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【先輩合格者は“夏”をこう過ごした!】夏休みの生活スタイル

  • 天王山の夏を制する秘訣は?【大解剖】 受験生の”夏休み”

受験生にとって、合否の分岐点になりうる重要な“夏休み”。
合格を手にした先輩たちは、この時期をどう過ごしたのか?
ここでは、編集部が実施したアンケート調査の結果をもとに、「目標・計画」・「学習」・「生活」の3つの視点から、大学合格者たちの“夏休み”を徹底解剖していく。

Q 夏休み中の1日の時間の使い方は?(学校・予備校の補習・講習などのない日)

Check!
夏休みも早寝・早起きが基本! 生活時間帯は学期中とほぼ同様


Q 夏休み中、勉強しなかった日数は?

勉強しなかった日は、どう過ごした?

●マンガを読んで、1日中ダラダラした。
●おいしいものを食べ、家族とのんびりした。
●友だちと1日中おしゃべりしてストレスを発散。
●友だちとカラオケやショッピングに行った。
●朝から晩まで出かけて、自然や温泉を満喫。
●オープンキャンパスや大学の見学に出かけた。


Q 夏休み中、オン・オフの切り替えはできた?

Check!
勉強中心の毎日を送りながらも、メリハリをつけて意欲をキープ!


Q  夏休み中、規則正しいリズムで過ごせた?

Q  夏休み中、だらけず勉強に集中できた?

Check!
一定の生活リズムを保って、“だらけ&中だるみ”を防止!

Q  すぐに良好な学習ペースをつかめた?

Check!
早めに学習ペースを確立!よい勢いを保ったまま後半戦へ


毎日の自己管理を徹底して、学期中のリズムを崩さない

 学校が生活・勉強のペースメーカーとなる学期中とは違って、夏休みは自己管理を徹底し、自己責任で過ごす必要がある。その点が甘いと、学校がない開放感からだらけがちとなり、貴重な時間の多くを無駄にすることになる。
 その点、大学合格を手にした先輩たちは、やはり自分を甘やかすことなく、しかし無理をすることもなく、勉強中心の受験生らしい生活を送っている。今回のデータを見ても、早寝・早起きで無理なく十分な勉強時間を確保し、集中力を保ちながら日々コンスタントに勉強する合格者像が浮かび上がってくる。誰に言われなくとも、きちんと自己管理して節度を保ち、むやみに学期中の生活リズムを崩すことなく、夏休み全体を一定のペースを保って過ごす。これは2学期以降の受験勉強の後半戦にも影響する夏休みの生活の重要な心得と言えるだろう。
 先輩たちを見習って、規則正しい生活の中で良好な学習ペースをキープし、日々着実に成果を積み上げるとともに、よいリズムのまま2学期を迎えられるよう心がけてほしい。



夏休みの生活スタイル
大学合格者の体験談&アドバイス

Q 時間最大活用するために1日をどう使う?

午前中に多めに時間をとって勉強すると、午後からもその勢いで、やる気とよい勉強のペースをキープできる。(京都府立大・女)

●起床時間と就寝時間を固定して、朝・昼・夜それぞれ何時間勉強するかを決めるとよい。(津田塾大・女)

●午前は知識系、午後は演習、夜は弱点補強など、時間帯で学習内容を変えると飽きない。(早稲田大・男)

●朝・昼・晩で場所を変えて、集中できる環境で勉強する。私は眠くなりがちな午後、人目がある図書館などで勉強した。(福岡女子大・女)

●学校のように8:00~9:00が1時間目、9:00~10:00が2時間目と、1日の時間をコマ単位で使うと、メリハリがつく。(東京理科大・男)

●一度、自分の1日の生活を逐一記録してみるとよい。1日のうち、どれだけムダにしている時間があるかよくわかる。(兵庫県立大・女)

テレビ、スマホなどを断つ。自分はテレビでプロ野球の結果をチェックすることと、週刊の少年誌だけを楽しみにしていた。(早稲田大・男)

●規則正しい生活リズムの中、無理のない安定したペースで適度に息抜きをしながら、日々勉強を続けるのが一番だと思う。(早稲田大・男)


Q だらけ防止&やる気アップの秘訣は?

●自宅だと気が散る人は、図書館や自習室など、誘惑されるものがない場所で勉強する。(新潟大・女)

●夜遅くまで勉強すると、翌朝寝坊して、1日中ダラダラしてしまう。夜は早めに切り上げて、生活リズムを崩さない。(京都府立大・女)

●長時間ダラダラと勉強しない。食事や娯楽を適宜挟んで、息抜きすることも大切。(早稲田大・男)

●少し頑張れば達成できるくらいの小さな目標を立て、一つひとつずつ確実にクリアすることを目指すと、だらけにくい。(慶應義塾大・女)

●「何のために勉強しているのか」を明確にする。やらされている感じではなく、自発的に取り組む意志をもつことが大切。(明治大・男)

●一番やる気がなくなるのは、計画が崩れたり、成果に納得がいかなかったとき。「計画を修正する」「予備日設ける」など、そうならないための準備をしておく。(大阪大・女)

●本命大学のパンフレットを手の届く場所に置いておき、だらけそうになったら、すかさず手にとって気合いを入れ直す。(慶應義塾大・女)

●やる気が出ない人は、オープンキャンパスに行くのがおすすめ。意欲がわいてくる。(大阪大・女)

Q だらけず勉強に集中するカギは?(複数回答)

集中しやすい場所で勉強する・・・66%
規則正しいリズムで生活する・・・55%
夏休みの目標・計画を立てる・・・51%
大学進学への意欲を高める・・・・49%
毎日の学習内容・量を決める・・・43%
オン・オフのメリハリをつける・・42%
毎日の学習時間を決める・・・・・34%
学習目的を明確して勉強する・・・31%


Q 夏休み中の気分転換法&お楽しみは?

●勉強時間の合間のおやつマンガで気分転換した。マンガは読む量を事前に決め、ダラダラ読み続けないようにした。(一橋大・女)

●勉強を1~2時間するごとに軽くゲームをして、息抜きをしていた。(早稲田大・男)

●外出中の移動時間に好きな音楽を聴くことで、気持ちを切り替えていた。(東京理科大・男)

好きなテレビドラマを1つだけ観ていた。時間がきたら、きっちり終了するので、またすぐ勉強に切り替えられた。(大阪大・女)

●食べることが大好きなので、定期的に外食した。「次の模試まで頑張れたらハンバーグ!」と思うと、やる気が出た。(青山学院大・女)

●夏休み中の目標を達成するごとに、自分へのご褒美として設定していたショッピングや外食に行くのが楽しみだった。(大阪大・女)

ジョギングをした。運動すると解放された気分になるし、終わってシャワーを浴びるとさらに気分がすっきりする。(首都大学東京・女)

●ペットショップにいる小動物を自分のペットのように見守っていると、とても癒され、受験勉強のストレスも解消できた。(明治大・男)


Q 夏休み中、1日のうちスマホテレビ読書に費やした時間は?



夏休み「生活スタイル」の禁則!

●生活リズムを乱すのは厳禁。寝坊や夜更かしなど、日々の“ついうっかり”の積み重ねで、相当な時間を浪費してしまう。(早稲田大・男)
●土日だからと朝寝坊するのはNG。平日中にせっかく整えた生活リズムが崩れてしまう。(東北大・男)
●睡眠不足はよくないが、睡眠時間が長すぎてもダメ。勉強時間を確保できない。(名古屋大・男)
●夏休み中、何日間も旅行に行ったり、大きなイベントは予定しないほうがよい。それが終わって、やる気が落ちた同級生もいた。(津田塾大・女)
●一話・一巻で完結しないマンガなどは、気分転換に用いない。休憩と称して、ついダラダラ読み続けてしまう。(慶應義塾大・女)
●周囲の人をあまり気にしない。受験は自分との勝負! 他人と比較したりせず、自分の目標・計画を信じて、自分のペースで毎日を過ごそう。(青山学院大・女)

この記事は「螢雪時代(2017年8月号)」より転載いたしました。


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