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苦手な箇所、苦手な理由を具体的に挙げ、その克服の対策を徹底した

  • 【合格体験記】苦手克服! 私のターニングポイント
  • [2015/7/1]

東京大学 文科一類 K・Kさん

愛知県・滝高校 2015年卒 男
得意科目:数学、英語
苦手科目:世界史、地理

センター試験結果:
国語183点、世界史B100点、地理86点、数学I・A90点、数学II・B95点、生物基礎43点、化学基礎50点、英語(筆記)192点、英語(リスニング)48点

苦手は克服できる! - 苦手のある受験生へ学習のアドバイス

 苦手克服には自分が具体的に、その科目のどこができないのか、なぜできないのかを知ることが最重要です。まず、「どこができないのか」を知るためには、マーク模試など、分野別に出題されている模試の結果が役立つと思います。また、学校の定期テストも出題範囲が決まっている場合は活用できます。「なぜできないか」では、この定理の活用法がわかっていないなど、できない理由を具体的に挙げるのが大切です。不正解を重ねてしまう分野は、基礎から学び直しましょう。私は不正解だった問題が出題されるたびに、できなかった理由を自問自答して、その理由を問題の端に列挙して、時間がある時に徹底的に復習していました。

私はこうして克服 - 苦手克服に至った学習内容を公開!

《地理:やや苦手~苦手》
間違えた個所の解説を要領よくノートにまとめ関連事項も書き加えて隙間時間に復習

特に重点を置いた時期:1月下旬頃
その時期の反省:少し遅かった

【苦手の原因】
 私は基本的に「見て覚える」タイプの人間なのに、ノートにまとめて覚える方法をとっていませんでした。そのため、模試や定期テストで間違えた問題はその場で覚えるようにしていました。しかし、結局はっきりと覚えておらず、ほかの試験で再度ミスすることが多く、点数を落としていました。

【こうして克服!】
 改善のため、間違えたところを手帳サイズの小さなノートにまとめることにしました。間違えた問題があればその問題の解説を要領よくまとめ、さらに資料集から関連する事項も加えて書き連ねました。模試の解説書に図表がついていれば、それを切り取ってノートに貼りつけ、見直す時に視覚から効率よく復習できるよう努めました。また、日頃の授業などで自分がまだ覚えていない分野が見つかった場合は、その分野を資料集やネットで調べ、既に書き込んである分野で関連があるところに書き加えたり、新たにページを作成しました。
 手帳サイズであることから、通学中や模試開始の直前にさっと見直すことができ、とても重宝しました。好きな時に見返せることで試験前は安心できました。

《世界史:苦手~とても苦手》
理解が曖昧な国を「縦」にまとめた各国史ノートを作成し、俯瞰的に世界史を学習

特に重点を置いた時期:8~9月頃
その時期の反省:ちょうどよかった

【苦手の原因】
 教科書や問題集はいくつかの章に分かれており、各時代の各国家の出来事が離散的に書いてありました。これを分断されたまま暗記しようとしたため、国ごとの歴史の流れや同じ時代でのほかの地域の動きなど、俯瞰的に世界史を眺めることができていませんでした。

【こうして克服!】
 対応として、理解が曖昧であることが判明した国を「縦」にまとめた各国史ノートを作成しました。作成の過程としては、市販の各国史に関する参考書をもとに、おおまかな出来事を年表にまとめていき、そこに自分が問題で間違えたところや、細かい補足事項を書き加えていきました。また、「7月革命、2月革命の影響」や「原爆抑制の流れ」などのテーマ史も同じノートに作成しました。これらは書いて覚えるのでなく、後で見直して覚えるために作ったので、重要事項は暗記ペンで書くなど工夫をしました。これらは教科書や問題集の章にとらわれない歴史理解を助けてくれましたし、ひとつの出来事を各国史とテーマ史の2つの観点から捉え、深い理解を得ることにも役立ちました。さらにまとめたことがそのまま記述模試の論述問題で出ることも多く、大変よかったと思っています。

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「数学」が苦手な受験生へ オススメ学習法

 私は数学が得意科目でしたが、それは一重に解法の定石を完全に理解し、覚えていた、ということによります。センター試験や個別試験を解くためには、チャート式の問題集などの問題を理解しつくし、覚えるまでやりこむことが非常に大切です。時間がある夏に、せめて苦手な分野だけでも解いておくとよいと思います。それが終わった人、もしくは既にできている人は、応用問題を解く際に、チャート式の問題集などに載っているどの定石問題の解法を使っているのかを意識してみるとよいです。定石の組み合わせで大体の応用問題が解けることを理解できれば、夏からでも数学の苦手を克服し、得意科目までもっていけると思います。

成績が伸びない受験生へメッセージ

夏の時期には、一生懸命勉強しているのに思うように成績が上がらない方が多いと思います。私も同じ境遇にありました。しかし、あなたのように『螢雪時代』を読み、熱心に学力向上に努めている人の努力は、必ず秋以降に報われます。辛くて大変な勉強の結果がでてくるのは遅いのが普通です。焦らず、そして諦めず、着実に歩みを進めていってください。応援しています。

この記事は「蛍雪時代(2015年7月号)」より転載いたしました。

この記事で取り上げた大学

蛍雪時代

螢雪時代・11月号

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