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新増設、改組、名称変更等の予定がある学部を示します。
改組、名称変更等により次年度の募集予定がない(またはすでに募集がない)学部を示します。
愛媛大学の学部・学科
法文学部
歴史
設置 1949
改組 1968
学科・定員
計365
〈昼間主コース〉
人文社会275
〈夜間主コース〉
人文社会90
学部内容
人文社会学科では、激動の現代社会に対応するため、現実に起こる諸問題を多角的視点から考察する。客観的根拠をもって主体的に決断し、実行する力を育成。人文社会諸科学の知識を基盤とした幅広い教養や専門的知識および実践力を備え、汎用的能力の高いグローバル人材を目指す。
入試では昼間主・夜間主両コースをそれぞれ一括募集。入学後1年間は人文社会諸科学の基礎を幅広く学び、1年次終了後に適性や興味、将来像に従って、以下の履修コースから選択し、所属する。
◆法学・政策学履修コース 法律学・政治学・経済学などの社会科学分野を総合的・体系的に学ぶ。
◆グローバル・スタディーズ履修コース(昼間主のみ) 言語文化・社会科学の学問分野を学際融合的に学び、海外研修などでグローバル社会をけん引する実践的能力も身につける。
◆人文学履修コース 哲学・心理学・歴史学・文学・地理学・社会学など人文学の主要な学問領域を幅広く、あるいは深く専門的に学ぶ。
△新入生の男女比率(2022年) 男44%・女56%
教育学部
歴史
設置 1949
学科・定員
計160 学校教育教員養成課程160
学部内容
国際的視野、高い教育実践能力、課題解決力を備えた教員を養成する。初等教育、中等教育、特別支援教育の3コース制。
◆初等教育コース 小学校サブコースと幼年教育サブコースの二つを設置。小学校サブコースは従来の教科専修を廃止し、自由度の高い科目選択が可能となった。
◆中等教育コース 教科に関する高い専門性を持つことができる。10の専攻に分かれている。
両コースとも理論的な学習と多くの実習により、教員に必要な資質を育成し、広い視野で地域の教育ニーズに応えられる教員を養成する。
◆特別支援教育コース 4つの障害領域(聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱)に対応するカリキュラムを編成。多様な実習を用意しており、特別支援教育の理論と実践について主体的な学びを深めることができる。4領域全ての免許を取得し、多様な教育的配慮が必要な幼児・児童・生徒(発達障害を含む)に対応できる高い専門性を持った教員を養成する。
△新入生の男女比率(2022年) 男30%・女70%
社会共創学部
歴史
設置 2016
学科・定員
計180 産業マネジメント70 , 産業イノベーション25 , 環境デザイン35 , 地域資源マネジメント50
学部内容
社会と地域への貢献を目指し、課題解決のために必要なコミュニケーション力、協働する力、リーダーシップ・知識や技術の活用力を備え、地域活性化の即戦力となる人材を育成する。
カリキュラムは主に「実践力育成科目群」と「専門力育成科目群」で構成されており、「実践力育成科目群」では、フィールドワークやインターンシップなどを通して、地域の人々と協働し、多角的な洞察力、想像力、課題解決力を修得する。
産業マネジメント学科では、「経済・経営の力で地域を変える」人材の育成を目指す。実社会で適切にマネジメントする能力を養う。産業マネジメント、事業創造の2コースを設置。
産業イノベーション学科では、「地域と共に考え行動し、未来の産業を切り拓く」人材の育成を目指す。海洋生産科学、紙産業、ものづくりの3コースを設置。
環境デザイン学科では、「人と自然が共生する持続可能な地域社会を共に築き上げる」人材の育成を目指す。環境サステナビリティ、地域デザイン・防災の2コースを設置。
地域資源マネジメント学科では、「農山漁村、文化・観光、スポーツ・健康の知から地域の未来を拓く」人材を育成する。農山漁村マネジメント、文化資源マネジメント、スポーツ健康マネジメントの3コースを設置。
△新入生の男女比率(2022年) 男46%・女54%
理学部
歴史
設置 1949
改組 1968
学科・定員
計225 理学
学部内容
◆数学・数理情報コースでは、代数学、位相数学、幾何学、解析学、確率統計、応用数学、数理情報の分野の教育・研究および数理情報処理に関する基盤スキルの修得により、思考力と応用力に富む視野の広い人材の育成を目指す。
◆物理学コースでは、小は素粒子そのものや、それから構成される物質のさまざまな性質およびその応用、大は宇宙諸現象の理解を目標にした教育・研究を行っている。教育では、「高校との接続」「基礎の着実な積み上げ」「柔軟な応用力の養成」に力点を置く。
◆化学コースでは、分析化学・有機化学・無機化学・物理化学・生物化学の分野にわたる体系化された専門教育プログラムを通して、物質世界の成り立ちや種々の現象を分子・原子レベルで探究し理解しようとする科学的思考力・探究力を育み、社会が期待する課題解決能力を備えた理系人材を育てる。
◆生物学コースでは、分子から生態系に至るさまざまなレベルの生命現象に対し、形態形成、生理・適応、生態・環境という側面からアプローチし、自然、生命、進化および自然と人間の関わりについて高度な専門的知識と包括的な理解を深める。さらに、実践的な生物学実験や課題研究などを通じて、的確な観察力と応用力を兼ね備えた人材を育成する。
◆地学コースでは、地球の姿や性質を総合的に理解するため、地質学、古生物学、岩石学、鉱物学、個体地球物理学、海洋学などの各分野において多様な観点と手法による教育・研究を行い、幅広い知識と科学的な思考力・応用力を併せ持った人材の育成を目指す。
△新入生の男女比率(2022年) 男73%・女27%
医学部
歴史
設置 1973
学科・定員
計170 医学110 , 看護60
学部内容
医学科では、入学当初から、基礎医学の根幹をなす解剖学、生理学、生化学を俯瞰するための「基礎医学展望」を開講する。医療人としてのコミュニケーション・スキルの基礎などを学ぶ「初年次科目」や、医療の現場を体験する「早期医療体験実習」、神経学的診察法の入門など、早期の専門教育の実施が特徴である。これらと並行して、1年次から研究室配属を行い、研究マインドの育成にも力を入れている。
2年次からは、人体解剖学や生理学、生化学、遺伝学、免疫学など基礎医学系科目を広く学び、3年次では内科学、外科学など主要臨床医学、4年次では臨床診断学の実習など幅広く臨床医学各科目を学ぶ。また、全国統一の知識・技能試験である共用試験を受験し、合格すれば4年次後期からはじまる臨床実習に参加できる。6年次では、クリニカル・クラークシップの後に卒業試験が実施される。
看護学科では、専門の知識・技術の修得、自ら学び、考え、実践する力と豊かな感性を磨く教育に重点を置く。そのため入学当初から、自分の感じ方や対象者の思いを洞察し、それを表現できることをねらいとした、少人数制セミナーや健康な子どもたちや介護の必要な高齢者とのふれあい体験学習を行う。
また、卒業時には、4年間の学びを統合した段階的な教育プログラムを編成。臨地実習は、隣接する愛媛大学医学部附属病院を中心に、地域や在宅、精神、老年実習を愛媛県内の保健所や学校、関連教育病院、施設などで実施する。
△新入生の男女比率(2022年) 男40%・女60%
△2022年医師国家試験合格率(新卒) 95.7%
工学部
歴史
設置 1949
学科・定員
計500 工学
学部内容
「機械工学コース」「知能システム学コース」「電気電子工学コース」「コンピュータ科学コース」「応用情報工学コース」「材料デザイン工学コース」「化学・生命科学コース」「社会基盤工学コース」「社会デザインコース」の9教育コースからなる1学科制により、学生は工学に共通する基礎的知識を学ぶとともに、工学の各分野の専門科目を履修することで、柔軟な幅広い知識と経験を修得した後、配属されたコースの専門科目と卒業研究を通して深い専門性を身につける。
◆機械工学コースでは、機械に関連するものづくり・問題解決能力を備え、幅広い産業分野で重要な役割を担える人材を育成する。
◆知能システム学コースでは、知能システムの知識と技術、それを生かしたものづくりを通じて、社会に貢献できる人材を育成する。
◆電気電子工学コースでは、電気・通信のシステム技術を通して、幅広い産業分野において実践力を発揮できる能力を養う。
◆コンピュータ科学コースでは、AI、データ科学、IoT、組込みシステムの技術を融合的に活用して、実社会の課題を解決するコンピュータシステムを開発できる能力を身につける。
◆応用情報工学コースでは、情報工学・通信工学に関する知識・技術に基づき、課題の発見・探求・解決を実践できる人材を育成する。
◆材料デザイン工学コースでは、材料工学に関する高い専門知識と技術を駆使して、社会や産業の発展に貢献できる人材を育成する。
◆化学・生命科学コースでは、化学や生命科学の知識・技術を総合的に活用して、社会が抱える問題の解決策を提示できる能力を身につける。
◆社会基盤工学コースでは、社会基盤を構築・整備・管理するための知識・技術を駆使して、安全・快適な社会づくりを推進できる人材を育成する。
◆社会デザインコースでは、持続可能な環境づくり、豊かなまちづくり、住みやすい都市デザインを実践できる能力を養う。
△新入生の男女比率(2022年) 男84%・女16%
農学部
歴史
設置 1954
学科・定員
計170 食料生産70 , 生命機能45 , 生物環境55
学部内容
地域社会や国際社会が抱える「食料」「生命」「環境」に関する諸問題を解決し、自然と共生する持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育成する。
食料生産学科では、最新の栽培技術や設備・装置を使って安全で安心な食料生産を行うとともに、情報を統合化することにより流通・販売においても安定供給を実現する力を養う。
生命機能学科では、生命現象の化学的解析を通して生命に対する理解を深め、それを食品や医療品などに応用するための知識と技術を修得する。
生物環境学科では、生物環境の創造・修復・保全・管理・利用を目指して、環境問題を総合的に理解し、地域規模から世界規模の範囲で活躍するための知識と技術を修得する。
△新入生の男女比率(2022年) 男50%・女50%
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