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【学習編】得点を最大化する直前対策5つの作戦!

  • センター本番で結果を出す!【吉田式】ベストコンディショニング術
[監修]医学博士・本郷赤門前クリニック院長
吉田たかよし先生

センター本番までの時間はあとわずか。
直前対策で最重要のポイントになるのが、できることを確実にできるようにすること。
短期間で確実に得点力を伸ばすためには、あれもこれもと欲張ってはダメ!
捨てる勇気をもつことも大切なのだ。
吉田先生の学習アドバイスに耳を傾け、30日間で効率よく得点力を伸ばそう。

ノート・教科書をパラパラ眺めて
記憶の引き出しを開けておく

 直前期には、むやみに新しい内容に手をつけず、一度覚えたことを思い出しやすい状態にすることを重視しよう。そのために効果的なのが、自分でまとめたノートを見直すこと。手を動かして書くことで脳の大脳基底核という部位が働くため、自分で書いた情報は見ただけ聞いただけの情報よりも思い出しやすいのだ。ポイントは、細かく復習するのではなく、パラパラと眺めるようにして広く浅くおさらいすること。一度覚えた記憶はパッと見ただけでも思い出せるので、量をこなすことを優先しよう。すべてのノートを見直したら、参考書や教科書も同様にパラパラと眺めよう。その際、図や絵などとセットで覚えておくと、試験会場で緊張度が高い状態でもより思い出しやすくなる。

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◆“広く浅く”でも効果は抜群!

不得意分野を深追いせず、
得意分野を徹底的に固める

 試験本番で怖いのが、緊張や不安感により、本来できるはずのことができない状態に陥ること。そこで直前期には、不得意なこと・できないことを深追いせず、得意なこと・できることを固める学習を優先したい。不得意分野の対策は時間の割に効果が期待できず、「解けない、できない」と気持ちもネガティブになって、自信喪失や焦りにつながる。一方、自分が知っていることを確認して、「わかる、できる」と感じることで脳の活性が上がり、意欲や集中力がアップする。不安やストレスを感じやすい直前期に、自分をいかにポジティブな方向へもっていけるかが、本番でのパフォーマンスを左右する。できることを確実にやれば受かるのだと、しっかり自分に言い聞かせよう。

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◆“できない”に執着しない!

解答マニュアルを作成して、
本番をすべて“想定内”にする

 緊張するセンター本番、焦らず適切に試験中の作業を進められるよう、試験開始の合図から試験終了までの流れをマニュアル化しておこう。大問の解答順序、時間配分などを決めておくほか、例えば大問2が解き終わらない場合の限界タイムや、難しくて解けない場合の対処法、出題形式や問題数が変更になった場合など、さまざまなケースを想定しておくこと。この解答マニュアルは頭の中だけで考えるのではなく、必ず明文化し、A4の紙などに書き出しておこう。そのうえで、過去問演習でマニュアルを実践し、不具合を調整する。これを何度か繰り返そう。こうして作り上げた自分だけのマニュアルは、本番でおおいに役立つだけでなく、その存在自体が安心感にもつながるはずだ。

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◆紙に書き出すのがポイント!

自分の実力に見合わない問題を
捨てる練習をしておく

 時間が勝負のセンター試験では、努力しても解けない問題に時間をかけても、何の得にもならない。そこで必要になるのが、問題を見極める力と解けない問題を捨てる勇気だ。問題を見極める力をつけるには、まず過去問を解く際に、難易度が高いと感じた問題に印を付けておく。そして、答え合わせの際、本当に難易度が高い問題なのかを確認するのだ。すると、自分の実力が及ばない高難度の「捨てるべき問題」だったのか、少し努力をすれば解ける「挑戦すべき問題」だったのかがわかる。これを繰り返しているうちに、見極める力がつくはずだ。あとは、解けないと判断した問題をためらわずに捨てる練習を積むのみ。直前対策で実践し、試験時間のムダ遣いを防止しよう。

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◆時間のムダ遣いを徹底防止!

最後まで覚えられないことは
直前見直しメモに書き溜める

 記憶の理論から言うと、丸暗記というのは非常に効率が悪い。丸暗記した情報というのは、ほかの情報とのリンクがないため、定着しにくくすぐに忘れてしまうのだ。しかし、ほんの短時間だけであれば、効果がある。例えば、試験の休み時間に見た単語や用語が試験で出て、点を拾うということもあり得る。どうしても覚えられない公式を試験直前に見ておき、試験開始直後に問題冊子の余白に書いておく…なんてことも可能だ。いわば最終兵器だが、1点が合否を分ける入試では、これも重要な戦略。そこで、直前期の学習で出てきた気になる知識事項は書き溜めておくとよい。だが、欲張ってはダメ。各科目A4の紙1枚分を目安に、どうしても覚え切れないことだけに絞り込もう。

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◆試験前に丸覚えで得点確保!

編集協力 笹原風花

この記事は「螢雪時代(2017年1月号)」より転載いたしました。


監修
吉田たかよし先生

吉田たかよし先生

医学博士・本郷赤門前クリニック院長。東京大学工学部卒。NHKのアナウンサーとして活躍後、医学部に再入学し、東京大学大学院医学博士課程修了。現在、受験生専門の医療機関・本郷赤門前クリニック院長、受験医学研究所所長、学習カウンセリング協会理事長。最新刊『「受験うつ」からわが子を守る本』(洋泉社)ほか、多数の著書を執筆している。

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