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[苦手を克服!]大学合格者の実態は?

  • [2017/8/10]

志望校に合格を決めた先輩たちは苦手の克服に向けてどのように取り組んでいったのか、その実態を徹底調査した。
まずは「苦手とどう向き合うか」という視点で、先輩のノウハウやアドバイスを参考にその姿勢を学び、合格を勝ち取ろう!

◆先輩たちはこうして苦手を克服した!◆

苦手の箇所・原因を分析・把握する


対策を立てて勉強する

基本から学習を積み上げ直す:教科書、基本問題集

知識や理解の穴を埋める:参考書

弱点を整理・補強する:ノート、模試




苦手克服



苦手の実態

 受験科目に苦手科目はあった?



 苦手科目のは?



 受験科目の中で苦手だった教科は? ※複数回答可



 苦手だった理由は? ※多い順に3つを回答



 基礎を固められなかった理由は?

●数学や化学の計算問題は、計算や公式の暗記が苦手で、演習もあまりしていなかったために基礎固めが難航した。(山形大 農学部 Tさん)
●物理は公式を覚えるだけで、その成り立ちや意味を理解せずに問題を解いて、基礎を固められなかった。(東京医科歯科大 歯学部 Tさん)
●古文は単語や文法などの暗記するべき知識を蓄えることをおろそかにし、問題演習ばかりを行っていたから。(一橋大 法学部 Yさん)
●数学の授業でよく理解できなかった箇所があっても、その場で先生や友人に質問して解決しないでいたから。(信州大 人文学部 Nさん)
●英語は得意だと思っていたので単語や文法をおろそかにし、難易度が上がるとついていけなくなった。(首都大学東京 都市教養学部 Tさん)
●数学は習ったときにすぐ演習して定着させず、テスト前まで放置してしまい十分に身につかなかった。(京都府立大 公共政策学部 Tさん)
●物理は次々と新しい単元について行くのに必死で、習った範囲の復習をおろそかにしたままでいたから。(大阪府立大 生命環境科学域 Hさん)

単語・文法・公式などの暗記・理解をおろそかにしない。復習もしっかりと




苦手があって当然。苦手の原因を把握して対策を立てる

 志望校合格を決めた先輩でも、この時期は苦手科目があった人が多い。そのうち、7割超が2科目以上を苦手としていた。英数国の主要3教科で見ると、文系・理系の先輩とも、英語よりも数学・国語を苦手とした人が多い。苦手だった理由としては、「必要な知識が不足した」「理解が浅かった」「基礎固めができなかった」「つまずきや弱点を放置した」などと答えた人が多かった。また、先輩の中には、わからなかったらすぐに参考書を見て問題を解いてしまい、自分で考える癖をつけられなかったという人もいた。この時期は苦手があって当たり前。大切なのは、自分はどこが苦手で、なぜ苦手なのかを分析・把握して対策を立てることだ。



苦手の克服方法

Q いつから苦手克服に力を入れ始めた?



 苦手を克服するポイントは? ※多い順に3つを回答



 どのアイテムが苦手克服に役立った? ※多い順に3つを回答



 アイテムを使って、どのように苦手克服をした?

●ほとんどの科目は問題集を解いてわからない原因を突き止め、教科書や参考書で確認。(東北大 法学部 Yさん)
●やさしめの参考書で内容を理解し、基本的な問題集で演習。わからなかったところは参考書や教科書に戻り確認した。(千葉大 園芸学部 Mさん)
●世界史はかわいい挿絵がついた簡単な参考書で基礎から知識を頭にたたき込み、教科書や資料集、参考書を使って自作の年表をまとめてアウトプット。(名古屋大 法学部 Nさん)
●問題集を解いて参考書で見直し、間違えたところは徹底的に調べてノートにまとめた。(京都大 農学部 Oさん)
●数学は、模試で間違えた問題を復習するノートを作り、繰り返し解いた。その他の科目は、重要な語句、公式などを付せんに書いてノートに貼った。(大阪大 人間科学部 Aさん)
●日本史の点数が伸びなかったので、暗記ブックを買ってそれに特化して勉強したおかげで点数はかなり上がった。(長崎大 医学部保健学科 Iさん)
●数学・古文は自分のレベルにあったわかりやすい参考書を中心に苦手克服を進め、基本問題集を解いた。(首都大学東京 健康福祉学部 Tさん)


模試・問題集を解いて苦手の原因を把握し、教科書・参考書で確認。ノートで補強



 苦手克服にかかった時間はどのくらい?



 苦手は受験までに克服できた?



 苦手の克服は受験結果に影響した?



 苦手の克服がこんな影響をもたらした!

●化学の計算問題が苦手だったが、夏休みに問題集を2、3周繰り返したら割とできるようになり苦手意識がなくなった。(筑波大 理工学群 Oさん)
●5月のセンター模試では英語・国語・物理が苦手だったが、その原因を追究し、教材を探して勉強した結果、8割程度まで得点できるようになった。(宇都宮大 教育学部 Sさん)
●現代文の苦手を克服したことで、センター試験本番で過去最高点を取れて自信に。(東京大 文科三類 Oさん)
●数学の難問に向き合う思考法と忍耐力を身につけたことで、ひとつの問題に対して複数のアプローチができるようになり、大問を完答できる確率が上がった。(京都大 工学部 Kさん)
●古文は単語や助動詞の意味を覚え、文章を読めたら、センターで約8割取れた。(奈良女子大 生活環境学部 Hさん)
●センター試験でも大きな割合を占める英語と数学の苦手を克服し合格。 (大阪府立大 地域保健学域 Yさん)
●世界史はセンター対策の問題集で、選択肢のどこが合っているのか、間違いなのかを教科書で照らし合わせて記憶に定着させ、受験時に答えを思い出せた。(同志社大 文学部 Nさん)


苦手を克服することで思考の幅が広がり得点力がアップし、精神的にも強くなる

教科書・参考書・問題集などで、時間をかけて苦手を克服

 先輩の7割超は1学期~夏休みに苦手の克服に力を入れ始めている。まず苦手な箇所、その原因を分析・把握したうえで、苦手科目と向き合い、十分な時間をかけて勉強している。具体的には、教科書や参考書、問題集を用いて基本事項を理解し、基本問題を解くなどして基礎固めをやり直したり、模試などで間違えたところや解法をノートにまとめたりして、苦手分野の知識や理解の穴を埋めている。苦手を克服することは得点力アップ、そして自信にもつながり、志望校合格を引き寄せることができる。先輩たちのように、あせることなく、粘り強く、苦手を克服していこう。そうしていく中で思考力と忍耐力が身につき、精神的にも強くなる。

この記事は「螢雪時代(2017年7月号)」より転載いたしました。


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