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高2生。「受験勉強」と「定期テストの勉強」を両立できるようにするにはどうしたらいいでしょう…。

  • [2015/11/16]
  • 関連キーワード:勉強法、高2生、定期テスト

質問

 サブロー先生、はじめまして。高2女子です。11月から受験に向けて勉強を始めたのですが、まだ私には基礎ができてないのでそこから始めてます。ですが、あと何回か定期テストがある中で、「受験勉強」と「定期テストの勉強」を両立できるようにするにはどうしたらいいでしょうか? アドバイスをお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。この季節になると、うちの校舎の5階から見える富士山と夕焼けが素晴らしいのだ。でもこの夕焼けが見える頃になると、徐々に秋も深まり本格的な冬へ突入だ。さあ、体調管理に気をつけて勉強に励もう。それでは今日の質問に答えるぞ。

 質問の中に「基礎から始める…」と書かれているが、もちろんその通りだね。来年3月末までには、受験科目の基礎固めをしっかりやっておけば、高3になってからの授業にスムーズに入っていけるだろうし、入試のための勉強についても、応用編に入れるし、過去問をやり始めることもできるよね。もちろんこれらの勉強を続けていくことで、抜けている知識や弱点を発見しては、それらの穴を埋めていけば、さらに堅固な基礎力を手にすることができる。

 さて本題に入るが、まず「受験勉強」と「定期テストの勉強」を区別してはダメ。大学受験のための勉強とは、何も特別な勉強ではなく、学校で学ぶ勉強の延長線上にあるものなのだ。一部の超難関大を除けば、入試問題の内容は約70%が基本問題で約30%が応用問題だ。大学の合格者平均点は、だいたい60~70%程度なので、基本問題をしっかり取れる力があれば合格点に到達する。しかし、基本問題といっても、上位大学になればなるほど、その解答を出すまでのプロセスが見えにくくなっているのだ。そのプロセスを発見できるようになるためにはどうすればよいか?(1)『教科書の完全理解』が大前提。その上で、(2)『問題演習を繰り返す』こと。つまり過去問などを使って演習をすることが、真の実力を身に付けることにつながるのだ。

 もう分かったかな? (1)がしっかり身についていないと(2)で力を付けられるはずはない。だから、受験生にありがちな失敗は、(1)の勉強を暗記だけで済ませてしまい、定期テストではある程度点数が取れれば、それなりの成績がつき、それを実力があると勘違いしていることだ。つまり暗記で済ますということは、論理的に頭に入っていないので、知識はほぼ残っていない状態なのだ。その状態で(2)をやっても実力が付くはずはないのは明らかでしょ。

 最後になるが、もう分かってくれたかな? 定期試験の勉強は、暗記で済ますと大変なことになるので、知識が残る勉強を心掛けるように。具体的には、常に解答のプロセスを意識すれば、知識は定着するようになるよ。そして、授業でやった箇所を理解できたら、すぐに応用問題の演習をやるように心掛けよう。まさに一石二鳥だと思わない?これを実践するのだ! それではまたね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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