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2次試験で逆転は本当に起こる!

  • 国公立大2次出願のポイントはこれだ!
  • [2017/1/17]

センター試験(以下、セ試)を受けたら、自己採点の結果をもとに、国公立大志望の人は2月1日までに個別試験(以下、2次)へ出願する。
予想より得点できた人も、そうでなかった人も、結果を冷静に受け止め、最善の対策を立てよう。
ここでは、自己採点データや大学公表の合格者データなどをもとに、2次出願のポイントと“2次逆転”の条件を紹介する。

センターが高得点でも安心は禁物。
特に、2次の配点比率が高いと
逆転が起きやすい

 図表1 に、駿台予備学校の「入試データバンク」の中から、金沢大学の人文学類の前期日程について、2016年(以下、16年)のセンター試験の合否調査結果を示した。
 16年入試では、配点が「セ試1,000点、2次600点」。入試結果は受験者265人、合格者111人、実質倍率2.4倍で、図表1のデータは受験者の約90%、合格者の約92%をカバーする。大学公表のセ試の合格者成績は「最高870.9点、平均747.6点、最低654.5点」で、本データの合格者の分布にほぼ合致する。
 得点帯ごとの合格者・不合格者の分布表で、背景がオレンジ色の部分に注目しよう。本データでは不合格者の最高が約770点で、合格者の最低は約650点。この差120点の範囲が“2次逆転”が起きた「合否混在ゾーン」で表中の合格者の約86%、不合格者の約89%が含まれる。
 セ試で合格最低点の受験者が総合点の合格最低点を超えるには、2次で合格者平均(60.6%)を上回る得点率(68.0%)が必要だったが、それでも逆転は可能だ。逆にセ試で高得点を取っても安心はできない(2次が合格最低点〈39.5%〉の場合、セ試は82.5%が必要)。
 さらに、機械工学類の前期( 図表2 )も見てみよう。16年入試では、配点が「セ試450点、2次650点」。入試結果は受験者262人、合格者123人、実質倍率2.1倍で、図表2のデータは受験者の約78%、合格者の約77%をカバー。大学公表のセ試の合格者成績は「最高374.5点、平均328.8点、最低280.2点」で、本データの合格者分布にほぼ合致する。
 本データの合否混在ゾーンは、不合格者の最高(約350点)と合格者の最低(約280点)の間、70点差の範囲であり、表中の合格者の約89%、不合格者の約88%が含まれる。セ試の満点が圧縮配点の450点であることを考えると、セ試の比率が高い人文学類より、“2次逆転”のゾーンが広いといえる。


この記事は「螢雪時代(2017年2月号)」より転載いたしました。


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