page_top

センター試験【国語】[平成29年度の問題]を先輩が解いてみた!

  • (平成29年度)センター試験 先輩が解いてみた!

千葉大学 教育学部[中学校教員・国語科教育分野] S・Mさん

千葉市立千葉高校卒 女子
2016年センター国語の点数:200点

解いてみた感想!

 ほぼ昨年と同じ出題傾向、難易度は標準だったと思います。評論文と古文は、前年が読みやすい題材だったので、今回は難易度が上がっているように感じました。変わったと感じた点は、古文・漢文の問1。ここ数年は「いかでかこの迫よりは入らむ」というような短文の意味を問われたのに対し、今年はほぼ単語。文脈からの推測がしづらく、単語力次第の問題でした。
 小説の問1は少し解答に迷う問題。「呆っけに取られる」など、なじみのある言葉は、なんとなく意味を理解したつもりになっているので、日ごろからあいまいな理解の言葉はきちんとした意味を確認し直すとよいでしょう。

今後の対策どうすれば?

 国語は毎年出題傾向がほとんど変わらないので、センター試験の過去問に多く触れることで傾向はつかめると思います。
 漢字、古文単語や助動詞の意味や活用、漢文の文法や重要漢字などの基本的な知識は、1学期中に総復習しておきたいです。夏休みからは過去問にあたり実践を積んでいくとよいです。
 大問ごとの解答時間のめどを立てておきましょう。「現代文は苦手だから25分、その分漢文は15分」というように。最初は、時間内にとき終えられなくても、早く解くことを心がけてください。演習を重ねるうちに、時間の感覚や早く解くことに慣れるはず。苦手な大問は、専用の参考書での対策が有効です。
 基礎知識を押さえて、センター対策にめどが立ったら2次試験対策をすぐ始めましょう。センターの正しい選択肢は答え方の模範解答だと思って、センター対策の時から、記述の答え方として学んでおくと効率的。逆に記述ができれば、マークで選択肢を選ぶのは簡単なので2次対策に重点をおいてもよいと思います。

大問別 解答アプローチ!

第1問:評論文

 最後の問題は全体の構成や表現が問われているので最初に目を通して、その問いを念頭に置いて読み進めると解答が楽に。問題文の選択肢の文が長くて大変ですが、4つを見比べて同じところは消していくと選びやすくなります。

第2問:小説

 小説文だと、登場人物がいて感情移入して解いてしまいがちですが、必ず客観的に解くこと。文章に書かれていないことまで深読みしない。文章の表現から読み取れることを考えます。

第3問:古文

 読みにくい題材の時も、選択肢の文からストーリーの概要が見えることが多いので、問題文は最初に目を通しておきましょう。敬語があると、その文の動作主がわかるので敬語に注意して読むこと。単語はきちんと覚え、ここ最近は助動詞の問題が必ず出ているので助動詞の活用表も完璧に。和歌の理解を問われることもあるので、和歌によく出る表現も要確認です。

第4問:漢文

 どのような教訓がテーマなのかを考えながら解くとよいでしょう。古文同様、問題文を読みながら進めるのが有効。漢字の意味や読み方を問う問題では、基本的な漢字や重要な漢字からの出題がほとんど。演習で、その都度覚えていくこと。白文を書き下す問題などは漢文のルールを押さえておけば、選択肢は絞れます。文法書の基本的な助動詞や句法は必ず覚えましょう。

この記事は「螢雪時代(2017年5月号)」より転載いたしました。


この記事で取り上げた大学

螢雪時代 【定期購読】のご案内

国公立大&難関私立大合格!のために読む雑誌

大学選びのための大学情報・入試情報と、合格するための学習方法を毎号満載し、志望校合格をめざす受験生を強力にサポートします。
現在、ステキなプレゼント付きの『定期購読キャンペーン』を実施中!!

年間10か月以上(2018年3月号までの範囲で継続)定期購読される方が対象です。 「5月号(発売中)から2月号まで」あるいは「6月号(5/13発売)から3月号まで」のどち らでも、お申込みいただけます。 ぜひ、ご利用を!

(平成29年度)センター試験 先輩が解いてみた! 記事一覧

入試・勉強法 記事一覧

“千葉大学”の関連記事一覧