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2次試験で合格者平均点をとる!

  • 国公立大2次出願のポイントはこれだ!

センター試験(以下、セ試)を受けたら、自己採点の結果をもとに、国公立大志望の人は2月1日までに個別試験(以下、2次)へ出願する。
予想より得点できた人も、そうでなかった人も、結果を冷静に受け止め、最善の対策を立てよう。
ここでは、自己採点データや大学公表の合格者データなどをもとに、2次出願のポイントと“2次逆転”の条件を紹介する。

センターの高得点者が
2次でも高得点とは限らない。
2次で合格者平均点を確保しよう

 国公立大では、後期など一部を除き、セ試と2次の合計点で合否が決まる。その実態を、本誌取材のデータ( 図表4 :X大学-理系学部の前期の事例)で見てみよう。

 同学部の入試科目・配点は、セ試が5教科7科目の450点、2次が数学・理科・英語各200点の計600点。
 合格者・不合格者の分布は、セ試を10点刻み、2次を30点刻みの得点帯に分け、双方が交差したブロックごとに、人数の多い少ないを色の濃淡(5段階。濃くなるほど人数が多い)で示した。緑色は合格者(例:セ試380~390点、2次330~360点の範囲)を、紫色は不合格者(例:セ試360~370点、2次240~270点の範囲)を、オレンジ色のブロックは合格者・不合格者の混在ゾーンを示した。また、セ試・2次合計の合格最低点を示す直線k( x + y = k )の右上部分が合格ゾーンとなる。

1  セ試の得点は、受験者が330~410点に、合格者は360~410点(得点率80~90%)に集中。合格者平均は380点(約85%)程度。
2  2次では、受験者は240~420点(40~70%)の範囲に集中。合格者は270~450点(45~75%)の幅にあり、集中するのは300~420点(50~70%)の得点帯である。
3  合格者の大半は「セ試80~90%、2次50~70%」のゾーンにいる。その幅はセ試の10ポイント差に対し、2次は20ポイント差になる。マーク式のセ試に比べ、記述式の2次(特に数学・理科)は得点差が大きくなる。
4  全体の得点分布はほぼ楕円形になり、セ試と2次の得点は相関関係にある。ただし、セ試が340~350点と低くても、2次で360~390点(60~65%)の高得点をとって合格した者もいる。逆に、セ試で400点近くをとっても、2次で240点(40%)程度しかとれず、不合格となっている。

 ここで注目したいのは、セ試の高得点者が必ずしも2次の高得点者ではない、ということ。記述試験を常に意識した学習で、2次に適応した学力がついていれば、もしもセ試で目標の点数を取れなくても、2次の配点が高い大学・学部なら、ある程度は挽回が可能なのだ。
 次に、セ試で合格最低点の場合、2次でどれだけとれば合格できたか、16年の大阪市立大(前期)のケースを見てみよう( 図表5 )。
 同大学ではセ試・2次・総合点それぞれに、合格者の最低点や平均点を公表している。そこで、総合の合格最低点からセ試のそれを引き、「2次必要点」として算出し、さらに2次の合格者平均点と比べてみた。
 これをみると、2次科目が国語・外国語(商・経済は数学も)の商・経済・法・文では、学部により得点率48~51%、2次科目が数学・理科・外国語の理・工でも、学科により得点率42~46%と、いずれも合格者平均点付近(ほぼ、上下3~4ポイントの範囲)の得点が必要だった。特に、医学部医学科では得点率63.4%と、合格者平均に達しないものの、全学の「2次必要点」で最もハイレベルな得点が必要だった。
 きびしい目標ではあるが、“2次逆転”のためには、合格者平均点を確保できるまでレベルアップしておきたい。


この記事は「螢雪時代(2017年2月号)」より転載いたしました。


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