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高1生ですが、すでに浪人を考えています…。

  • 2017.5.2
  • 関連キーワード:高1生、勉強法、メンタル、センター試験

質問

 サブロー先生、初めまして、浪人を考えている高校1年生の女子です。残りの2年半、どれだけ頑張っても第一志望の大学に受かる自信がありません。それに、浪人したとしても2019年でセンター試験が廃止されてしまうので、浪人したら駄目なのではないか不安です。私はどうするべきなのでしょうか…。身近に相談する人がいないので、もしよろしければアドバイスをお願いいたします。

回答

 こんにちは、サブローです。各予備校の模試を先週・今週に受験した(する)人も多いだろう。模試を受ける意義は、もちろん偏差値や志望校の判定も気になるところだが、やはり弱点発見&克服が大事だ。次回の模試で同じことを繰り返さないように、この後しっかり問題演習をするんだぞ。このゴールデンウィークを有効に活用しよう。それでは今日は高1の女子からの質問だ。

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 ちょっと待ってくれ! まだ高校に入学して1か月もたっていないのに、何があったんだ? 今頃は、中学と高校の授業のギャップに戸惑っていたり、一方で、部活動の時間が待ちきれなかったり、大変ながらも楽しい高校生活を送っているはずだ。高校3年間を大学への合格を目的に過ごすことに否定はしないが、やはり部活動や諸活動を通して仲間・先輩・先生方と時間を共有することは、今の時期にしかできない貴重な経験となり、人間的にも成長できる絶好の機会なのだ。それなのにもう浪人を考えているとはどうしてなの?

 君がなぜそんな風に考えるのか、その理由が書かれていないので勝手な想像をするぞ。「第一志望の高校に入学できなかった」言い換えれば「君が入学した高校からは、第一志望の大学へ合格できるチャンスがほぼない」こんな感じかな。それではアドバイスをするぞ。 そもそも原因は何? それは君自身でしょ。中学3年間で頑張れなかった原因を追究することなく、高校生活が始まったが、君はまた同じこと(おそらく間違った勉強方法)を繰り返して、3年後も同じ言い訳をしているはずだ。ハッキリ言って、何年浪人しても第一志望の大学が君に微笑んではくれないぞ。

 この言葉を忘れるな。「○○高校が君を第一志望大学へ合格させてくれるわけではない。その合格は君自身の力で勝ち取るものだ」今の高校の授業では100%理解を目指し、当然、定期試験ではすべて満点を取るくらいの気持ちでいないと。その上で、1ランク上の勉強にも取り掛かる必要がある。その際には、君のアドバイザー的な先生を見つけてはどうだろう。たとえば「この問題の解答・解説を見てもどうも納得がいかないんですが、教えてくれませんか?」って聞いてごらん。解決できたら「これと似たような問題を何か出してくれませんか?」って言ったら、きっと喜んでほかの問題集をコピーしてくれるはずだよ。これをきっかけに、受験勉強のアドバイスなども聞くと参考になるはずだ。それから、君と同じように大学受験を考えている友人も探そう。一緒に勉強できれば心強いし、お互いに刺激し合い、成長できると思う。

 最後に「勉強方法のコツ」を言うぞ。勉強には暗記は必要なんだが、勉強を暗記だと思っている人は、実力を身に付けることは絶対にできない。大事なことは『なぜその解答になるのか』を追求することだ。つまり“解答までのプロセス”をしっかり理解することが堅固な基礎力を身に付ける秘訣なのだ。そのプロセスが分からない場合には先生の力を借りるのだ。忘れないでね。

 もう一つ、質問にセンター試験廃止が書かれていたが、まだ正式な発表がないので詳細が分からないのだが、意識しておいた方が良いことは2つ。英語については、英検やTEAPなどの検定試験で目標の級や得点をとっておくこと。国語・数学については記述型試験になるということだ。
 それでは、浪人生活を考えることは忘れろ! 現役合格を目指すのだ!
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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