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神戸大学志望の中3生。高1生ではどのような勉強をしたらいいでしょう。

  • 2017.2.27
  • 関連キーワード:勉強法、新高1生、国立大

質問

 サブロー先生、初めまして。今年の4月から高校生になる中学3年生です。私は今のところ、神戸大学に行きたいな…と思っているのですが、高1の時どのような勉強をしたらいいのでしょうか? 教えてくださるとありがたいです。

回答

 こんにちは、サブローです。今日は中3生からの相談だ。最近は、中学3年生の時点から大学受験パスナビのほうにも足を伸ばしてくれているようで、ありがとう。高校入学前から大学受験を意識しているとは、とても素晴らしい! もう間違いなく、神戸大学は君のために校門を広く開けて待ってくれているはずだ。それでは、これからの勉強も含め高校生活についてアドバイスしていこう。

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 まずは、このお悩み相談では、よく話題にしている「基礎力」の話だ。大学受験と言っても、難問ばかりが出題されるわけではなく、70%は高校の教科書範囲が出題され、一般的に合格者の平均点は概ね65~75%前後に設定されているのが普通だ。君の第一志望大学のHPの入試結果を調べてごらん。もちろん残りの30%の難問を解ければ何も言うことはないが、70%の教科書範囲の問題をしっかり得点できることが合格の秘訣だと言うのはわかってもらえたかな。

 では、その合格するために必要な力とは、小中学校の学習が大きく影響しているということを強く言いたい。よくある話なのだが、高校入学後はある程度の成績を取れていたのだが、徐々に学習内容も難しくなり、中学までの余力(この余力とは、中学までに積み重ねた知識などのことだ)を使い果たしてしまったときに、ものすごい大きな壁にぶつかってしまうことがあるのだ。大体この壁って高2の半ば頃に出現してくるのが普通だ。これを乗り越えられるかどうかのカギは、まさに「中学時代の学習」にかかっている。

 もう少し具体的に言うと、小学校から中学の勉強を、暗記で済ましてしまう人ってけっこう多いのだ。つまり「勉強=暗記」と勘違いしている人たちの多くがこの大きな壁にぶち当たってしまう可能性が高いのだ(もちろん暗記も必要だよ)。一方で、「勉強=解答までのプロセスを理解すること」と思って学習している人は、筋道立てて物事を考えているから、その問題の本質がわかっているんだよね。たとえば、数学の公式をただ暗記しているのではなく、どうしてその公式ができ上がったのかを理解することが、本当にその公式を理解したことになるよね。

 君の成績が全くわからないのだが、これから高校に入学するまでの約1か月で、ぜひ“中学の学習の総復習”をしてはどうだろう。勉強の大事なところは「苦手箇所を知ること」と、それを「克服する」ことにある。その際、さっきも言ったが、『解答までのプロセスをしっかり説明できるかどうか』を確認してみてほしい。

 最後になるが、以上のようにしっかりとした基礎力を身につけることが大切だが、さらに身につけて欲しいのは、今世の中で起こっていることや、社会問題などに耳を傾けることだ。そのためには新聞・ニュースに必ず目を通し、読んだ後に自分の意見を持つことも大切だ。さらに、高校生活のなかで、特に部活動を通して、出会う仲間たち、先輩たち、先生方から多くのことを吸収し、君自身をさらに成長させてほしい。その結果において、コミュニケーション能力や、リーダーシップ、協調性などの人間力を身につけてほしいのだ。これらの総合力は、必ず君を第一志望へ合格させてくれるはずだ。
 それでは、メリハリのある楽しい高校生活を過ごそう!
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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