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《Checkpoint 2:大学・学部の内容研究》入学した場合をイメージできる?

  • プランニングで差をつける!「成功する併願」の5つのチェックポイント
  • [2016/10/26]

そろそろ併願校を決める時期。受験勉強で忙しくても、安易に併願校を選ぶのは絶対NG!
なぜなら、どのように併願するかで、受験結果の良し悪しに大きな違いが生じるからだ。
そこで、「成功する併願」をプランニングするための5つの注目ポイントを解説する。

戦略的なプランニングで
攻めの併願を成功させよう!

 受験の最大の目標は、第一志望校に合格すること。だが、一発勝負の試験で100%合格できる保証はないのも事実。そこで、第一志望校以外の大学の“併願”を考えることになる。
 では、併願とは、浪人を回避するために、やむをえず行う“守り”の手段にすぎないのか。いや、けっしてそうではない。併願は、やり方次第では、例えば「第一志望校合格の可能性をより高める」など、より良い受験結果を引き出すための“攻め”の手段にもなるのだ。
 しかし、攻めの併願には、戦略的なプランニングが不可欠。そこでこのあと、好結果を引き出すために必ず押さえたい、併願プランニングの5つのポイントを解説する。攻めの併願を成功させ、最高の結果をつかみとってほしい。



◆入学した場合をイメージして、「行きたい大学」を厳選する!

大学選び 併願プランニングの○と×

大学・学部の中身を多角度から比較・検討して併願校を選ぶ
第一志望校がダメでも受験結果を受け入れて、入学後の大学生活を楽しめる

× 学部・学科名や入試条件など、表面的な情報だけで併願校を選ぶ
併願校に入学してから思わぬミスマッチに気づき、後悔や敗北感を引きずる。

6つのポイントに注目して
納得できる大学を見つける

「成功する併願」の重要な条件の一つが、納得して入学できる大学を選ぶこと。併願校1校にしか合格できなくても、「ここなら行きたい!」と心から思えるのなら、また、入学後の大学生活に満足できるのなら、その受験結果は実質的に勝利に等しいと言える。
 したがって、併願校を選ぶときには、それが入学大学になることを想定し、自分が入学する価値のある大学なのか、さまざまな角度から慎重に検討することが大切だ。特に注目したいのが、右ページに挙げた6つのポイント。これらを中心に各大学の情報を集めたうえで入学後の大学生活をイメージし、本気で入学したいと思える大学を見つけてほしい。
 受験生の中には、大学の中身をろくに調べもせず、入試面の条件や大学・学部・学科名だけで併願校を選ぶ人がいる。そして併願校に入学することになり、「こんなはずじゃ…」と後悔するケースが少なくないのだ。特にこの時期は、受験勉強のことばかりに目が行きがちなので、安易な選択をしないよう十分に注意したい。

「行きたい大学」選びはここに注目!

教育・研究

学部・学科名が同じでも、
各大学で学べる内容は違う


大学の授業・課題や研究に興味をもって取り組めなければ、充実した大学生活を送ることはできない。だから、各大学・学部で「何を学べるのか」は、念入りに調べる必要がある。学部・学科名だけで選ぶのは危険。名前は同じでも大学ごとに内容は違っていて、自分の興味のあることが学べないこともある。カリキュラムや教授の研究分野など、各大学を徹底的に比較して特徴を見極めよう。

校風・伝統

大学には独自のカラーがある。
自分との相性は要チェック!


各大学の長い歴史の中で育まれる独自の校風や伝統は、学生たちの勉強や生活への取り組み方にも影響を及ぼす。これが肌に合わないと、その大学や学生たちになじめず、在学中ずっと不満を抱えることになる。例えば「放任主義で自己責任の大学」と「管理主義だが手厚い指導の大学」では、大学での過ごし方は大きく違ってくる。各大学の独特のカラーを把握し、自分との相性を判断しよう。

所在地と環境

場所によって生活は変わる!
暮らしをイメージしてみよう


まず、自宅から通える大学かどうかで、大学生活の費用(住居費・生活費)は大きく変わる。また、東京などの大都市で暮らすか、地方で暮らすかによって、経済面に限らず生活スタイル全般が違ってくる。同じ東京でも、都心部か、郊外か、さらには町によって環境はさまざま。各大学の所在地とその周辺の環境を調べて暮らしをイメージし、自分が望むような生活を送れるのか考えよう。

キャンパスと設備

やりたいことが実現できるか?
施設・設備の充実度を調べる


キャンパスは在学中、日中の大半を過ごす場所。居心地がよくて、自分のやりたいことができる施設・設備を備えていれば、大学生活もより充実したものになる。大学のホームページやパンフレットには、キャンパス・設備を紹介するコーナーがあるので、各大学を比較してみよう。校舎や図書館などのほか、日々お世話になる学生食堂やサークル関連施設もできればチェックしておきたい。

卒業後の進路状況

進路の傾向をつかんで、
なりたい自分につながる選択を


大学・学部の選択は、卒業後の進路にも当然影響する。併願校を選ぶときは、卒業後の進路まで考えたうえで、自分の望む将来につながる大学・学部かどうかも検討しよう。大学案内などで、卒業生の就職業種、大学院への進学状況、資格試験の取得状況などを見れば、ある程度は各大学の進路の傾向がつかめるはずだ。その際、就職や資格取得の支援体制の充実度にも注目してみよう。

学費や奨学金制度

学費に無理がないかを確認!
奨学金での負担軽減も考える


いかに魅力を感じる大学でも、入学後の出費が自分の経済事情に合わないと、在学中、お金の問題で振り回されることになる。なかでも学費は大きな負担となるので、保護者と相談して無理のない大学を選ぶこと。経済的な事情で意中の大学をあきらめたくない人は、奨学金の受給を考えてみよう。近年、返還不要の給付型奨学金を新設するなど、奨学金制度を充実させる大学が多い。

この記事は「螢雪時代(2016年11月号)」より転載いたしました。


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