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センター試験【英語(筆記)】[平成29年度の問題]を先輩が解いてみた!

  • (平成29年度)センター試験 先輩が解いてみた!

東京学芸大学 教育学部[中等教育・英語専攻] F・Yさん

群馬県立高崎高校卒 男子
2016年センター英語(筆記)の点数:189点

解いてみた感想!

 昨年に比べて難易度は易しい印象。目立った変更点はなく、解きやすい出題。ただ、今年は第2問のAやCの問題など、前置詞に注意が必要な問いが多く見受けられました。また、第5問の物語文では斜体の「I」や「my」、「myself」が単なるそれらの意味とは異なっていたり、直接的に明示されていないことが問われていて、それらの理解や把握には少し手こずる人もいたかもしれません。
 高校で培ってきた英語の基礎的な運用能力が幅広く求められています。受験するみなさんは高校の授業をはじめ主体的な学びをより一層大切にしてほしいと思います。

今後の対策どうすれば?

 英語(筆記)は、実は安定して9割越えを目指せる科目です。高い正答率をあげるには、スピード感をもって問題演習にあたること。同時に、単語帳や文法書を反復して完全に自分のものにすることが近道。夏までに単語帳と文法書をそれぞれ一周しよう。夏休み中は2次試験の対策も進めつつ特に文法問題は定期的に解き、同時に単語帳と文法書の二週目に入ろう。
 自分に足りない力は何なのか、単に知識不足なだけなのか、まだ定着できていないだけなのか。自分で不足と感じる部分を着実に対策してください。そのためには、センター型の模試で間違えた箇所や、普段の授業でつまずいた箇所から目を背けないこと。具体的にいつまでに、どんな対策をすべきかを先生など周りの人と計画を立てるとよりよいでしょう。
 第5問・第6問の文章問題は、直前まで特段の対策をとるよりかは、2次試験対策を進めたほうがよいです。セ試:2次の配点比重によって戦略は変わりますが、いずれにせよ自主的に英語を学ぶ姿勢が大切です。

大問別 解答アプローチ!

第1問・第2問:単語・語法等

 知っていれば解ける、知らなければ解けない。だからこそ、文法書を何周もして自分のものにしてください。それができて、普段の授業を大切にしていれば得点源となります。スピード感をもって解きたいところです。

第3問:会話・文脈把握

 Bの不要文削除の問題は、問題文の「まとまりをよくするため」が解答のカギ。つまり「正答となる一文はそのパラグラフでは文脈を外れたもので、首尾一貫性を揺るがすもの」ということ。ただ日本語に訳しているだけでは不要文を判断するのは困難。その一文一文が意図するところ(提示、例示、意見など)をとらえたり、論の展開に注意したりすることも有益です。

第4問:資料読解

 「following」や「followed by」の表現がこの問題絡みで問われることが多い。また、問4のような問題は模試などでよく見られる問題ですが、「最後のパラグラフでのトピックは何なのか」ではなく、「最後のパラグラフに続くトピックは何なのか」を問うている点に注意。

第5問・第6問:長文読解

 第5問は、斜体の単語の理解がポイント。「the human」と「I」の同格を押さえられれば、読解は難しくありません。第5問の問4は本文中に明示こそされていないものの、容易に正答を推察できます。しかし、これもただ字面だけを追って読むだけでは正解を導けません。

この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。


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