page_top

第一志望の倍率が3倍を超えました…。本当に合格できるのか不安の毎日です。

  • [2017/2/13]
  • 関連キーワード:勉強法、倍率、メンタル

質問

 サブロー先生、こんにちは。今年の受験生です。第一志望の倍率が3倍を超えました。河合塾のセンターリサーチではA判定で、第3回全統記述模試でもA判定でした。しかし、自分が人生の中でこれまで受験した中学入試では倍率が2.0倍。それと比べて大学入試の倍率は高く、本当に合格できるのか不安の毎日です。数学は模試の復習と過去問、英語は単語、長文読解、英作文をひたすら毎日解いています。本当にこれでいいのか、疑心暗鬼に陥るばかりです。アドバイスをお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。2月半ばとなり、私立大の前半戦がそろそろ終了に差し掛かっているが、パスナビユーザーのみんなはどうだろう? 体力的にも精神的にも限界に来ているとは思うが、最後まで諦めず、第一志望合格を信じるのだ! それでは今日の質問に答えよう。

記事画像

 まず、高1・2生のためにも倍率について少し説明しておこう。君が言っている「3倍を超えた…」は志願倍率であって、当然合格者を発表するときには、募集人数よりも多く合格者を出すので、その倍率よりも低くなるのが普通である。これを『実質倍率』と言う。しかしこれは国公立大と私立大、またレベルによっても大きな差があるので注意してくれ。国公立の上位校では、合格した場合にはほぼ手続きをするので、募集人数プラス5~10名程度の水増しだが、中位校だと多いところでは募集人数の2倍程度、またはそれ以上合格者を出すのが普通である。

 一方私立大の場合は…。昨年度の例を示そう。立教大・社会学部は募集人数51名受験者750名で志願倍率は14.7倍だが、合格者を募集人数の約3倍の152名出しているので、実質倍率は4.9倍だ。また日本大・法学部A方式1期では、330名募集のところ受験者3125名で志願倍率は9.5倍、合格者は995名出したので実質倍率は3.1倍となった。私立大ではこれは普通に行われていることなのだ。

 さて、質問から想像すると君は国公立大受験生だな。私立大だったら倍率が「3倍を超えた…」ではなく「10倍を超えた…」というのが普通だし、先日の中間集計の新聞発表を見たのでしょうね。さらに記述模試のデータを書いてくれているのでそう思ったんだ。中間集計で3倍を超えているということは、恐らく4倍以上にはなりそうだが、その倍率を高いと思うか? 低いと思うか? 私からアドバイスすると、もうこの時期に倍率が何倍であろうが、また、その受験しに行く大学の偏差値がいくつであろうが、ちょっと乱暴な言い方だが、そんなことはどうでもいいことだよ。仮に倍率が10倍あったとしても、9人よりもケアレスミスを減らせば合格でしょ。秋の記述模試の判定がAだったのは君の努力の賜物だが、それに慢心することなく、君の弱点や苦手箇所をもう一度チェックし、これ以上演習できないぐらい演習しまくりなさい。記述の試験であるので、必ず先生に採点してもらって、どうすれば減点を減らせるかを考えながら勉強することで、作問者や採点者の意図を鷲づかみにできるぞ! 無敵の力となるはずだ。
 それではまたね。
 サブロー

お悩み相談は、毎週更新!!

サブロー先生宛ての「受験」「勉強法」に関する『お悩み(質問)』をお寄せください。(毎週、お寄せいただいた「お悩み」の中から、一つに対して先生が当サイトにて回答・掲載してまいります)なお、すべてのご質問には回答できませんので、あらかじめご了承ください。

サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

サブロー先生のお悩み相談 記事一覧

進路・お悩み相談 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中