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県立広島大・専修大などで増設・改組を予定
私立3大学が新設、私立3大学5短大が募集停止の予定

2019.8.15

 2019年7月末までに文部科学省から発表された、2020年度に新設が予定される大学および専門職大学・短大と、増設や改組(既存の学部・学科の組織改編)が予定される学部・学科等の一覧を紹介する(認可申請分および4・5月届出分。ただし、一部に大学案内等の記載を加味)。私立3大学が新設される一方、私立3大学が募集停止の予定。また、専門職大学・短大は9専門職大学3専門職短大(うち公立が各1校)が認可申請中だ。

(1)大学の新設と募集停止

 2020(以下、20)年度に開学予定で認可申請中の大学は私立大3校(昨年10月末申請)。一方、私立3大学(神戸山手大・広島国際学院大・保健医療経営大)、私立5短大(東海大医療技術短大・東海大短大部・大阪青山大短大部・プール学院短大・広島国際学院大自動車短大部)が、20年度の募集を停止する予定だ。このうち、神戸山手大は関西国際大に統合され、前者の現代社会学部はキャンパスも入学定員も変わらず、後者へ移行する予定。

(2)専門職大学・短大の新設

 19年度から登場した学校種「専門職大学・短大」だが、初年度は専門職大学2校、専門職短大1校(いずれも私立)が認可されるにとどまった。20年度に開学を目指し、7月末で認可申請中の専門職大学は公立1校・私立8校、専門職短大は公立1校・私立2校(昨年10月末申請)。

(3)学部・学科の増設

●設置届出と認可申請の違い

 学問分野や教員組織等を大きく変えないなど、一定の条件を満たす場合に限り、文部科学大臣に届け出れば学部・学科等を増設できる(設置届出)。その他の学部・学科増設や、大学そのものの新設には「認可申請」が必要で、大学設置・学校法人審議会の審議を経て、最終的には8月末に正式に認可される予定だ。なお、「認可申請」については「大学・専門職大学の新設=前年10月末、学部・学科増設=3月末」までに締め切られた。

●学部・学科増設(設置届出)

 学部・学科の改組・再編等に伴い、5月末までに文部科学省に「設置届出」があった学部・学科は、公立大が県立広島大の大規模な改組(3学部→2学部)、私立大の学部等の増設(既設学部の改組を含む)が成蹊大‐経営、専修大‐国際コミュニケーション、西南学院大‐外国語など23大学28学部等、私立大の学科増設が16大学16学部23学科。また、私立短大の学科増設は2短大2学科となる。届出は12月まで随時受け付けられるので、今回の掲載分(4・5月末届出)は20年度のごく一部に過ぎない。ただし私立大の場合、前年同時期と比べ、学部等増設(21→28)、学科増設(11→23)とも増えている。

●学部・学科増設(認可申請)

 認可申請中の学部・学科は、公立大の学部増設が2大学2学部(この他、国立大の学科増設の「意見伺い」が1大学1学部1学科)、私立大の学部増設が12大学12学部、私立大の学科増設が2大学2学部2学科、私立短大の学科増設が1短大1学科となる。
今回の申請で、私立大の定員は1,920人増加する(新設大学を含む)。さらに、6月末に別途認可された定員増(1,382人)と、同じく6月末に別途申請された定員増(593人)を加え、募集停止予定の3大学の定員(530人)を差し引くと、私立大全体の定員は3,365人増えることになる(いずれも通信教育課程と編入学定員を除く)。前年同時期とほぼ同じ規模だ。

●新設大学・学部・学科の特徴

 分野別に見ると、看護・医療系の学部・学科の新増設が、申請・届出を合わせ12大学1短大と、昨年(18大学1短大)ほど多くない。しかも広島国際大では医療系4学部を1学部に統合する。
むしろ、心理、国際、理工の増設予定が目立つ。特に、建築系学部(東北工業大・東京都市大・明星大)の新設が注目される。また、女子大における経営系学部の新設(共立女子大・武庫川女子大)も要注目だ。