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[理系] 基礎から着実に積み上げていき、合格点に到達することを目指す

  • 【難関大合格者インタビュー】 私の合格への軌跡
  • [2016/4/4]

東北大学 工学部 材料科学総合学科 C・Yさん

2015年入学
仙台市立仙台青陵中等教育学校 2015年卒 男子
得意科目:数学、化学
苦手科目:国語

受験大学の個別試験科目:英語、数学、物理、化学、小論文、面接
センター試験の結果:828点/950点(得点率87%)

私が成功した理由

私は1年間を通して、3つのことを軸に勉強をしてきました。1つめは、「短時間集中」。やる気が出ないときには思い切って丸一日勉強を休み、翌日しっかり回復してからまた励みました。2つめは、「精神的余裕をもつ」。成績を良い状態にキープすれば、精神的にも安定を保つことができます。「どうすれば成績上位をキープできるか」を常に考え、勉強していました。3つめは、「得点源を増やす」。短期間で全部をできるようになろうとするのではなく、長期スパンで少しずつ得意分野を増やしていくイメージで積み上げていきました。

年間戦略のポイント

やるときはやる! 短時間集中でメリハリ学習

成績上位キープを心がけ、精神的余裕をもてるようにする

焦らず、時間をかけて着実に得点源を増やしていく

大学合格までの1年間

[1学期] 入試までに仕上げることを想定して未習分野中心に対策

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 2.5 時間

 高1の頃から東北大の理系学部を目指していた私は、2次試験の配点を考慮して、数学と理科の勉強に重点を置いていました。この2教科については、「入試までに全体が仕上がっていればいい」と割り切り、「新しく学ぶこと8割、すでにやった範囲の復習2割」というバランスで、教科書レベルの問題を反復していました。
 また、理系は地歴・公民の対策が遅れがちですが、私は地理が好きだったので、1学期の時点でセンター模試で8割程度とれるレベルまで仕上げていました。古文単語や英単語は、電車通学の時間を利用して覚えていきました。

[夏休み] スランプ脱却から、基礎完成→応用の勉強スタイルを確立

学習段階  基礎応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 7.0 時間

 この時期、得点源にするつもりだった数学でスランプが続いていました。模試の結果を自己分析したところ、基礎が不十分なままに応用問題に手を出し、本質的な理解が伴わずに中途半端になっていたことに気がつきました。そこで、教科書レベルまで立ち返り、基礎から積み上げていきました。この経験から、他の教科についても、「基礎の完成後、段階的に応用レベルに挑戦する」というスタイルを確立しました。伸び悩んでいた数学も、勉強法を変えたことで成績がぐっと伸び、それ以降は安定して高得点を獲得できるようになりました。

[2学期] 新たな入試方式を視野に、センターの対策にシフトする

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 4.0 時間

 センター試験対策は授業で、2次試験対策は自習で進行。数学と理科は、東北大の2次試験の難易度・形式に合わせて記述問題の演習を行いました。英語は多くの長文問題にあたり、速読よりも精読を意識し、二度読みを防いで結果的に解答時間が短縮するよう努めました。
 11月の進路相談で、担任の先生から東北大工学部の AO入試Ⅲ期を勧められ、一般入試前期日程の受験を想定しつつ、AOにも挑戦することに決めました。この方式はセンター試験の配点が高いため、その後はセンター試験対策に照準を合わせた学習へとシフトしました。

[冬休み~受験] 得点底上げのため、弱点は短期集中で徹底的に強化する

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 6.0 時間

 冬休みには塾の冬期講習に参加。1週間に1講座と決め、受講期間はその科目の集中強化期間として予復習に徹しました。自習では、センター試験の過去問とマーク式問題集を繰り返し、実戦力を磨いていきました。同時に弱点補強にも取り組み、過去の模試で得点率が低かった分野を洗い出し、集中的に勉強していきました。直前期には、奇問や難問を避けるために、平均点が6割前後の問題を選び、時間内に確実に解答する練習を積みました。センター試験本番では、苦手だった国語で 172点を獲得でき、AO入試Ⅲ期で合格することができました。

C・Yさんの合格への軌跡

(高1)春 幼い頃からのあこがれだった東北大を志望校に定める

高1から東北大の理系学部を志望。学科を決定したのは高3の夏頃。3年間、気持ちが揺らぐことはなかった。

(高3)6月 数学・理科に重点を置いて未習分野を中心に勉強する

数学と理科に重点を置き、「新しく学ぶこと8割、すでにやった範囲の復習2割」のバランスで学習。

8月 数学でスランプに陥り、基礎の重要性を痛感する

原因は、基礎が不十分なまま応用問題に手を出していたこと。教科書レベルまで戻って、積み上げ直した。

10月 新たな勉強法が功を奏し、成績が大きく伸びる

数学の教訓を踏まえ、他の教科でも「基礎の完成後、段階的に応用レベルに挑戦する」というスタイルを確立。

11月 センター重視の工学部AOに第1目標を変更する

一般入試の受験を想定しつつ、東北大工学部 AO入試Ⅲ期への挑戦を決意。センター対策中心の学習にシフト。

12月 得点の底上げを意識し、センター高得点を狙う

センター試験でまんべんなく確実に得点することを目標に、弱点を補強し、過去問から良問を選んで解いた。

1月 前期日程に備えるも、AO入試で早々に合格!

センター試験後は AO入試の小論文・面接対策と一般入試対策を並行するも、2月上旬に AO入試で合格する。

受験攻略法をアドバイス!

Q 志望校はどのタイミングで決定するといい?

志望校の出題傾向に合わせた効率的な勉強をするためにも、早めに決めることをオススメします。時間の余裕がある今のうちに、じっくり考えて決めたいものです。入試問題は、大学が求める人材像を表すものでもあるので、そういった観点での分析も有意義だと思います。

Q 苦手な科目や分野はどうやって勉強した?

苦手分野の克服でも得意分野の増強でも、「強化期間を決めて集中的にやる」「とにかく手で書く」の2つを心がけていました。また、苦手で勉強法がわからなかった国語については、塾の講習に参加してメソッドを習得。その後の自習でも大変役立ちました。

Q 模試はどんな意識で受け、どう活用するといい?

模試は「本番での解答戦略を試し、確立するための場」と位置づけ、解答順序や時間配分、目標得点などをあらかじめ決めたうえで受けていました。また、成績表をすみずみまで読み込み、自分の弱い部分を洗い出して、今後の学習戦略を練る材料にしていました。

この記事は「螢雪時代(2016年4月号)」より転載いたしました。

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