page_top

英語の「長文」で点数が取れない浪人生…。アドバイスをお願いします。

  • [2016/7/25]
  • 関連キーワード:勉強法、浪人、英語、長文読解

質問

 サブロー先生、こんにちは。僕は今浪人をしています。浪人をする原因となった科目は「英語」だったので、4月から授業で扱った長文の全訳や、現役以上に細かい部分への気配りをして「英語」を一から学び直してきました。幸い少しずつですが結果が出ていて、多少の難しい文も構造の把握ができるようになってきました。しかし、この“構造分析をし、訳出をする”段階において辞書が手放せません。単語帳で見た単語だけれどもその文の意味に合わない…といったことが続いています。どうすればいいのでしょうか? また、長文になると、文が長くなるほど1文1文の構造把握に割く時間がどうしても短くなってしまい、結局問題にも正解できていないことが多いです。どのように対処すれば長文でも点がとれるようになってくるのでしょうか? アドバイスをよろしくお願いいたします。

回答

 こんにちは、サブローです。今日は浪人生からの質問だが、始めにちょっと厳しい話をするぞ。現役生もよく読んで理解しなさい!

記事画像

 英語が原因で浪人を決めた生徒たちの中で、一浪で第一志望に合格できたのは、これまでの経験からすると、残念ながら半数ぐらいだ。その理由は、やはり英語は、途中の知識が抜けていたら、そこから先には進めない科目であり、当然のことながら日々努力を続けなければならない科目だからなのだ。さらには、覚えることはもちろんあるが、暗記に終始する科目ではなく、文章を読むわけだから、しっかりと論理展開を理解しなければならない科目だ。だから、中学英語の基礎があり、高校でもしっかり勉強していたが、恐らく演習の時間が足らずに一浪した生徒は、浪人生活が始まって基礎の確認にそれほど時間がかからないので、夏前には演習に多くの時間をかけられるようになり、第一志望に合格できる可能性が高い。逆に、基礎力不足のままで浪人しても、そのやり直しに時間がかかりすぎてしまい、演習も不十分のままでは、第一志望合格までの実力を身に付けることは難しい。君を落ち込ませるわけではないが、これからさらに一生懸命に勉強してほしいので、あえて触れてみた。

 質問にあるように、この時期に結果が出始めているということは、上記で話したまさに前者だ。とても良いことだぞ。しかし長文読解の勉強に焦り始めている感じだな。恐らく取り組んでいる長文のレベルが徐々に上がってきていることが原因だろう。それではアドバイスするぞ。

 まず「…辞書が手放せない…」についてだが、いつまでたっても辞書なしで読めないことに焦っているのでしょう。いつも言っていることだが、明日受験に行くわけじゃないのだから、今はドンドン辞書を引きまくりなさい。しかしここで一つ大事なことを言うぞ。「その不明な単語の意味を自分で推測してから辞書を引く」。この推測という作業を続けていくと、その単語が含まれている文の前後、さらにはその文が含まれているパラグラフの前後を理解しようとする力が高まり、自然と読解力が身につくこと間違いなしだ。今日からすぐに実践してくれ。

 次に、「単語帳で見た単語だけれどもその文の意味に合わない…」についてだが、「新たな意味を覚えられてラッキー!」くらいに思いなさい。語彙力とは、単語帳から身につくのではなく、長文読解を続けていくことで真の語彙力が身につくのだ。気にすることない!

 そして「文が長くなるほど1文1文の構造把握に割く時間がどうしても短くなってしまい、結局問題にも正解できていない…」については、設問に正解できないことに落ち込むのではなく、そういう文に出会ったことに感謝しよう。もちろんノートに書き写して、じっくり文構造を分析していくのだ。この長い文が詰まったノートは、模試や本番の入試で間違いなく君に勇気と自信を与えてくれるよ。

 最後に、君はまさに今英語の壁を乗り越えようとしているところだ。もう一息だと思う。この夏休みは一日一長文を実践すれば、秋の模試でさらに結果が出てくるはずだ。ガンバレ!
 サブロー

お悩み相談は、毎週更新!!

サブロー先生宛ての「受験」「勉強法」に関する『お悩み(質問)』をお寄せください。(毎週、お寄せいただいた「お悩み」の中から、一つに対して先生が当サイトにて回答・掲載してまいります)なお、すべてのご質問には回答できませんので、あらかじめご了承ください。

サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

サブロー先生のお悩み相談 記事一覧

進路・お悩み相談 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中