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大学入試センター試験 出願に向けての注意事項

  • サブロー先生の進路指導室

 こんにちはサブローです。パスナビの読者諸君、いよいよ9月末からセンター試験の出願が始まり、受験シーズンの到来となる。そこで9月に入ると各高校では、それに関する説明会があり、同時に「受験案内」が配布されるはずだ。そこで今回は、その「受験案内」の目次に従って、それぞれの注意事項を話していこう。毎年うちの生徒がミスってしまうことや、質問に来ることなどを中心に話すぞ。君たちの高校の先生からの諸注意と重なる部分もあるが、しっかり理解して、間違いのないように提出しよう。また、浪人生諸君にも必要な情報は流していくぞ。

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センター試験「受験案内」(平成30年度)

≪1≫「受験案内」の入手方法

現役生… おそらく各高校で配布されるはずだが、配布されない場合には、下記の「浪人生」を読むこと。

浪人生… 国公立大学、大学入試センター利用入試を行う私立大学・短期大学の窓口で無料配布しています。大手の予備校などでも用意してあります。また、9月29日(金)までテレメールを利用して郵送してもらうこともできるが、送料・手数料(215円)がかかるよ。詳しくは下のURLへ。
http://telemail.jp/shingaku/pc/gakkou/0102.php


≪2≫志願票の提出方法

現役生… 個人で大学入試センターに郵送して申し込みではなく、君の高校経由で申し込むので、各高校で定められた提出締め切り日までに提出すること。
浪人生… 現役生とは違って個人申込みをすること。表紙に書いてある出願期間9月26日(火)~10月6日(金)(消印有効)を守ること。

※なぜ現役生と浪人生で申し込み方法が違うのか?
 センター試験を受験する場合の、提出書類は、志願票と卒業(見込み)証明書が必要なのです。現役生の場合は、センター試験を受験するその高校の生徒全員分の卒業見込み証明書を校長先生が作成するので、高校経由なのです。逆に浪人生の場合は、卒業証明書を卒業した高校に個人的に請求するので、個人で申し込みをするわけなのです。


≪3≫受験案内の中身をチェック

まず、入っている書類をチェック
⇒受験案内、志願票、4枚の振込用紙(受験科目数・成績通知希望の有無により4種類に分かれている)、封筒。

はじめに【必ず読むこと!】
⇒1~5までの内容の詳細については、後のページに書かれているが、とりあえずセンター試験について大変重要なことが簡単にまとめられている。

P. 1  目次

P. 2  平成30年度大学入試センター試験実施日程
⇒左側の[志願者]の流れを理解すること。

P. 3  出題教科・科目等
⇒国語についての質問は、注2の内容が多い。各大学のセンター利用の国語の試験範囲を調べておくこと。その際注意することは、A大学では「漢文は除く」だが、B大学ではすべて受験する場合は。B大学に合わせて受験すること。あとで「漢文を受験し忘れた~!!」なんてことにならないように。
⇒地理歴史・公民の10科目中2科目選択する場合の注意点は、注3をよく読み、登録科目を間違えないように。また、注4の第1解答科目・第2解答科目についても各大学の要項をもう一度確認しておこう。理科についても同様に確認することを忘れずに。
⇒英語を受験する場合には、リスニングは必ず受験すること。

P. 5  試験期日・試験時間割
⇒注1の試験会場の教室への入室時間は受験票(12月13日(水)までに郵送or配布)に書かれている。
⇒注2の遅刻に関することは頭に叩き込んでおくこと。というより遅刻はダメ。
⇒注3の地歴公民と理科の2科目受験の場合、第1解答科目と第2解答科目の間の10分ではトイレのための退室は絶対にできない。
⇒注4は、理系受験者は分かっているよね。

P. 6  出願資格と証明書類
⇒普通科の高等学校を平成30年3月に卒業見込みの現役生は、ここは読む必要はない。それ以外の受験生の場合には該当する箇所をしっかり読むこと。
⇒浪人生は、元担任または事務室に電話を入れて卒業証明書の作成をお願いしなさい。
※調査書は必要ない。

P.11  出願期間と出願方法等
⇒現役生は、先生から言われた締め切り日までに高校に提出。
⇒浪人生は、受験案内に入っている封筒を使って、出願期間内に簡易書留郵便で郵送する。簡易書留郵便とは?そのままポストに入れるのではなく、カウンターで手続きを必要とする郵便のことだよ。重要書類なのでこうするんだ。
⇒出願した内容が書かれている「確認はがき」が10月24日(火)までに届く(現役生は担任から配布)ことになっている。この詳細はP.26に書いてある。

P.13  受験教科事前登録制について
⇒センター試験で受験する教科・科目は事前に登録することになっている。しっかり理解し、間違いのないように。ただし10月24日(火)までに届く(現役生は担任から配布)「確認はがき」を確認し、万が一記入ミスがあった場合には、訂正することができる。この方法はP.26に書いてある。
⇒すでに先生から聞いているとは思うが、「地歴公民」・「理科」で2科目受験する場合にはどの科目を最初に受験するかを決めておかなければならない。具体的に言うと… 「地歴・公民」「理科」は、1科目のみを合否判定に利用する場合、2科目受験者の成績は第1解答科目の成績を利用する大学があります。国立はすべての大学がこれ、公立も60%以上の大学がこれ、私立でも中堅から難関大を中心にこれです。募集要項などでしっかりチェックしておこう。
⇒また、理科の4種類の科目選択(P.13下の表を確認)にも注意しよう。

P.15  障害などのある方への受験上の配慮
⇒必ず担任の先生に相談すること。
⇒この配慮を必要とする場合は、P.16「出願前申請」を勧めます。そのための必要書類は、大学入試センターのHPからダウンロードする。診断書を主治医に書いてもらう必要があるので、早めに手続きを行うほうが良い。
⇒リスニング試験でイヤホンが合わない場合の申請方法はP.44に書いてある。

P.17  成績通知
⇒手数料として800円かかる。
⇒平成30年4月16日(月)以降に成績が現住所に送られてくる。
※「なぜ4月なの?」と思っている人もいるとは思うが、読み流そう。

P.18  志願票(第Ⅰ面)の記入方法
⇒記入例を必ず参照すること。
⇒原則として本人が書くこと。書き間違えた場合には、その部分に二重線を引いて余白に正しい文字を書けばよい。他人が見て間違いなく読み取れるように書かれていればよい。絶対ダメと言ってもうっかりやってしまうのが、修正液や修正テープだ。絶対に使わないこと!
⇒現役生は、卒業見込者に○をつけて、卒業した年には何も記入しないこと!! 浪人生は、卒業者に○をつけて、卒業した年も書くこと。
⇒生徒がよく間違えるのは、氏名・住所のカタカナ記入の欄は、濁点・半濁点も1コマ使う。姓・名の間は1コマあける。
⇒現住所のカタカナの小文字は、大文字に書き換えること。
⇒君の高校の学校コード(P.55以降に載っている)は、このあとも私大出願の時に必要なので暗記しておくこと。

P.20  志願票(第Ⅱ面)の記入方法
⇒第Ⅱ面では、受験教科・科目を登録しなければならない。P.22~の「Q&A」は必ず読んでおくこと。
⇒イヤホン不適合措置申請書を提出する場合は、この志願票に張り付ける必要があるので、P.44の指示に従うこと。後でまた話すが、ここでミスしてしまい、結局イヤホンで受験しなければならなくなった生徒をこれまでにも何人も知っています。注意!!
⇒検定料受付証明書は、振込用紙の一番右側(E)を志願票に貼る。センター試験の検定料を郵便局や銀行で支払うと、日付印を押されるので確認も忘れずに。
※【超重要事項!】…志願票Ⅰ・Ⅱの両面が完成したら、浪人生は必ずコピーを取っておくこと。現役生は、もしかすると担任がコピーを取ってくれるかもしれないので、聞いてみてね。

P.24  検定料及び成績通知手数料の払い込み方法
⇒受験教科数と成績通知希望の有無により、振込用紙が4種類あるので間違いのないように。
⇒検定料の払い込みにATMを利用してはいけない。ミスする人が多いよ。

P.26  確認はがき(出願受理通知)~登録内容の確認
⇒10月24日(火)までに、志願票に記入した内容に誤りがないかどうかを確認する「確認はがき」が、浪人生・通信制課程の卒業見込み者には現住所に届き、現役生は担任から配布されるので、必ず記載事項を志願票のコピーをもとにチェックする。訂正がある場合には、その内容により2種類の用紙(P.29とP.36)が用意されているので、よく読んで指示に従うこと。
現役生は、担任にその用紙を提出し、高校が送付してくれます。しかし浪人生や通信制課程の卒業見込み者は、簡易書留郵便(そのままポストに入れるのではなく、カウンターで手続きを必要とする郵便のこと)で大学入試センターへ直接送付する点に注意すること。

P.30  受験票・写真票・成績請求票
⇒12月13日(水)までに、浪人生・通信制課程卒業見込み者は現住所に届く。現役生は担任から配布される。
⇒ここで始めて写真が必要となるので準備しよう。

P.32  試験会場の指定
⇒どのように試験会場が決められているか理解をしておこう。

P.34  出願後の各種手続き
⇒成績請求表は追加発行ができるので、必要な場合は追加発行をしよう。
⇒浪人生は、過年度(H27~H29)のセンター試験の成績を利用することができる大学を受験する場合は、指示に従って過年度成績請求票を請求すること。

P.38  出願後の不慮の事故等による受験上の配慮
⇒念のため読んでおくこと。

P.39  リスニング
⇒英語を受験する人は原則としてリスニングは受験しなければならない。
⇒言うまでもないが、説明などが30分、そのあとで試験が30分。
⇒イヤホン・ICプレイヤーの見本が、各高校にあるので、イヤホンは必ず装着し、操作もさせてもらおう。その際、イヤホンが耳に合わないと感じた場合にはヘッドセットを貸し出してくれるので、P.44の申請方法に従うこと。ここでよくあるミスを伝えよう。申請用紙(大学入試センターHPからダウンロード)に、必要事項を記入するのだが、大学入試センターに参加する大学の窓口に本人が行って、確認の署名をしてもらわなければならないのだが、それを忘れる受験生がうちの高校にもたまにいるよ。注意してね。
⇒大学入試センターのHPでもICプレイヤーの操作体験が出来るよ。
⇒万が一試験中にICプレイヤーが停止するようなことが起こったら、すぐに手を挙げて試験監督者に知らせることを覚えておこう。

P.44  イヤホンが装着できない場合
⇒「イヤホンが装着できません。」と試験当日に申し出てもヘッドホンは貸してくれません。必要な人は、申請方法をよく読んで早めに手続をすること。

P.46  受験に当たっての主な注意事項
⇒試験当日の注意事項で、特に大切なことは、遅刻の件・地歴公民・理科の件はしっかり読んでおくこと。
⇒持ち物チェック。
ここで問題です。シャープペンシルは使用できる? Yes or No
答えは、解答をマークする時は使用してはいけないが、メモや計算はオッケー。つまり持っていく必要はないよね。
⇒解答上の注意事項や不正行為については、模擬試験などと基本的には同じなので大丈夫だね。

P.50  追試験&再試験
⇒追試験、再試験は平成30年1月20日(土)21日(日)です。

P.51  正解・平均点の発表
⇒試験終了後に大学入試センターのHPで発表。翌日の朝刊・予備校などのHPにも問題と正解と予想平均点も出ます。
⇒大学入試センターからの平均点は、中間発表が1月17日(水)、最終発表は2月1日(木)。
⇒得点調整は、滅多にあることではないが、3年前に久しぶりにあった。よく読んで理解しておくこと。分からなければ先生に聞こう。

P.52  試験成績の大学への提供方法
⇒ここもよく理解しておくこと。

P.53  過年度の大学入試センター試験の成績を利用する選抜
⇒浪人生はよく読んでおくこと。
志望大学に確認すること
⇒言うまでもないことだが、志望するそれぞれの大学がセンター試験で志願者に解答させる教科・科目をもう一度確認しておくこと。

P.55~  高等学校等コード表
⇒君の学校のコード番号を探そう。

裏表紙  志望大学の選抜実施日程
⇒国公立大受験者は日程の確認をしておこう。


 それでは、受験案内をしっかり理解してミスのないように出願しなさい。少しでも不安なことがあったら先生に、大学入試センターに電話をして聞くんだよ。最後に… 志願表を提出して、合格した気になるのではないぞ。しっかり勉強を続けるのだ。ガンバレ!!
 サブロー

著者プロフィール
サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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