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高1生。「高校の偏差値マイナス10」が“行ける(合格できる)大学の偏差値”と聞いたのですが、本当でしょうか…。

  • 2016.12.12
  • 関連キーワード:大学選び、高1生、偏差値

質問

 サブロー先生、こんにちは。高校1年の女子です。私は質問が2つあります。一つ目の質問は「高校の偏差値マイナス10」が“行ける(合格できる)大学の偏差値”と聞いたのですが、本当なのでしょうか? これはいくら勉強しても無駄ってことなのでしょうか。そして、二つ目の質問は「高1、高2の勉強習慣が合格の鍵」とネットで書かれているのを見たことがあるのですが、それは本当でしょうか?

回答

 こんにちは、サブローです。センターの受験票が届いている頃でしょう。いよいよセンター試験が1か月後に近づいてきたが、何も特別なことをする必要はなく、これまでの勉強のペースを維持していこう。しかし、勉強の合間にやってほしいことがある。これまで使ってきたノートや問題集などを見返して、できなかった問題を見つけては、その時どんな状況だったか思い出してみよう。「先生からアドバイスをもらって解決できたな!」とか「これは何回やっても理解することができなかったなぁ」など、今の時期にそれを思い出しておけば、間違いなく本番で過去の失敗が生きるはずだ。ケアレスミスをできる限り減らすことが、合格の秘訣。それでは今日は高1生からの質問に答えよう。

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 まず一つ目の質問だが、どこで聞いたのかな? もしも高校の先生がこの話をしたとすると、「君たちに危機感を持ってほしい」から言ったのだと思うよ。その意味を具体的に言うと次の通りだ。

 私が高校生の頃(昭和50年代)は大学に進学する人の割合は4人に1人だったのだが、今では2人に1人になっている。ということは高校を卒業する人の約半分ぐらいは専門学校や就職・フリーターなどとなる。つまり現在の大学へ進学する人の偏差値帯は上は70から下は40ぐらいだよね。その40ぐらいというのが、現在の高校生のほぼ真ん中の偏差値、つまり50ぐらいとなる。ほら、マイナス10になったでしょ。言い換えれば、『普通に楽しい高校生活を送っていて、定期試験の前に暗記に頼った勉強しかしなければ、受験に成功できるはずはない。合格できる大学は現在の偏差値マイナス10の大学だよ。』ということ。だから、今後の君の頑張り次第で、プラス10プラス15の大学だって十分に合格できるチャンスはあるのだ。のんびりしていたらマイナス10の大学にしか合格できないということ。さらに言うと、受験勉強をしなくても合格できる大学にしか行けないということ。仮に入学したとしても、努力もせずに合格できた大学では、勉強についていけず、最悪の場合、退学してしまう可能性が高いね。

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 そして二つ目の質問だが、もちろんだよ! さっきも書いたが、楽しい高校生活を過ごすのはもちろん良いが、定期試験のためだけの一夜漬けの勉強では、知識に残るはずはないのはわかるでしょ。そんな状態で、高3になってから受験勉強を始めても、わからないことだらけ…。焦って塾や予備校に通ったとしても、基礎力がない状態では、そこにかけたお金はドブに捨てるようなものだよ。そこで、もう高1も終わりに近づいているが、受験に対する意識はすでについていなければならない。まず何をするかというと、目標を持つこと。学びたい学問や、将来の職業から、大学を10校程度挙げてみよう。来年春にはオープンキャンパスに行って徐々に絞り込み、第一志望を決めるのだ。その目標が決まれば、現在の偏差値と目標の大学の偏差値の「差」がわかるよね。それを縮めていくためにはどれくらいの勉強が必要かが見えてくるでしょ。「やらなければ!」という気持ちになってくるはずだ。

 最後に高2が始まるまでの約4か月で高1の総復習をすること。高2になると今よりもさらに学ぶ内容が高度になるぞ。しっかり基礎力を固めておくのだ。
 それではまたね。サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2016年4月からは2年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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