page_top

世界史、日本史の「2次対策」についてアドバイスお願いします。

  • [2015/12/28]
  • 関連キーワード:勉強法、センター試験、2次対策、世界史、日本史

質問

 サブロー先生、こんにちは。私は東京大学文科一類を目指している高3・女子です。模試などの判定は残念ながら良くてDで、Eもよく取ります。偏差値は今模試などの成績が学校に回収されてるため分かりません。志望校を変えるつもりもなく私立、後期を受ける予定もありません。今、学校でセンターの特別時間割をやっていて、毎時間センター対策の問題(河合、駿台などで出されているもの)を解いています。そこで毎日「世界史」「日本史」があるんですが、見直しが追いつきません。世界史、日本史とも模試では80点前後ですが、まぐれなところもあり、失敗する恐れが高く…、それでも本番では100点を狙っています。私は今、間違えた箇所あるいはあやふやなところをノートにまとめています。かかる時間は相当なもので、すべては終わらないし、2次対策がちっともできません。今の見直し方法を変えた方がいいのでしょうか。もっとサラッとやって2次対策に移るのが良いのでしょうか。また、ノートのまとめはルーズリーフでだいたいの時代、地域別にやっています。もっと良いまとめ方があったら教えてください。

回答

 こんにちは、サブローです。2015年もあとわずかとなったが、今年一年本当に多くの相談を寄せてくれてありがとう。いよいよ受験本番となるが、パスナビユーザーのみんなが、平常心で年末年始を過ごせることを祈っているよ。みんなにとってはどんな一年だったかな? 部活との両立に苦しんだ人もいたことでしょう。苦手科目克服に苦労した人もいたことでしょう。でも今年一年頑張ってきた自分を褒めてあげようよ。

 それでは今日の質問に答えよう。君の学校では予備校から出版されている予想問題をやっているようだね。センター試験直前の対策で行うことは、このように問題演習を繰り返し、どの問題から解き始めるかの最終確認、時間配分の微調整をすること、そして何よりもセンター試験の問題傾向をつかみ、それに慣れることが大事だね。さらにまだ定着できていない分野を探し出すこともとても大事だ。この相談室でも何度も書いているが、“合格と不合格の差は、ケアレスミスを如何に少なくするか”だ。つまり合格を手にするのは、正確な勉強を心掛けてきた人だけなのだ。抜けている知識があったら大変だぞ。

 さて、8割程度取れているということは、これまでの勉強方法で何か問題があったわけではない。歴史の勉強で大事なことは細かな暗記をするのではなく、ストーリーで覚えていくのは言うまでもない。恐らく取れていない2割の部分は、君の苦手箇所であり、そのストーリーの流れがうまくつながっていないのだろう。なぜうまくつながらないのかを教科書をしっかり読んで、そのストーリーを立て直してみよう。「まぐれなところ…」は、当然そこがどこだかは君は分かっているよね。しっかりストーリーを立て直すんだよ。また、「かかる時間は相当なもので…」は、苦手箇所克服のための時間なのだから、時間がかかっても「よし、これで○○についての知識は完璧だぞ!」ってポジティブに考えよう。とにかく得点を取るために必要なことは、インプットしたことをいかに効率よくアウトプットできるかにかかっているよね。このアウトプットを1つでも多く作っていこうよ。

 2次対策は全く手を付けていないようだね。でもセンター対策をサラッと終わらせて…… なんて言ってはダメだよ。東大合格の秘訣は、センターは取れて当たり前なのだから、その対策が中途半端になってはダメだ。とにかく今はセンター対策に全精力をつぎ込もう。そしてセンタ-9割以上をクリアーできれば、2次対策にかける意気込みは相当なものになるはずでしょ。

 最後に、日本史・世界史共に、というよりは全ての教科でやってほしいことは、『音読』だ。センターが直前まで迫っているこの時期になると、焦りや不安が込み上げてくることもあるでしょう。そんな時に、黙ってノートと睨めっこ、赤シートで暗記しようとしても、余計に焦るばかりだ。そんな時こそ音読を勧める。声を出して(家族に迷惑をかけない程度に)耳から音を聞き、脳を刺激しよう。「脳を動かしているから大丈夫だ!」と暗示をかけるのだ。音読は立ち上がって元気よくやってみよう。そうすれば勉強にもメリハリがついて良い気分転換にもなるよ。それでは、体調管理に気を付けて良い年末年始を過ごしてね。
 サブロー

お悩み相談は、毎週更新!!

サブロー先生宛ての「受験」「勉強法」に関する『お悩み(質問)』をお寄せください。(毎週、お寄せいただいた「お悩み」の中から、一つに対して先生が当サイトにて回答・掲載してまいります)なお、すべてのご質問には回答できませんので、あらかじめご了承ください。

サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

サブロー先生のお悩み相談 記事一覧

進路・お悩み相談 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中