先輩たちの体験記を読むと、
その多くが最後まで真摯に部活動に取り組んでいた経験を有している。
限られた時間を有効活用し、集中力を高め、
最大の学習効果をもたらす部活動生ならではの具体例をここでは紹介しよう。
そう。部活をやりきった受験生は強い。

もし、部活に足を引っ張られて受験勉強の進捗に不安を感じている…という人がいたら先輩方の実体験に触れてみよう。 部活現役時と引退後、限られた時間内における戦い方のノウハウがそこにはある。

九州大学 法学部 H・K さん

福岡県立福岡高校 2016年卒 男子

所属部:弓道部
平日の平均活動時間:3時間
部活動引退時期:高3の5月中旬

部活現役時

定期テスト対策として
授業の予習、復習に
力を入れる

 部活動をしていた時の成績は、決してよいとは言えませんでした。マーク模試はD判定ばかりで、記述模試もよくてC判定でした。高校の定期試験では、赤点を取ることもしばしばありました。
 当時は入試を意識した勉強というより、高校の定期テストのための勉強をしていました。赤点を取りたくないという気持ちもありましたが、高校で習ったことを疎かにしたくないという気持ちが強かったです。授業の予習にも力を注ぎました。
 また、登下校中には英単語を暗記していました。スマートフォンは極力見ないように気をつけました。

力の入れ具合を見極め
部活動と勉強の
バランスを保つ

 常に部活動と勉強に全力で取り組むのは非常に困難なことです。時には部活動だけに専念することもあってよいと思います。それは仕方のないことです。大切なのは、その後の行動です。たとえば、試合が終わった後は以前より余裕が出てくると思います。これを見逃さず、勉強にも力を注ぎ、遅れを取り戻します。こうして勉強と部活動のバランスを保つようにするとよいでしょう。
 心の支えになったのは、仲間であり、ライバルでもある部活動の同級生です。お互いに競い合ったり、支え合ったりし、かけがえのない存在でした。

部活引退後

基礎知識の習得と
苦手科目の克服に
照準を絞る

 課題は大きく2つありました。第一に苦手科目を放置していたことです。後で集中的に取り組めばよいと考えて、先延ばしにしていました。第二に、基礎知識の欠如です。これはほとんどの科目にあてはまっていました。教科書の読み込みが足りなかったのが原因だと思います。
 高校の中間テストが目前に迫っていたので、まずは中間テストに標準を合わせて勉強を始めました。目標はそれぞれの科目で8割以上を取ることでした。

英単語と英文法は毎日
古文単語は2日に1回
のペースで暗記

 力を入れたのは、国語と数学と英語です。夏に演習を積んでいこうと考えていたので、引退直後は基礎知識を確立することを意識して勉強しました。
 また、英単語と英文法は、毎日欠かさずに覚えるようにしていました。古文単語も2日に1回くらいのペースで暗記するようにしていました。地歴・公民と理科は秋頃に本格的に始めようと考えていたので、高校の授業だけですましていました。

本番前の焦りや不安は
友だちと語り合う
ことで払しょく

 部活動がなくなった分、時間ができたので、早めに家に帰って勉強するようにしました。ただ、放課後に補習が行われるようになってからは、家に帰るのは遅くなりました。
 焦りや不安はとくにありませんでした。さすがに、本番直前は焦りましたが、その時は友だちと受験の不安について語り合いました。焦っているのが自分だけではないことがわかって、少し安心しました。

主な模試結果の推移
部活引退前引退後

部活を頑張る(頑張った)
受験生へのメッセージ

 皆さんの中には8月、もしくはそれ以降まで部活動が続く人もいるかもしれません。それでも私は部活動を続けるべきだと考えています。受験は夏以降の努力次第で逆転もありえます。ですが、高校の仲間と部活動ができるのは今が最後です。部活動で培った強靱な精神力と仲間たちで乗り越えていってください!

部活現役時・部活引退後の平日スケジュール例

この記事は「螢雪時代(2016年9月号)」より転載いたしました。

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