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10月に実施された「全統マーク模試」の英語の点数が下がってしまいました…。どうしたら良いでしょう。

  • [2016/11/7]
  • 関連キーワード:勉強法、英語、偏差値、メンタル

質問

 サブロー先生、こんにちは。受験勉強について質問です。実は、10月に実施された「全統マーク模試」で65点を取ってしまいました。前の模試では120点取れていたのですが、思いっきり下がってしまって、ものすごく落ち込んでいます。これから何をどうすればいいのでしょうか?

回答

 こんにちは、サブローです。科目は? 私が英語の教員だから、おそらく『英語』だよね。それも書き忘れるぐらいに焦る気持ちもわかるが、今こそ、その原因を追究して軌道修正していこう。それではアドバイスをしていくぞ。遠回りには思わずに、確実に基礎力を身に付けるのだ。

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 まず、質問には書かれていないが…、河合塾のマーク模試はすべて受けているのかな。春に行われた第1回目は何点だったのだろう? おそらく100点を超えていなかったんじゃないか、もしかしたら今回の第3回と同じぐらいの点数かと思うのだが、どうだろう。(間違っていたらごめんね)。やはり基礎力不足と、今勉強している方法にも穴があるのではないだろうか。具体的に言うと、中学校の教科書レベルの英文に躓いていたりして、この夏などはセンターの過去問などに取り組んだと思うが、できなかった問題について、なぜできなかったかの原因を探さなかったり、ただ答え合わせをしただけで分かった気になっていたりしたんじゃないかな。たとえば次の4択問題を解いてごらん。

Keep on with your studies, (   ) hard it sometimes seems to be.
① however 
② no matter what
③ so
④ whatever

 これは、いろんな問題集に載っている有名な問題だが、実は平成7年度センターの追試験の過去問だ。答えは①。
 However + 形容詞(副詞) + S + V は受験生の常識だが、これが次のような並べ替えの出題になるとどうだろう。

Keep on with your studies, (seems/however/to/it/be/sometimes/hard).

 おそらく however hard it seems to be はわかっても(これは高校範囲)、「sometimes」の入れる場所を間違えてしまうのだ。これが中学範囲だぞ。sometimes、always、often など回数を表す副詞(頻度の副詞)の置き場所は「be・助動詞の後ろ」「一般動詞の前」となっている。ちなみにこの問題をうちの高2に中間試験で出したんだが、正答率は14%ちょっとだった(悲)。

 このような4択問題を解いていて「however hard S + V」がわかっただけで、この問題と「オサラバ」してはダメ。問題全体を見回して、「Keep on with ~はイディオムだな」、「studyが複数形になると(従事している)研究という意味がある」、「it~to…の構文だが、seems があるので後ろは to不定詞だな」とか「sometimesは一般動詞seemsの前に置く」などを発見・確認することで、この問題を通して『+α』の勉強ができるのだ。こうやって知識をつけていくことで堅固な土台(基礎力)となるのだ。

 さて本題に入るが、君に送るアドバイスはただ一つだ。時間がなくて焦っているだろうが、過去問対策の勉強を、ただの答え合わせではなく、どうしたら得点できるかを、苦手箇所を通して探すことだ。もちろんこれまでの模試のやり直しも満点取れるまで取り組んでくれ。新たな発見箇所はノートにまとめておけば、試験前に見ることでケアレスミス防止にも役立つぞ。とにかく「苦手個所を発見して補う」を目標に、今後の勉強に生かしてくれ。

 最後に、「なぜその解答になるのだろう?」「どうしたら正解を取れるのだろう?」を常に考えながら問題に取り組むことが大事だ。それではまたね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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