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勉強するのが億劫になってきてしまった高2生…。今後どう対策すればよいでしょうか。

  • 2016.10.17
  • 関連キーワード:勉強法、高2生、模試、偏差値、メンタル、センター試験、国立大学

質問

 サブロー先生、こんにちは。この頃どうしても勉強することが億劫になってきてしまい、勉強があまり手につかなくなってきてしまいました。夏にはオープンキャンパスにも行き、気合いも入れ直したつもりだったのですが…。課題などは全部こなしています。しかし、その他の「+α」の勉強ができません。きっと受験に対して気が緩んでいるのだと思うのですが、どう対策すればよいでしょうか?夏休み前の進研模試では、偏差値55.1。筑波大医学群医療科学類を目指しています。

回答

 こんにちは、サブローです。学校外で行うマークや記述模試もいよいよ終わりに近づいてきたが、すでに定員締め切りになっている会場もあるので、まだ申し込んでいない人は早めに申し込むこと。それでは今日の質問は高2生からだ。

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 君の質問の「+αの勉強」と言っている点は素晴らしいね。先生から与えられた宿題や課題などをやることを勉強というのではなく、自分からテーマを決めて取り組むことがまさに勉強だ。もちろん与えられた課題などから自分の問題点を見つけて、その克服に取り掛かることもまさに勉強だ。しかし気合いが入らないようで困っているようだが、常に気合い入れっぱなしでは身体も参ってしまうから多少の休息も必要だ。ただ、気が緩みっぱなしでは困ってしまうので…。それではちょっと目を覚ましてあげよう。いくつか問題を出すぞ。

問題1 : 君が受験するセンター試験はいつでしょう? 『平成30年1月13・14日』
問題2 : 今日(10月17日)から数えてあと何日あるでしょう? 『453日』
問題3 : 何時間あるでしょう? 『10872時間』
問題4 : 君の一日の睡眠時間は? 仮に6時間とすると 『2718時間』
問題5 : [問題3]-[問題4]=8154時間… これは目が開いている時間だ! さらに…
問題6 : 部活は週何回・何時間? 食事の時間は1日何時間? その他勉強できそうにない時間を8154時間から引こう。
問題7 : 学校で授業を受けている時間、たとえば月から土まで50分授業を週32コマ受けていると、約27時間分ある。これから高3の12月まででは、約1100時間程度はある。これも引いてみよう。

 さぁ、残った時間は5000時間台まで減っていることでしょう。もちろんこの中には宿題や課題などをやる時間も含まれているから、君の言っている「+αの勉強」ができる時間はさらに短くなる。 どう、目が覚めたかな?

 それでは、これからの学習計画をアドバイスするので参考にしてくれ。君は部活をやっているかな? 何かの発表や、または試合があるときには、当然前もって練習に励むでしょう。それと同じことをやるのだ。試合は、来年4月の高3の授業が始まる時としよう。つまり、高3からの授業、それは当然受験を意識した内容になるはずなので、その授業に付いていけるだけの基礎力を身に付けておけば心配ないよね。その基礎力をこれから3月までの約5か月半で身に付けられる学習計画を立てるのだ。

 君は国公立受験だから5教科7科目必要だね。この場合の勉強計画は、まず英数国の3科の基礎を固めておくこと。これが済んでいると高3からはすぐに問題演習や過去問対策に時間を使えるので、理科や地歴公民に多くの時間をかけることができるからだ。もし3科の基礎が不十分だと、そればかりに時間がかかってしまい(英数国の基礎固めは時間がかかるのだ)、理科・地歴公民の学習に時間が取れなくなってしまう恐れがある。国公立不合格者の多くの失敗はこれが原因なのだ。

 それでは、来年3月までの学習計画は、いろいろな方法があるが、たとえば「これまでやった模擬試験をすべて満点取れるまでやり直してみる」または「薄めの問題集に取り組む」などはどうでしょう。私が言っている「基礎」とは、基本問題を解ける力と、苦手箇所を言えることだ。この苦手箇所を言えるようになると、試験でその部分が出たときに、今まで以上に集中力が高まり、同じようなミスをしなくなる。つまり受験で一番恐ろしい「ケアレスミス」を防ぐことができるのだ。

 さぁ、残された時間を有効に使って来年3月までの学習計画を立てて、実行してみよう。それではまたね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2017年4月からは3年生の学年主任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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