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併願校の選び方について悩んでいます…。

  • [2015/12/14]
  • 関連キーワード:大学選び、併願、模試

質問

 先日、進路の事で担任の先生と話している中で、自分が志望している大学に受かる確率が低いから併願校を決めろと言われました。でも、金銭的なこともあって行きたい大学がありませんでした。親にも話しましたが、金銭的なこと以外何も話してくれなくて挙げ句の果てに、志望校の受かる見込みがないならそこもやめろ…と言われます。併願校は決めるべきですか? 志望校の模試の判定は良くて「C」です。このまま志望校を諦めるべきですか? 浪人はしたくありませんし、親にもしろとは言われてません。

回答

 こんにちは、サブローです。センターの受験票が届いている頃でしょう。いよいよセンター試験が近づいてきたが、何も特別なことをする必要はなく、これまでの勉強のペースを維持していこう。しかし、勉強の合間にやってほしいことがある。これまで使ってきたノートや問題集などを見返して、できなかった問題を見つけては、その時どんな状況だったか思い出してみようよ。「先生からアドバイスをもらって解決できたな!」とか「これは何回やっても理解することができなかったなあ」など、今の時期にそれを思い出しておけば、間違いなく本番で過去の失敗が生きるはずだよ。ケアレスミスをできる限り減らすことが、“合格の秘訣”だ。それでは今日の質問に答えよう。

 質問の内容で不明な点があるのだが、それを整理すると、質問の主旨は… ①第一志望は「国公立大」で、その1つしか決めていない。そして金銭的な理由で私立大併願は厳しい。もしくは、②第一志望は「私立大」で、その1つしか決めていない。当然金銭的な理由で私立大併願は決めていない。……このどちらかで間違いないかな。

 三者面談で担任の先生が「合格率」に関してどのように伝えるかは、これまでの模試の偏差値・判定を参考にしているわけだが、ハッキリと厳しく言う先生もいれば、遠回しに優しく言う先生もいる。もちろんその値だけで合否を判断することはできないが、全く予想外の合否結果だって起こることもあるのだ。君の担任はハッキリ言う先生のようだが、もしかすると君のこれまでの勉強姿勢にも言及しているのかもしれないね。想像で言ってゴメンね! ただ併願を決めなさいと言うのは、アドバイスとしてはごく当たり前のことだ。

 さて、三者面談で担任から言われたことで、君はショックを受けてはいないよね。だって、君自身が自分の成績を分かっているわけだから、先生が何を言うか想像できていたはずだ。いいか、受験するかどうかは先生が決めるわけじゃない。君と君の保護者で決めることだ。「良くてC判定」がどうしたんだ!! これからの頑張りでそれを限りなくB判定に近づければ、合格に近づいていくはずだろ。金銭的な問題で併願はできないならば「できません」そして「一大学勝負で頑張ります」と言えば良い。

 また、質問を読んでいると、君の親からのコメントも冷たく聞こえるが… なぜなのか? 想像で物を言って申し訳ないが、君のその弱気な言動や態度に、親もイライラしているんじゃないかな? さっきも言ったが「絶対に合格してみせる」くらいの強気な姿勢であれば状況は変わっていたと思うがどうだろう。もちろん今からでも遅くはない。

 最後に、志望の変更だが、私はいつも「してはいけない」と言っている。ただ、君の場合、併願なしでの一発勝負ならば話は変わるよ。もしも君が①の国公立志望であるならば、センターの得点によっては、志望変更を余儀なくされることも想定しておかなければならない。君の夢に近づける別の大学を調べておく必要があるね。②の私立志望であるならば… 親と相談して、確実な併願を1つ決めておくほうが良い。それがダメならば、もう全力で頑張るしかない。他に金銭的な問題を解決する方法は、たとえば「新聞奨学生制度」(安易に申し込みをしないように中身をよく理解すること)を使ったり、入試の成績による「特待生制度(授業料免除など)」を利用したりする方法も考慮に入れてみてはどうだろう。こういった制度については学校の進路指導室にも相談しに行こう。
 それでは、親と話し合って、そして君のヤル気を見せ、良い方向性が出ることを期待しているよ。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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