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【模試活用法】現時点の「D~E判定」はあまり気にしない!

  • 秋からの![模試]徹底活用法
  • [2016/10/6]

「夏休みにあれほど勉強したのに、模試の結果が伸びない」
と感じた人はけっこういるはず。
成績表のデータをどう捉え、活かしていくのか。
アドバイスをお送りしよう。

これからの模試活用法

夏休みの勉強は「基礎固め」、すぐには身に付かない。夏休み明けの模試は、判定が悪くてもあまり気にしないこと。自分の弱点を把握し、補強する最強のツールとして活用しよう。

現時点の「D~E判定」はあまり気にしない!

 「夏休み中、あれほどがんばって勉強したのに、休み明けの模擬試験(以下、模試)の志望校判定が意外によくない……」。
 高校や予備校での夏期講習、自宅での長時間学習などで、本格的な「基礎固め」に集中したのに、夏休み明けの模試を受けた結果、思ったほど得点が伸びず、志望校判定の低さにあせりを覚える人はけっこういるはずだ。
 あせること自体は悪くない。ただし、ここでパニックを起こし、志望校をランクダウンしたら、それはあまりにも早すぎる。夏休み明けの今の時期に「伸び悩み」を感じるのは、実は無理もないことなのだ。
 高校の先生方は「夏休みの勉強の成果が身につき、目に見える結果としてあらわれるのに、早くても2~3ヶ月はかかります」と口をそろえる。現時点では、インプットした知識が、きちんと答案としてアウトプットできるほど整理されていない。多くの模試が集中する10月~11月頃にようやく、応用力として発揮できる、というのだ。「知識量イコール得点」とはいかない国語・数学・英語はなおさらだ。
 受験生はたいてい、努力しただけ右肩上がりに学力が伸びていくものとイメージしがち。でも、実際はそう単純ではなく、前述のように、勉強したことが身につき、実際に“答案作成力”として使いこなせるまでには、ある程度の時間がかかる。だから、「基礎固め」が終わったばかりの段階では、思うように模試の結果が出ないが、いったん理解が進めば、そこで飛躍的に学力がアップするという。つまり、階段を登るように伸びていくのだ。
 だから、たとえ志望校判定が「D~E」であっても、現時点での参考値として、あまり重く受け止めないこと。志望校選定の検討材料として使うのは、あくまでも10~11月の模試だ。そして、1月以降の入試本番の段階で、最終的に合格力が身についていればいいのだ。

模試は弱点を見つけ、復習してこそ価値がある!

 そうはいっても、志望校判定が気になるのは当然だが、気にしすぎるとモチベーションが低下し、これからの秋の追い込みに悪影響を及ぼす。むしろ、模試の成績表の中で注目したいのは、受けた科目の問題別・分野別の正答率だ。自分の弱点がどこにあるのか、どの対策が遅れているかがわかる。学習到達度を示すデータとして、今後の学習計画に反映させよう。
 もう一つ大事なのが、採点された模試の答案そのものだ。模試は受けっぱなしではもったいない。きちんと活用すれば、受験生にとって「最強の教材」となる。どこが間違ったかを確認し、復習し、次は間違わないようにする。誤答こそが、学力を伸ばすための“宝の山”なのだ。
 例えば、マーク式の模試であれば、受けた直後に、問題用紙に自分がマークした選択肢に○、迷った末にやめた第2候補の選択肢に△をつけておく。答案返却後に正解を見ながら照らし合わせ、間違った問題に△の選択肢があれば、どれだけ取りこぼしたかがわかる。そこを復習することで、今後の伸びしろにできるのだ。
 下の図は、夏休み明けの模試を受けてから、秋の追い込みを経て、センター試験、さらには国公立大や私立大の本番に至るまでのスケジュールを示したもの。模試の反省をバネに、弱点をしっかり補強し、階段状に学力がアップしていくのが理想的だ。

この記事は「螢雪時代(2016年10月号)」より転載いたしました。


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