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【先輩たちの軌跡】 問題集を繰り返し解いて基礎を強化。応用問題で解法の使い方を身につける(筑波大学 O・Yさん)

  • 《合格体験記》夏休みの学習 先輩たちの軌跡
  • [2016/7/25]

筑波大学 理工学群 物理学類 1年 O・Yさん

埼玉県立浦和第一女子高校 2016年卒業 女子

夏の目標設定

 高校の特別講座を中心に1日のスケジュールを立てました。朝起きたらまず英語の長文を一題解きました。英語が得意だったので1時間くらいでやり終え、その後は数学の標準的な問題集や化学の問題集を解きました。数学が苦手だったので1日のノルマを決めて数学をやらない日がないようにしました。高校の講座では入試問題を解き、難しい問題にも取り組みました。物理学類を目指していたので、物理はいろいろな大学の入試問題を解きました。家から高校まで1時間半ほどかかったので、電車やバスの中では英単語やリスニングをやりました。



夏の学習 教科別の時間配分

夏の学習の軌跡

数学

わからない分野は基礎から
取り組み、定着させる

 苦手だったので夏休みに少しでも得意になるように多くの時間を割きました。ひとつの問題集の標準問題を3回は繰り返し解きました。数学はほとんど範囲が終わっていたので総復習をしました。わからない分野は基本的な問題からやり直して定着させました。入試問題にも取り組み、出題形式などに慣れるようにしました。模試ではいつも5割くらいしか取れなかったので、ほかの科目の足を引っ張らない程度に大問の半分は確実にとれるようにしようなどの目標を立てて取り組みました。そのほうが、自分がやらなくてはならないことがはっきりしたので、私にとってはよかったです。

化学

求めるものの単位になるよう
意識して計算する

 問題集1冊を用意し、発展問題以外を3周くらいしました。正解できたら青、間違えたら赤、初めて見た解き方だったら黄色と色を分けて目印をつけていました。私はmolや水溶液の計算が苦手だったので、繰り返し解いて、できるようになるまで何度もやり直しました。物理にも言えることですが、計算は単位をつけてやると、何の計算をしているのかがすぐにわかります。求めるものの単位になるように意識して計算していました。この時期はまだ有機化学を高校で習っていなくて焦っていましたが、あえて先取りはせず、復習に専念しました。おかげで苦手だった計算ができるようになってよかったです。

物理

間違えたら基本に戻り
公式の使い方をマスター

 物理は好きで、その専門の学科を目指していたので多くの時間を割きました。いちばん活用したのは高校の添削講座です。毎週基礎、標準、発展の問題を解いて出しました。最初の頃は、発展問題はもちろんのこと標準問題ですらわからないことがありました。わからないことがある度に公式や定理を確認したり、公式の導出をノートにまとめたりしました。公式の使い方がわかると入試問題が解きやすくなりました。また難しい問題に触れることによって問題のいろいろな解き方を知ることもできました。ゆっくり時間をかけ解き、間違えたら基本に戻り、問題集で演習することを繰り返しました。

英語

長文読解は単語の定着と
構文理解に役立つ

 授業で扱った長文問題を解き直しました。単語や熟語の定着と構文理解にとても役立ちました。新しい長文で難しい問題にぶつかった時は、一つひとつ文の構造を理解したり、単語を調べたり、時間をかけて取り組みました。また英作文の問題集を2周くらいやりました。英作文の対策をすると文の構造がよくわかり、長文読解にも役立ちました。「比較」を表す英文などは自分で書こうとすると書けないことが多いので、早めの対策がオススメです。模試では偏差値が60後半から70くらいあったので、自分の得点源にしていました。安定した点数が取れるように、1日1長文を欠かさずやりました。

夏の学習を振り返って

ここが大事! 夏の学習

・目標と計画をしっかり立てること
・自分に合った生活リズムを見つけてそれを崩さないこと
・勉強する時と休む時のメリハリをつけること


夏の学習 アドバイス

 夏休みは基礎固めと少しの応用問題に取り組むのがよいと思います。比率的には8:2くらいです。数学や理科は標準的な問題を繰り返し解き、応用問題で、どこでどのような解法を使うのかを学ぶとよいでしょう。また、解答の書き方も意識して解くようにしました。数学や物理はただ計算を羅列するだけでは得点にならないので、数学なら式に番号をつけて説明しやすくしたり、物理なら説明をつけ加えて採点者に伝わる解答の書き方の練習をしました。いろいろな問題集に手を出すのではなく、1冊か2冊に絞って解くのがよいと思います。私は数学と化学は高校でもらった問題集のみを使い、物理は高校でもらったものと書店で気に入ったものを使っていました。勉強は朝型のスタイルにして、夜は割とゆっくりしていました。これは人によって違うと思うので、自分に合ったリズムを早く見つけるとよいと思います。

夏の目標 達成度・・・50%

夏休みを振り返って

 割と計画通りに学習を進めることができたのでよかったと思います。あまり反省する点はありませんが、振り返ってみると数学の対策をもう少しできたらよかったと思います。理系だと2次試験で数学の配点が高いことが多いので、数学が苦手だと必然的に不利になります。もう少し点を取れるくらいのレベルにはしたかったです。問題集でしか問題を解かなかったので、もっといろいろな大学の過去問に触れて、問題形式に慣れたり、解法の習得に時間を割り当てればよかったのではないかと思います。

2学期へ!

夏から2学期への学習戦略

 夏休みは実戦的な問題をあまり解かなかったので、2学期は高校の講座などを利用して、なるべくいろいろな大学の過去問を解くようにしました。また、センター試験でしか使わない地理や国語は、この時期から高校の講座を取って対策を始めました。朝起きる時間を30分早くして、高校で朝勉強する時間を長くしました。朝のこの時間はなるべく数学を解くようにしていました。また放課後は19時まで高校の自習室が開いていたので、その時間までは勉強と決めて、毎日高校に残って勉強していました。家に帰ってからは少し勉強して、1時間くらいはテレビを見たり家族と話したりしてゆっくり過ごしました。

夏の生活スタイル!

1日のスケジュール例
夏休みの過ごし方

 休む時と勉強する時のメリハリをつけて過ごすようにしました。ご飯を食べている時はあまり時間を気にせず家族との会話を楽しみました。高校で勉強している時もずっとひとりでいるのではなく、友だちと話したりして息抜きをしました。よくないと思ったことは、頑張りすぎることです。今日やることが早めに終わったらもっとやろうではなく、その日は終わりにしてしっかり休む、次の日は次の日だと切り替えることが、モチベーションを保つうえで大切だと思います。



1日の平均学習時間(夏休み) ・・・10時間

私の息抜き時間

 夜はテレビを見たり好きなことをしていました。家族で出かける時も「1日くらい息抜きしても大丈夫!」と軽い気持ちでいました。ずっと勉強しているよりもメリハリをつけたほうが続けられると思います。頑張った自分へのご褒美はゲームをすること。勉強の合間に数十分くらいやって脳の切り替えをしていました。



夏の思い出

 姉の誕生日にスカイツリーが見えるホテルにビュッフェを食べに行きました。久しぶりに家族全員揃ったので、とても楽しかったです。そのあとスカイツリーまで歩き、すごく暑かったのを覚えています。あとはオープンキャンパスの帰りに大学の近くのおしゃれなカフェに行きました。かき氷がすごく美味しかったです。

この記事は「螢雪時代(2016年8月号)」より転載いたしました。

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