page_top

模試の結果が低い高1生。何から勉強すれば良いのでしょう…。

  • [2016/1/18]
  • 関連キーワード:勉強法、高1生、偏差値、英語

質問

 サブロー先生、はじめまして。高1の男子です。僕は、慶應義塾大学に入りたいと考えています。しかし、成績はとてもそれには程遠く、笑われてしまうようなものです。高校は進学校ではありますが、上と下のクラスと完全に二極化していて、僕は下のクラスです。(年に数回クラスの入れ替えがあります。) 今は小さい個別の塾に行っていて、高2から駿台や河合塾に行くか?…と親に言われています。しかし、こんな状態で行っても意味があるのかという気持ちもあり、迷っています。なので、サブロー先生から「まず何をすればいいか」アドバイスをもらいたいです。また、学校の英語のテストは本文を丸暗記するので、高得点は取れるのですが、模試になると全くできなくて偏差値が40くらいになります。もう、どうすればいいか分かりません。何から手を付ければいいか教えてください。よろしくお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。センター受験をしたみんな、お疲れさん。センター試験が終わり、この原稿がアップされる頃には自己採点・センターリサーチの手続きも終わっているだろう。国公立志望者は個別に向けて、私大の人は一般入試へ向け、これまでやった過去問でミスした箇所のチェックと、同様の問題演習に取り組んでくれ。それでは今日は高1生からの質問に答えよう。

 高1のこの時期に、第一志望大学が決まっているのは実に素晴らしい。しかしその夢を叶えるためには条件があるが、その一つ一つをクリアできれば、間違えなく夢は叶う。

 まずは、勉強方法だ。学校のテストは大丈夫のようだが、模試が厳しいようだね。これには、「単語力不足で長文がお手上げ状態」「まだ文法事項で習っていない箇所が出ている」などさまざまな理由が考えられるが、チョッと気になることが・・・ 偏差値40だ。中学レベルの英語は大丈夫かな? 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)、関係代名詞、比較などしっかり理解しているかなあ? 「あっ、不定詞オッケーだけど、関係代名詞は苦手です。」というのはお話にならないからね。英語は途中の知識が抜けていたらその先に進むことは絶対にできないんだ。英語の知識って、全てが繋がっていないとダメなんだよ。もしこの話を読んで、「ヤバイ!」と思ったら、やり直しをしなさい。つまり自分の苦手箇所をしっかり探して治療をするのだ。やり方は大丈夫かな? 高校入試のときの過去問や問題集を取ってあるならば、それを使いなさい。さっきも言ったが、苦手箇所を探すことが重要なので、出来なかった問題に対してどうすれば出来るようになるかを追求しなさい。プロセスを大事にするんだよ。もし分からなければすぐに先生に質問すること。そして理解ができたら、先生に頼んで何か練習問題をもらっちゃいなさい。こうして知識って定着するようになるんだ。図式化するとこんな感じ。『疑問点→自力で解決or先生に質問→理解⇒演習⇒知識の定着』

 なぜこんなことを言うかというと、難関と呼ばれている大学の入試問題を見ると、結構中学(ホントだよ)や高1程度のレベルの解答をさせる問題もある。しかし、正答率が低いのはなぜだろう? 問題の中に、その解答を見えなくする工夫がされているのだ。それを見抜く目(様々な角度から物を見ることができる目)を持っているかどうかがカギだ。プロセスを大事にして勉強している人にはその目が備わっているよ。

 また、こうやって中学の復習をして基礎を固めることで、受験生の一番怖いもの、そう、ケアレスミスの防止につながるんだ。難関大学の受験生たちの中で合格ライン付近にいる人たちは、ほぼ同等の実力があるはず。しかしなぜ不合格者が出るかというと、つまらない箇所でケアレスミスをしているんだよ。「1点に泣く」とはまさにこのことだ。

 さらに、テストのやり直しはやっているか? 自分の答案って、君に苦手箇所を教えてくれているんだよ。やり方はさっきと同じだ。これについてもいつも言っていることがある。『君の書いた答案は、どこにも売っていない、君に勉強方法を教えてくれる、世界最高の参考書なのだ。』

 その他、第一志望合格のためには、受験科目だけ完璧ではダメ。新聞や読書を通して知識や教養もしっかりと身につけることも忘れないように。

 最後に、塾についてだが、今まで話したことがしっかりやれていれば、塾に行く必要は全くない。逆に今まで言ったことがまったく出来ていない人が塾に行ってもその費用はドブに捨てるようなもの。わかるでしょ? つまり自立(自律)学習がしっかりできるようになることが一番大切なのだ。
 まだまだ書き足りないけど、常に勉強方法に創意・工夫を加えながら第一志望突破を目指すんだ。それではまたね。
 サブロー

お悩み相談は、毎週更新!!

サブロー先生宛ての「受験」「勉強法」に関する『お悩み(質問)』をお寄せください。(毎週、お寄せいただいた「お悩み」の中から、一つに対して先生が当サイトにて回答・掲載してまいります)なお、すべてのご質問には回答できませんので、あらかじめご了承ください。

サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

サブロー先生のお悩み相談 記事一覧

進路・お悩み相談 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中