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2018年 知っておきたい【大学入試キーワード】

  • [2018年]大学入試まるごとガイド

自分に合った志望校を見つけ、受験勉強を有利に進めるためには、大学入試の制度と併せて“用語”についても知っておきたいもの。数ある大学入試用語の中から少しだけピックアップしたので、理解を深めるきっかけにしてほしい。

1: 募集人員入学定員の違いは?

 大学入試は、アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)に基づいて選抜方法・対象が定められ、一般入試・推薦入試・AO入試・帰国子女入試・社会人入試などと様々な種類に分かれている。いずれの入試でも、学部(学科)等ごとに募集する人員が定められているが、この「入試単位での人員」のことを募集人員という。すべての入試の募集人員を合計したものが入学定員となる。




2: 志願倍率実質倍率ってどう違うの?

 大学入試を受験するには、まず受けたい学部・学科等の願書を書いて、決められた期日までに提出(=出願)する。出願した人の数、つまり志願者数が募集人員の何倍だったのかを示す数値を志願倍率(=志願者数÷募集人員)という。また、志願者のうち、実際に入試を受けた人の数、いわゆる受験者数が合格者数の何倍だったのかを示す数値を実質倍率(=受験者数÷合格者数)という。この実質倍率が実際の入試の競争率を表すバロメーターとなる。とくに私立大では合格者の入学手続率を考え、一般入試で募集人員の3~5倍程度、センター試験利用入試では10倍程度の合格者を出すのが普通で、実質倍率は志願倍率より低くなることが多い。そういう意味で、志願倍率を「見かけの倍率」といったりもする。



3: 圧縮配点傾斜配点の違いは?

 センター試験のノーマル配点は、国語=200点、地歴=各科目100点、公民=各科目100点、数学=各科目100点、理科=各科目100点(基礎を付した科目は2科目合わせて100点)、外国語=200点(英語は、筆記200点+リスニング50点の計250点)となっている。
 圧縮配点とは、大学が課すセンター試験の全教科・科目の配点を一様に圧縮する配点方式のこと。
 一方、傾斜配点とは、センター試験の特定の教科・科目の配点を高くしたり、低くしたりする配点方式をいう。
 いずれの配点パターンでも、自分の得意(苦手)な教科・科目の配点が高くなったり、低くなったりすれば、受験の有利・不利にかかわってくることがある。志望校を決定する際には、配点パターンにも注目しよう。



4: 競争の激しさが逆転する隔年現象

 大学入試では、志願者数が増加→減少→増加→減少…と1年おきに増減を繰り返す隔年現象が見られることがある。例えば、国立大一般入試のA学科で募集人員を増やしたり、入試科目の負担を軽減(〈例〉2次試験で3教科⇒2教科に変更)したりすれば、志願者数が増えて実質倍率(=受験者数÷合格者数)もアップし激戦となる。その翌年は、受験生の多くが「前年と同様に激戦になる」と考えて敬遠し、志願者数は減り実質倍率もダウンし競争は緩和される。そして翌々年は、受験生の多くが「前年と同様に競争は緩和される」と考えて挑戦し、志願者数は増える。以後、同様に志願者数の減少→増加→減少…をくり返していく。もちろん、志願者数の増加(減少)には、募集人員の増加(減少)入試科目の負担の軽減(増加)といった変更点に加え、センター試験の平均点のアップ(ダウン)による強気(弱気)出願といった要素もかかわってくることがある。自分の志望校の志願者数や実質倍率がどのように推移しているのか調べてみよう。



5: 国公立大の2段階選抜って何?

 国公立大の一般入試は原則、センター試験と大学ごとの2次(個別)試験の総合成績で合否が決まる。そのため、センター試験を受けたら、正解を見ながら自己採点をして自分の得点を把握する。そして、得点をもとに最終的な志望大学を決めて、その大学の個別試験に出願し受験することになる。ただし、大学の学部等によっては所定の志願倍率(=志願者数÷募集人員)を超えた場合に、センター試験の成績だけで第1段階選抜が行われ、その合格者のみが2次試験を受けられるケースもある。これを2段階選抜という。2段階選抜の有無は「入学者選抜要項」や「募集要項」等で発表されるのでチェックしておこう。

この記事は「螢雪時代(2017年4月号)」より転載いたしました。


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