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【先輩たちの記録】苦手だからと後回しにしない! 毎日取り組んで、解く感覚を身につける(東京大学H・Tさん)

  • 《合格体験記》苦手を飛躍に変えた先輩たちの記録
  • [2016/6/21]

東京大学 文科三類 1年 H・Tさん【文系】

埼玉県・ 開智高校 2016 年卒 男子

センター試験結果:
国語168点、世界史B91点、地理B88点、数学I・A80点、数学II・B82点、生物基礎43点、地学基礎47点、英語(筆記)195点、英語(リスニング)48点

苦手克服のファーストステップ!

 私は数学が苦手でした。苦手だということに気がついたのは、問題に対する解法がまったく思いつかなかったことが多数あったからです。高3の夏休みまではたいした対策をしませんでしたが、夏休みには、数学が少しでもできるようになるために、毎日1日の初めに数学の問題を解くことにしました。その際、解く時間を決めるのではなく、解く問題数を決め、それらを解き終わったらほかの科目をやってもよいという自分なりのルールを作りました。苦手科目の勉強は後回しにしがちだったので、このルールで少しは苦手を克服することができました。また、夏休みの間は得意科目の英語に割く時間を少し減らし、その分を数学に回しました。

苦手だった科目の克服法!

《数学:苦手》

間違った問題は要復習。
解答や解説を読み込み
自力で解けるまで解き直す

重点対策時期:高3の7月~9月
手ごたえ実感:高3の1月~2月
対策時期について:遅かった

【苦手の理由】
 私は中学生の頃から数学が嫌いで、まともに勉強していませんでした。その結果、数学が苦手科目になってしまいました。今考えると、苦手の理由は解き終わった問題の復習をしなかったことにあると思います。実際に、以前解いたことがある問題をまた間違えるということが、よくありました。とくに苦手だったのは、漸化式や場合の数に関する問題です。復習を怠った結果、二次試験直前に大変な苦労をすることになりました。

【克服のための学習】
 高3の夏休みには、二次試験対策と並行して、それまでに解いた問題の中で間違ったものを再び解き直すということをしました。どうしてもわからない問題に関しては解答や解説を読み、後日、自力で解けるようになるまで解き直しました。その際には、苦手だった漸化式や場合の数に関する問題に重点的に取り組みました。そうすることで、初見の問題も自力で解けることが増えて自信がつきました。
 また、毎日どんなに簡単でもよいので、1問は問題を解くことで、問題を解く際の感覚を忘れないようにしました。

《世界史:やや苦手》

教科書を熟読し
単語や出来事の関連を
意識しながら覚える

重点対策時期:高3の7月~11月
手ごたえ実感:高3の12月
対策時期について:ちょうどよかった

【苦手の理由】
 私は単語集に掲載されている単語を覚えることは苦手ではありませんでした。しかし、それらを関連させることが苦手でした。ですから単語を答えるだけの穴埋め問題では高得点を取ることができましたが、記述式の問題となると途端に解けなくなりました。また、フランス革命の時代のように、短い期間にたくさんのことが起こった部分については覚える気になれなかったので、放置してしまいました。

【克服のための学習】
 単語と単語、出来事と出来事との関連を意識しながら単語を覚えました。また、単語を覚える方法として、教科書を熟読しました。その際には、太線部の単語を覚えるだけでなく、文全体を読みました。教科書は歴史の流れが簡潔に整理されているので、苦手だった単語間の関連づけに最適でした。そのほかには、記述解答の際の書き方にも工夫を加えました。相手が読んでもわかる言葉で簡潔に、そしてなるべく文字数が少ない言葉を選びながら記述するよう心がけました。記述式の問題は一般的に字数制限が厳しい問題が多いので、簡潔な表現になるように記述する言葉を選ぶ工夫も役立ちました。

飛躍へ! 先輩アドバイス

「英語」が苦手な人へ
オススメ学習法

 私がオススメする英語の学習法は、毎日長文を読むことです。私は夏休みの間に長文問題が多数掲載された問題集を購入し、毎日問題を解くようにしました。こうすることで次第に速読ができるようになりました。英語の試験は時間制限が厳しいものばかりなので、もっとも時間を取られる分野であろう長文問題を速く解けるようになることは、大変なアドバンテージになると思います。
 実際に私は、大半の友人が解ききれなかった実際の入試問題を、10分ほど余らせて解き終えることができました。

文系受験生の
理系科目対策アドバイス

 センター試験のみの理系科目については、センター試験直前までは高校の定期試験用の勉強を除いてまったく対策をしませんでした。というのも、英語などの主要科目や、数学などの苦手科目の勉強で精一杯だったからです。センター試験のみの理系科目については、直前期だけの勉強で十分だと思います。ただし教科書に書いてある内容をほぼ全部理解しているならの話です。教科書の内容を理解できていないなら、夏休みの間までに先生や友だちに質問して理解を固めること。夏休み以降、直前期以前に、そうした時間をかける暇はないと考えてください。

成績が伸びない受験生へメッセージ

 1学期に思うような結果が出ないことは、まったく不思議ではありません。私も高3の1学期の模試ではE判定かD判定しか出したことがありませんでした。思うような結果が出なかったときにいちばん大切なことは、どこがダメだったのかはっきりと特定し、夏休みの間にそれを少しでも克服することです。「今のうちに苦手がわかってよかった」というポジティブな考え方をすることも実は大切ですよ。頑張って!

この記事は「螢雪時代(2016年7月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・11月号

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