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長浜バイオ大学

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PICK UP! 関西のユニークで魅力的な研究

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肥満の予防・治療に有効な生薬の探索!

近年、肥満の有効な予防・治療のターゲットとして注目されている褐色・ベージュ脂肪を活性化するホルモン様因子・アクチビンEに着目し、この因子の生体内での発現量を上昇させることができる生薬を探索しています。

織田 更紗さん(アニマルバイオサイエンス学科 4年次生)

どんな研究をしているのでしょうか

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アクチビンE発現を上昇させる生薬の探索

エネルギーを溜め込む白色脂肪とは反対に、褐色・ベージュ脂肪細胞はエネルギーを熱へと変換する能力があります。私たちの研究室では、肝臓から分泌されるホルモン様因子であるアクチビンEが、この褐色・ベージュ脂肪細胞を活性化させ、余分なエネルギーを熱として消費させることを発見しました。体内においてアクチビンEの発現を上昇させるような物質は、糖尿病など生活習慣病の原因となる肥満の予防・治療に有効な治療薬となる可能性が高いと考えられます。
そこで、冷えの改善、発汗、代謝を亢進する作用を有する漢方薬に着目し、その原料である生薬の中で、アクチビンEの発現上昇作用をもつものを探索しています。これらの研究は他大学や製薬企業との共同で行なっています。

研究の魅力を教えてください

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私の研究が医薬品開発につながる?

現在は、試験管の中での実験ですが、多数ある生薬の中で活性のあるものを見つけた時の感動は、なにものにも代えがたいものです。今後、マウスの体内において、アクチビンEの発現上昇作用を確認できれば、さらに感動が高まることでしょう。また、生薬中の有効成分の解明を行えば、肥満の予防・治療薬の開発につながることが期待されます。
このように、私の研究が生薬の普及、定着と発展を図り、医薬品業界の更なる発展に貢献できる可能性があることが最大の魅力です。

研究の大変なところを教えてください

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継続が大事

1つの結果を出すために1週間かかる実験があったり、実験に用いるためのゲノム編集マウスを私たちで世話をして繁殖させたりと、平日はほぼ毎日研究活動をしています。細かな操作を誤って実験に失敗し、自分の理想とは違った結果が出たりすることもありますが、こんな時は、うまくいくまで実験を何度も繰り返して行います。根気強く実験を継続して、自分の予想通りの結果が出たときの感動はひとしおです。
また、良い結果が出たら終わりではありません。本当にそれが正しいのか検討し、その生薬のどれが有効成分なのか分析をするため、更なる実験が必要です。とにかく、研究をするには継続が大事です。

将来の夢を教えてください

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生薬のスペシャリスト!

生薬を用いた研究を通して、さまざまな実験手技や知識を身につけ、生薬のスペシャリストをめざしたいと思います。そして、身につけたものが最大限発揮できるような製薬会社や食品会社などの研究開発職に就き、社会に貢献できる人間になりたいと考えています。
そのために、私はアニマルバイオサイエンス学科で多くの講義や実験実習を通して培養細胞や実験動物の取り扱いを学びました。今後は大学院に進学して生薬を用いた研究を継続していきます。
私の研究を通して、高校生の皆さんが肥満や生薬などのキーワードにまず興味を持っていただければ嬉しいです。もっと研究について知りたい方は、ぜひ長浜バイオ大学のオープンキャンパスに足を運んでください。皆さんの参加をお待ちしています。

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