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[文系] 苦手科目に過大な期待をかけず、得意科目を極めてカバーする!

  • 【難関大合格者インタビュー】 私の合格への軌跡
  • [2016/4/4]

早稲田大学 社会科学部 K・Sさん

2015年入学
東京・広尾学園高校 2015年卒 女子
得意科目:政治・経済
苦手科目:英語

受験大学の個別試験科目:英語、国語、政治・経済
センター試験の結果:472点/550点(得点率86%)

私が成功した理由

得意だった政治・経済と国語を、安定して高得点がとれるレベルにまで仕上げたことが、一番の勝因だと思います。苦手意識があった英語も、努力して一定レベルまでは引き上げることができましたが、やはり早稲田大の入試問題のレベルでは足を引っ張っていました。そこで、試験本番に万一、英語で大失敗をしても合格できるよう、他の2科目については満点をとるくらいのつもりで勉強しました。いま振り返ると、基礎力養成を兼ねて取り組んでいたセンター試験対策が、個別試験にも対応できる実力の養成にとても役立ったと思います。

年間戦略のポイント

苦手意識のあった英語は、中学レベルからやり直す

過去問を解いて自己分析し、やるべきことを洗い出す

得意だった政治・経済を 満点をとるつもりで極める

大学合格までの1年間

[1学期] 中学レベルからやり直し、基礎をしっかり固める

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 2.0 時間

 目下の課題は英語でした。高2の 12月に受けたセンター模試では偏差値 38という結果。何とかせねばと、1学期前半は中学レベルの文法からやり直しました。その結果、5月のマーク模試では8割以上得点でき、総合得点が飛躍的に伸びたことで判定も良くなりました。勉強すれば学力が伸びることを実感でき、判定が良かったことで自信もつき、気持ちが一気に上がっていきました。秋以降に応用へとスムーズに移行できたのは、この時期に基礎をしっかりと学習していたからこそ。勇気を出して中学レベルにまで戻って、本当によかったと思います。

[夏休み] 基礎力完成を目指し、得意科目は発展的な内容にも取り組む

学習段階  基礎応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 8.5 時間

 夏休みの目標を基礎力完成に据え、センター試験レベルの問題が8、9割解けるようになることを目指しました。苦手だった英語は、文法知識が不足していたので、センター試験の第2問や基礎・標準レベルの文法問題集を繰り返し解きました。一方、得意だった政治・経済は、細かい知識までインプットしていきました。
 また、自分の学力の現状を知り、入試本番までの半年間で何をやるべきかを洗い出すために、早稲田大の過去問を1年分だけ解いてみました。実力不足を痛感しましたが、2学期からの指針を立てるのに、とても役立ちました。

[2学期] 個別試験に向け、長文など読解を軸に実力を高めていく

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 3.0 時間

 2学期は、志望校の入試に向けてさらに高いレベルの実力を身につけるために、個別試験の対策に焦点を絞り、夏休みに過去問を解いて見えてきた課題に取り組みました。英語については、早稲田大の入試レベルに近い英検準1級の問題を使って、長文対策をしていきました。英検ではさまざまな分野のトピックが出題されるので、予備知識を習得するのにも役立ちました。また、成績が伸び悩んでいた国語については、その原因が読解力不足にあると考え、各分野(現代文・古文・漢文)の薄い問題集を1冊ずつ解いて、集中的に対策しました。

[冬休み~受験] 志望校の過去問を何度も解き直し、理解を深める

学習段階  基礎 … 応用 … 実戦
平日の自主学習時間 ……………………… 3.0 時間

 年内は個別試験の対策に集中し、年が明けてからセンター試験の過去問を5、6年分解きました。センター試験後は、併願校の対策も含め、過去問を何度も解き直しました。特に英語の長文は5、6回反復し、深く読み込んでいきました。長文の反復学習は、本当に力になったと思います。また、政治・経済では、時事問題集や経済白書を参考に、出題されそうな時事テーマをノートにまとめていきました。試験本番では、「苦手な英語を得意な政治・経済と国語でカバーする」という戦略通りに得点でき、晴れて第1志望に合格することができました。

K・Sさんの合格への軌跡

(高2)12月 模試で英語がピンチ!基礎から勉強を開始する

センター模試の「英語の偏差値 38」という結果に危機感を覚え、中学レベルから英語の勉強をやり直す。

(高3)5月 勉強の成果が実感できて意欲も自信もアップ!

英語の勉強の成果が出始め、模試の成績が飛躍的に伸びる。「やれば伸びる」を実感でき、勉強も楽しくなる。

8月 模試の好結果を踏まえ、早稲田に志望校を決定!

早稲田大を目標に据えつつも迷っていたが、早大模試の結果が良かったことで、第 1志望校に決める。

9月 伸び悩み解消に向け、国語を重点的に学習する

国語の伸び悩みの原因が読解力不足にあると考え、各分野の問題集を 1冊ずつ解いて、集中的に対策する。

10月 本命校&併願校の過去問演習をスタート!

併願校を含めて、個別試験の過去問演習を開始。最初は時間を気にせず、しっかり解き切ることを目標にした。

11月 周囲の合格モードに精神的につらくなる

推薦・AO入試で合格が決まるクラスメイトが増える中、志望校を妥協したくなるが、なんとか思いとどまる。

1月 センター&個別試験に向け、平常心を保つよう心がける

初詣で合格祈願の絵馬を描き、落ち着いたメンタルで過ごすよう心がける。センター試験では好成績を収める。

2月 得意科目でカバーする得点戦略が成功して合格!

試験本番では、「苦手を得意でカバーする」という戦略通りに得点を獲得でき、晴れて早稲田大に合格する。

受験攻略法をアドバイス!

Q 毎日勉強する習慣をどうやって確立した?

私は毎日、放課後に学校に残って、同じ席で勉強することに決めていました。やる気がない日でも、やり始めると案外気分が乗ってくることも多いので、とにかく机に向かう習慣をつけることです。私の場合、30分やっても気分が乗らない日は、すっぱりとやめていました。

Q 第1志望校はどう決めた?適切な難易レベルは?

当初は別の大学にも魅かれていたのですが、学校の先生に「目標は高めに設定しておいたほうがいい」と助言され、第1志望を早稲田大の社会科学部に設定。後からレベルを下げることはできても上げるのは大変なので、悩んだときは、高めの大学を目指すといいと思います。

Q 英単語や古文単語はどんな方法で暗記した?

私は、単語帳で覚えるのが苦手で、単語帳は使っていませんでした。長文の中に未知の単語が出てきたときに、まずは推測して読み、復習時に意味を確認して覚えていきました。長文は何度も読み直していたので、単語にも読み直すたびに触れ、自然と定着していきました。

この記事は「螢雪時代(2016年4月号)」より転載いたしました。

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