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英語で伸び悩んでいる受験生…。アドバイスをお願いします。

  • [2015/5/18]
  • 関連キーワード:勉強法、英語、偏差値

質問

 サブロー先生、こんにちは。青山学院大学の法学部を目指している高3生女子の受験生です。私は英語で伸び悩んでいます。英語は高2の11月まで進研模試の偏差値54だったのですが、1月の進研模試で偏差値51、河合マーク模試で52とだんだん下がっていて、とても焦っています。だから春休みを利用して、英語を重視した勉強をしました。でも、結局やったのは『ターゲット』を使った単語練習と、『Vintage』を少しまとめて、自分の実力と青山学院の出題傾向を知るためにやった過去問しかできませんでした。1日に約4時間ずつかけてそれらをこなしましたが、今思うとあまり意味がなかったのかなぁと思ってます。私は7月の模試までに偏差値60以上にしたいと思っているんですが、それは可能でしょうか? ちなみに、1学期が始まってからは勉強方法を改善し、毎日16語の単語を覚えて、土日に『Vintage』と『Forest』を2単元ずつノートまとめをし、それが終わったら総合問題集を活用して問題演習をするというサイクルで勉強してます。この勉強法は正しいのでしょうか? また、他に何かやっておいたほうがいいことはありますか?

回答

 こんにちは、サブローです。まず、偏差値について伝えたいことがある。これから毎月のように模試があるが、その偏差値を見るたびに一喜一憂していては、精神的に参ってしまうよ(もちろん上昇しているのであれば別だが…)。偏差値は追いかけるものではない。コツコツ勉強を積み重ねていけば、後ろから「君のいまの偏差値は60ですよ」って声が聞こえてくるはずだ。また、偏差値に対しての具体的な話だが、11月と1月の進研模試は記述で、河合模試はマークだ。会社も違うので、偏差値や問題形式も異なるので、この偏差値を単純比較することはできない。つまり模試を受験した結果の偏差値を気にするのではなく、正解できなかった理由をしっかり追究することに時間を費やすことで、自分の苦手箇所の発見や、勉強方法の改善に繋がるんだと思わない? それを積み重ねていけば… 自ずと偏差値も上がってくるんだ。それでは具体的に勉強方法について話していこう。

 君は文系で、英語配点の比重が高い大学を受験しそうだね。それなのに、質問には長文の勉強があまり書かれていないね。また偏差値から想像すると、それぞれの模試で文法部分も得点できていないが、長文に関しては単語がわからなくて読めないことにショックを受けているようだね。それで、『ターゲット』と『Vintage』に取り組んでいるのでしょう。でも模試や青学の過去問を良く見ると、文法部分の配点よりも長文部分の配点のほうが断然大きいよね。ということは長文に取り組まないと。

 こんな話をすると「単語がわからなければ長文読めないじゃないですか…」という声が聞こえてきそうだが、単語を覚えるのに恐らく「1単語1意味」になっていないかな? これでは意味を覚えることだけはできても、その単語の使い方(語法)が身に付かないのだ。合格者体験記にはよく「単語を必死にやれば何とかなる」という声もあるが、君が目指そうとしている大学の英語の問題は、長文を読めるだけではなく、読解力も要求してくるのだ。

 ということで、もっと長文に取り組む時間を作ることが必要だ。勉強方法は、まずは、辞書を使わずに読んで、設問も解く。答え合わせの後は、辞書や『Forest』や『Vintage』を使って、精読をするのだ。これによって、知らない単語や熟語、構文をノートにまとめれば、まさにそれが君だけの『ターゲット』になると思わない? また長文の問題集とは、当然受験生には知っておいて欲しい単語や熟語や構文、さらに求められている読解力などの情報が含まれているのだ。長文に取り組みながら、単語・熟語(ターゲット)、語法・構文(Vintage)の勉強まで、総合的に取り組めるでしょ。もちろんこの勉強を通して、あやふやだった文法項目は『Forest』や『Vintage』で補うことができるね。そして精読が終わったら、時間を計りながら10回は音読してごらん。その時に日本語訳を思い浮かべることなく、英語の語順通りに文章を理解できるようになれたら、英語を英語で理解できている感覚が養えるよ。さらにスピーディーに読めるようになっているはずだ。もちろん『ターゲット』は使わなくていいというわけではなく、通学途中や、スキマの時間を使って取り組んでみよう。

 これからは、長文読解を中心に勉強を進めながら、単語・熟語・文法・語法・構文・読解力を養い、総合的に英語力を高めていこう。それではまたね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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