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E判定の受験生。模試の復習の仕方、まとめ方、夏休みの過ごし方を教えてください。

  • 2017.7.18
  • 関連キーワード:勉強法、国立大、模試、偏差値、センター試験

質問

 サブロー先生、こんにちは。私は広島大学 総合科学部 総合科学科を目指しています。うちの高校は模試が月に1回のペースであります。正直、定期テストや部活や日々の宿題と予習があることと、河合塾に週3回通っていることもあり、消化不良です。やらなきゃいけないっていう気持ちはあるができない…、E判定ばかり…、周りのみんなは落ち着いて見える…。かなりキツいし、焦ります。もうすぐ部活は引退ですが、体力もないため夏休みが不安でしかありません。また、英語が不安です。大量の模試の復習の仕方、まとめ方、E判定の人の夏休みの過ごし方を教えてください。

回答

 こんにちは、サブローです。パスナビユーザーのみんな、いよいよ夏休みに入るが、約40日後の満足度が、秋から自立した勉強ができるかどうかにかかっているぞ。つまり、できる限り自分で悩み苦しみ解決していくという経験を少しでも多く感じられるかどうかにかかっているのだ。もちろん先生の力は大いに借りてヒントをたくさんもらいなさい。それでは今日の質問に答えよう。

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 まず、かなり落ち込んでいて全てをマイナスに考えてしまっているが、大丈夫だ! 君と同じように悩んでいる人は、全国に57万人(昨年のセンター受験者は575,967人)以上いるから。ほんとだよ! 来年1月13日・14日のセンター本番までには、何度も大きな壁(悩みや成績の壁)にぶつかるはずだが、それを乗り越えられるかどうかのカギは、とにかく基礎を大事にした勉強方法にある。それをアドバイスするのでこの夏休みに実践してみよう。

 質問を読む限り君の悩みの中心は、あまりにやることが多すぎて整理整頓ができていないことにありそうだな。この夏休みは模試のやり直しを中心に勉強をしてみよう。私がいつも言っている言葉…

「君の書いた(模試の)答案は、君に弱点を教えてくれる、君に勉強方法を教えてくれる、どこの本屋にも売っていない、世界最高の君だけの参考書だ。」

 つまり模試の結果は君の苦手箇所の宝の山なのだ。不正解を虫歯だと思いなさい。そのままにしていたら激痛に苦しむだけ。このやり直しから弱点を見つけ即治療するのだ。不正解になった箇所は、解答までのプロセスを誤っているはずだ。そのプロセスは、勉強で言えば基本事項。ということはその基本事項を一つ一つ固めていけば、かなり堅固な土台(基本)ができ上がることになる。これが君自身の勉強方法の確立につながり、その結果「知識の定着」となるのだ。しかしここまでくるには君一人の力では厳しい問題もある。できる限り自分で調べるが、ダメだったら即先生に「どうしたらこの問題を解けるようになりますか? 私に足りない知識って何ですか?」と聞きに行きなさい。さらにできなかった問題を見るたびに「私は馬鹿!」ではなく「苦手な問題を見つけちゃったから、また知識が増えたぞ!」とプラス思考で勉強を進めましょう。

 次に「まとめ方」だ。ちょっと言葉が悪くてごめんね。『私のおバカノート(私の弱点満載ノート)』と命名したノートを作ろう。模試で間違えた問題ばかりを書き残すノートを作ってほしいのだ。たとえば英語ならば、並べ替え問題を書いて(コピーも可)、君の解答を書いて、そして正解を書く。さらにどんな知識があれば、また何に気を付ければ正解になったかを書いておこう。長文問題は書きにくいが、本文の中で理解できなかった文だけでも書き出して、どんな知識(文法や構文など)が足りなくて訳せなかったかを書き留めておこう。このノートを次回の模試の前日に読み返せば、模試を受験しているときに「あっ、おバカノートに書いたのと同じ問題(英文)だ! 気を付けて解いて(訳して)いこう。」となれば間違いなくケアレスミス防止になるね。

 そして英語の勉強だが、君の不安のレベルが分からないが、上記の模試のやり直しを通して苦手を一つ一つ潰していこう。きっと中学レベルからやり直さないといけない箇所も見えてくるかも。この場合は先生の力を借りよう。あと、英語の勉強で重要なことを伝える。「英語は音読に始まり音読に終わる」のだ。文法、並べ替え問題の一文を目で見て音読し、終わったら目をつぶって音読してみよう。暗唱できるまで繰り返そう。長文については、精読できたら正しい発音(発音が分からない場合は必ず電子辞書でチェック!)で音読最低15回。この回数は、読んでいて日本語で訳さずに理解できるようになったらやめて良い。もう一言。この音読は、すでに内容はわかっているのだから、抑揚も付けて、さらに立ち上がって声を出しましょう。この音読の目的は何だかわかる? 目を左から右へ動かす訓練なんだ。英語のネイティブに近づけるでしょ! 他の科目の勉強の中でも暗記事項があったら、寝る少し前の時間を使って、立って、音読してみよう。そして翌朝にもう一度確認してごらん。かなり記憶に残っているはずだよ。

 最後に「E判定」について。君の高校にもすでに予備校から出されている昨年の入試資料があると思うが、かなり偏差値低い人でも合格者っているでしょ。なぜか? 最後にメチャメチャ頑張った結果だよ。これからも毎月模試があるが、出てくる判定はチラッと見るだけですぐに記憶からなくしましょう。だって翌日受験しに行くわけじゃないでしょ! いいか、君のE判定は合格確立19%以下。と言うことは「10人受験して少なくとも1人は合格するんだ」と思いなさい。D判定は10人受験して2人しかではなく、「2人も合格している!」と思いなさい。

 それでは、常にプラス思考で、第一志望だけを見つめて充実した夏を過ごそう!
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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