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センター試験【数学Ⅱ・B】[平成29年度の問題]を先輩が解いてみた!

  • (平成29年度)センター試験 先輩が解いてみた!

大阪市立大学 医学部 医学科 K・F さん

兵庫県・神戸女学院高等部卒 女子
2016年センター数学ⅡBの点数:91点

解いてみた感想!

 私が受験生として解いた時と出題分野、難易度ともに大きな変化はないという印象でした。全体的に基礎的な内容を問うている問題が多く、計算量も例年に比べるとやや少なめなので、落ち着いて計算ミスをしなければ解けると思います。特に第2問の二次関数は年度によっては計算量が多い年もあるので、それに比べると今回はややこしい計算が少なく取り組みやすかったのかなと思いました。ただ第4問は座標とベクトルの成分の両方としてみなければいけないので少し解きにくかったです。ただ計算量はやはり少なめです。初めの座標として捉えるところを丁寧に取り組めばよいと思います。全体的にはやや易と感じました。

今後の対策どうすれば?

 今回の問題を実際に解いてみて、基礎的な公式や定義を問うている問題もあり、やはり基本をしっかりと理解している必要があると感じました。解き方も問題練習をしていればよくみるものが多いと思います。
 センター直前期には過去問を時間を計って解く練習をしなければならないので、2次試験の対策のためにもまずは夏までに定義や基礎的な公式を理解したうえで覚え、基礎的な問題をひと通り解けるようにしておいたほうがよいと思います。夏までで基礎を固めたうえで、秋以降は2次試験対策に重きを置きましょう。特に記述式なのであれば、その練習は秋にしておくべきです。特別なセンター対策はこの時期はそれほど必要ないと思います。センター試験の過去問などセンター試験のための対策は11月以降徐々に割合を増やしていきましょう。12月以降の直前期にあらためて教科書の内容など基礎的なところも振り返りながら本格的にセンター試験の対策をしましょう。

大問別 解答アプローチ!

第1問:〔1〕三角関数〔2〕指数・対数関数

 かなり丁寧に誘導をつけてくれているので、素直に誘導に従って解きましょう。常用対数の計算問題は珍しいので少し戸惑ったかもしれません。全体としては基本的な公式をおさえられているかが肝心。計算も大変でないので15分ぐらいで解けるといいと思います。

第2問:微分法・積分法

 前半は接線に関する典型的な問題。面積に関する問題は簡単なものでよいので自分で図を描くようにしましょう。面積の増減に関してはどちらも微分して求める典型的な問題。微分法、積分法の基本知識や計算練習が必要になります。15分程度で解けるとよいでしょう。

第3問:(選択)数列

 等差数列や等比数列の性質の理解が試される問題。(1)、(2)は初項や公比から具体的な項や和を求める計算で、(3)は和に公比をかけるという典型的な問題ではありますが知っていないと解きにくい問題です。計算量は比較的少ないので10分で解けるのが望ましいです。

第4問:(選択)ベクトル

 座標とベクトルの成分という二つの側面からみなければいけないので、少しとっかかりにくいかもしれません。初めの座標を求めるところができればあとはベクトルの計算なので取り組みやすいです。内積などベクトルの基本的な性質の理解はしっかりしておきましょう。15分程度で解けることが望ましいです。

この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。


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