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長浜バイオ大学

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PICK UP! 関西のユニークで魅力的な研究

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琵琶湖の宝石 ”ビワマス” の脂乗りをよくする餌の開発

琵琶湖の宝石とも言われる高級魚”ビワマス”の養殖技術が開発されました。しかし、養殖のビワマスは天然モノに比べて脂の乗りが劣るため、脂の乗りをよくする安価なビワマスの餌を開発しています。

船見 和生さん(大学院博士課程前期課程1年)
森本 弘暉さん(アニマルバイオサイエンス学科4年次生)

どんな研究をしているのでしょうか

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安価で脂の乗りをよくする飼料を開発

長浜バイオ大学アニマルバイオサイエンス学科の食品分子機能学研究室(河内浩行准教授)は、琵琶湖の固有種であるビワマスの脂の乗りを良くする餌の開発に取り組んでいます。(株)びわ鮎センターの養殖池で、消費者にとっては美味しいビワマスが通年で食べることができ、生産者にとってはコストダウンとなる餌の開発です。 ビール粕や醤油の油など天然由来で安価に入手できる材料や、廃棄するビワマスのアラなどを使った餌を開発し好評ですが、今年度は琵琶湖のやっかい者、外来魚のブラックバスを使った餌の開発に取り組んでいます。

研究の魅力を教えてください

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誰もが美味しいと認める養殖ビワマスの供給

琵琶湖の固有種であるビワマスは、身の色は鮮やかなサーモンピンクで、旬の夏にはマグロのトロにも匹敵する上質な脂が全身に乗り美味しいことで知られています。しかし、天然のビワマスの漁獲量は減少し、産卵期には禁漁となり夏場にしか入手できないという問題があります。一方で、ビワマスの養殖技術の向上に伴い、年間を通して養殖ビワマスが流通するようになりましたが、天然モノに比べて脂の乗りが劣り、飼料として与える魚粉や魚油の高騰という問題を抱えています。そこで、養殖ビワマスの脂の乗りを良くする研究を進め、食品製造副産物や未利用資源を利用した低コストで脂の乗りを良くする餌の開発に成功しました。

研究の展望を教えてください

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長浜バイオ大学発 養殖”ビワトロマス”

長浜バイオ大学食品分子機能学研究室(河内浩行准教授)が開発した餌で育った養殖ビワマスが、いよいよ市場に出荷されることになりました。食品製造副産物や未利用資源を餌に利用していますが、この餌で育ったビワマスは、他の養殖ビワマスに比べて脂の乗りが良く、天然のビワマスに匹敵する美味しさです。また、成長が良く、出荷までに要する期間が通常より約2か月短いという利点もあり、まさに「長浜バイオ大学発」のブランドビワマスといえます。
市場出荷にあたり、この養殖ビワマスの商品名とマークデザインを、長浜バイオ大学の学生・教職員、卒業生を対象に募集し、商品名を”ビワトロマス”とし、マークデザインも決定しました。

将来の夢を教えてください

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飼料会社を起業し、養殖ビワトロマスを全国の皆さんに

「将来は、ビワマス用飼料の製造会社を立ち上げて、滋賀県全体の養殖ビワトロマスのブランディングをはかりたい」と船見和生さんは夢を語ります。森本弘暉さんも、「毎月のサンプリングで成長速度や脂の乗りを目に見えて実感できるので、この研究に対するやりがいを感じています。長浜バイオ大学の大学院への進学も決まり、天然のビワマスに肩を並べる養殖ビワマス用の飼料の開発を続けます。将来は水産関連や飼料メーカーで仕事をしたいと考えています」と目を輝かせます。

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