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【メンタル編】30日間で勝てるココロとカラダを作る!

  • センター本番で結果を出す!【吉田式】ベストコンディショニング術
[監修]医学博士・本郷赤門前クリニック院長
吉田たかよし先生

本番でのパフォーマンスを左右するのが、試験当日の心身のコンディションだ。
それをいかによい状態に仕上げるかは、残り30日間の過ごし方にかかっている。
吉田先生に、科学的・医学的観点から、脳や体に効く術を教えていただこう。
これらを実践しているのといないのとでは、本番の結果に大きな差が生まれるはずだ。

チャレンジャーとして挑む姿勢で、
脳のパフォーマンスを向上させる

 脳は不確実性に弱い。例えば、合格・不合格や勝ち負けが決まっていない、という不確定な状況では、イライラしたり不安が高まったりして能力が低下するのだ。そして、人間というのは心のどこかに「合格して当然」という傲慢さがあり、それが不安を高めてしまう。だから実は、「落ちて当然」と考えたほうが、脳のパフォーマンスは向上する。同様な思考法はアスリートのメンタルトレーニングにも取り入れられており、世界ランクトップの選手でも、「負けて当然。チャンピオンではなく挑戦者として試合に臨む」という思考を実践しているそうだ。「自分は落ちて当然。だからこそ、チャレンジする!」という精神こそが、最後まであきらめない粘りを生むのだ。

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◆“負けて当然”が粘りを生む!

体を動かし発散させて、
脳へのストレスを軽減する

 実は、メンタル面の不調の多くは、運動をすることで軽減できる。それほど、脳と運動との関係は密接だ。体を動かすことで血行がよくなり、脳に酸素や栄養素が行き届き、それだけでもスッキリとした感覚を得ることができる。さらに、脳へのストレスが軽減され、結果的に集中力や免疫力も上がる。また、身体の適度な疲れが質の高い睡眠にもつながる。散歩や軽いジョギングのほか、大声を出して体力を発散するのも効果がある。なお、この時期は風邪やインフルエンザを恐れて外出を控える受験生もいるが、外気を吸うだけでウィルスに感染する可能性は極めて低い(ウィルスの付着した物に触れると感染しやすい)。自宅にこもらず、1日1回は外に出て体を動かすようにしよう。

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◆集中力や免疫力もアップ!

朝・晩2食のヨーグルトで、
体と頭の環境を整える

 心身のコンディションを整えるのにオススメなのがヨーグルト。乳酸菌が腸内環境を整え、体の調子がよくなるのはもちろん、脳の調子もよくなるのだ。「脳腸相関」と言って、腸と脳とは互いに強く影響し合っている。不安やストレスにより下痢などを引き起こす過敏性腸症候群は、脳の不調が腸の不調につながる一例だ。逆に、腸の調子がよくなれば、脳の感情を司る機能が安定し、ストレスも軽減される。さらに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きにより、腸内で多糖類が増え、免疫力が高まり風邪予防にもなる。まさに、いいことづくしなのだ。なお、ヨーグルトは朝だけでなく、乳酸菌を生きたまま腸に届けるために、胃酸が出にくい夜にも食べるのがオススメだ。

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◆“脳腸相関”で脳が変わる!

自分の能力を正しく認知して、
適度な自信を手に入れる

 センター本番で実力を発揮して結果に結びつけるためには、“適度な自信”が必要だ。自分はダメだと自信を喪失していてもいけないし、先述したチャレンジャー精神で挑むには傲慢さがあってもいけない。そこで重要なのが、自分の能力を正しく認知することだ。自信がなく不安な人は、つい「できないこと」だけに目が行きがちだが、視点を変えて、「これはできる」と自分ができることも確認しよう。オススメなのが、模試結果を振り返ること。「できていること」と「できていないこと」が明確なので、現実をありのまま受け入れるのに最適だ。“できている自分”を認識したら、「できていないところを、少しでもできるようにしていこう」とチャレンジャー精神で前進しよう。

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◆“できること”もきちんと確認

“できない”イメトレ
本番でのパニックを防止する

 本番のイメージトレーニングというと、試験でスイスイと問題が解ける「できる自分」を思い描くという印象があるかもしれないが、実はそれは逆効果だ。実際の試験では、終始イメージ通り順調にいくことは期待できず、何かでうまくいかないと、理想と現実とのギャップからパニックになってしまいかねない。よいイメージをもつことは脳にとっても大切だが、あくまでも現実に基づいていることが重要。脳をだますと、あとで痛い目に遭う。事前のイメージトレーニングでは、「解けない問題に出くわして悪戦苦闘。終了時間も迫り、焦る自分…。でも、粘り強く努力して、試験終了5分前になんとか解き切る!」といった、壁をギリギリで乗り越える現実的な姿を思い描いておこう。

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◆理想的なイメージは逆効果!

編集協力 笹原風花

この記事は「螢雪時代(2017年1月号)」より転載いたしました。


著者プロフィール

吉田たかよし先生

東京大学工学部卒。NHKのアナウンサーとして活躍後、医学部に再入学し、東京大学大学院医学博士課程修了。現在、受験生専門の医療機関・本郷赤門前クリニック院長、受験医学研究所所長、学習カウンセリング協会理事長。最新刊『「受験うつ」からわが子を守る本』(洋泉社)ほか、多数の著書を執筆している。本郷赤門前クリニックHP

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