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センター試験【数学Ⅰ・A】[平成29年度の問題]を先輩が解いてみた!

  • (平成29年度)センター試験 先輩が解いてみた!

一橋大学 法学部 Y・Aさん

大阪教育大学附属天王寺高校卒 男子
2016年センター数学ⅠAの点数:87点

解いてみた感想!

 特別大きな変化はなかったと思います。難易度も去年と同じか少し易しかったです。しいて言うなら第1問の必要十分条件のところは、ややこしかったので、そこをきちんと解ければ高得点も狙える問題だと思います。
 昨年同様、第2問でデータの分析について今年も出題されたのが特徴だと思います。集合と命題や相関関係についての問題は基本的な記号の意味を押さえましょう。そのうえで問題に対して自分で図を描いてみたりしてきちんと解釈できれば解けると思います。
 第4問は順を追って考えていけると解きやすかったと思います。全体として計算の分量もそこまで多くないので過去問演習の差が表れたかと思います。まとめると、今年の難易度は「やや易」と言えます。

今後の対策どうすれば?

 センター数学Ⅰ・Aは基本的な内容が幅広く出題されるのが特徴です。そのため、1学期から夏休みにかけての対策は、まずは典型問題を網羅することです。具体的には学校で配られるような分厚い参考書の例題の問題をひと通り友だちに説明できるくらいまで理解でれば大丈夫です。
 秋からは過去問などを通して演習を重ねていきましょう。数学については直前期になるまではマーク模試を受ける時以外は、センターを意識して勉強する必要はないと思います。むしろ2次対策がしっかりできている人ほど高得点を取る印象があります。そこは志望校の配点を考慮して勉強の優先順位をつけましょう。代わりに、直前期にはひたすら過去問演習をしましょう。特に論理関係やデータの分析など2次試験で対策しない範囲についてはこの時期に再度確認しましょう。

大問別 解答アプローチ!

第1問: 〔1〕数と式〔2〕集合と命題〔3〕2次関数

 数と式や2次関数は典型問題がよく出題されるので、過去問演習を通じてパターンを掴んでおきましょう。難しい思考よりも計算力が問われる範囲。集合と命題は、まずは基本的な論理関係を押さえましょう。その際、自分でいくつかのテンプレートを持つことがお勧めです。

第2問: 〔1〕図形と計量〔2〕データの分析

 図形と計量では、余弦定理・正弦定理はもちろん、三角形の面積の求め方などの公式や典型問題を押さえましょう。ここは要領の良さが求められます。ひとつの問いに対し複数のアプローチが可能なので、最も簡単で早くミスなく解ける方法を模索すること。データの分析は共分散・相関係数の仕組みを理解しましょう。

第3問:(選択)場合の数と確率

 最も満点が取りやすく最も被害が大きくなりやすいのが、場合の数と確率。出題者の要求は何か、その際の条件は何か(例えば引いたくじを戻すか戻さないか、など)を押さえて解くこと。条件付き確率ぐらいしか知識は必要ないです。解きつつ見直しを逐一するように。

第4問:(選択)整数の性質

 とっつきにくいけど実は簡単な分野。ユークリッドの互除法などは最低限押さえましょう。自然数は、範囲を制限するなどの解法が有効。具体例を思い浮かべると解きやすいです。出題者の意図が読み取りやすいので、解きながら意図を考えると解法を思いつくことがあります。

この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。


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