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医学部志望の浪人生。模試の偏差値が伸びません…。

  • [2014/12/15]
  • 関連キーワード:勉強法、浪人生、医学部、模試

質問

 サブロー先生、はじめまして。浪人1年目で、順天堂大医学部か日本医科大を目指している女子です。受験直前期に、しかも予備校に通って浪人している身で相談をするのも恥ずかしいのですが、医学部を目指しているにもかかわらず、模試の偏差値が「英語が58、数学・化学が48、物理が32」という悲惨な状況で、現役から一向に成績が伸びないのです。1年間、遊んでたから伸びないだったら別ですが、毎日ある一定時間は自習室で勉強するという生活を苦しくても続けていて、受験生として恥ずかしい生活を送っていたわけではないと思ってます。しかし、全然成績は伸びなくて、医学部の偏差値に届いていないどころの騒ぎではありません。自分の能力と、中高時代にちゃんと勉強してこなかったこと、復習をする余裕がなくて疎かにしてたことが原因だと痛感しています。基礎を固めてきたのですが、応用がきかないことも原因だと思います。それでも、こんな成績にもかかわらず医学部だけはあきらめたくないです。これからどうすればよいのか周りには恥ずかしくて言えないので先生に相談しました。成績をまともにするにはどうしたらよいのでしょうか。また、真面目に勉強しているにもかかわらず、成績が伸びない原因とはなんでしょうか。よろしくお願いいたします。

回答

 こんにちは、サブローです。12月に入って、あっという間に真冬だね。先日、朝起きたら顔が真っ赤で38度の熱があり、うちのクラスは高3で、風邪菌を撒き散らしたら大変なことになるので、学校を休んでしまいました。発熱で休むなんて数年ぶりだった。みんなも気をつけてね。それでは今日の質問に答えるぞ。

 12月半ばになり、偏差値が思うように伸びていないことに落ち込んだところで、何も変わらないよ。『落ち込む』『悩む』ことにエネルギーを使うのではなく、『勉強』に全エネルギーを使いなさい。ただ、質問にある「真面目に勉強しているにもかかわらず成績が伸びない原因とはなんでしょうか」。について厳しく言わせてもらうよ。

 まず「自分の能力…」に原因があると言っているが、そんなことは絶対にない。能力に限界はないのだ。勉強のやり方さえ間違っていなければ誰にだって伸びるチャンスはある。次に「中高時代にちゃんと勉強してこなかったこと、復習をする余裕がなくて疎かにしてたことが原因だと痛感しています」これは間違いなく伸びない原因だ。さらに「基礎を固めてきたのですが、応用がきかないことも原因だと思います」とあるが、復習を疎かにしてきて、なぜ基礎を固めてきたと言えるのだろうか。矛盾しているぞ。最後に、「成績をまともにするには…」とあるが、質問内容から想像すると、非常に厳しい… (後でこの続きは書くことにする)。

 その理由は、ずばり言うと中高での頑張りが足りなかったことが原因だ。思い出してごらん。現役で医学部を受験し、試験終了の鐘が鳴った時、合格発表の日に、どう思った?「もう少し受験勉強の時間が取れれば、合格に届いたかも…」と心の底から悔しい気持ちになったかな? この気持ちになっているならば、現役での勉強は間違っていなかったはず。つまり中高6年間で学習した内容が頭に入っているわけで、基礎力はおおむね身に付いているのだ。しかし不合格になった理由は、問題演習の時間が足りなかったことが原因だ。上位の大学に合格できるかどうかは、この時間が取れるかどうかにかかっているのだ。もし君が1年前にこの状態であったならば、浪人生活が始まった4月からすぐに問題演習に取り掛かれていたはず。夏休み頃の模試ではC判定上位あたりが出ていたんじゃないかな。私は『浪人生が1浪で合格できる条件』はこれだと思っている。現役時代の勉強って本当に大切だったんだよ。

 それでは話を戻そう。これからの2か月足らずでも、死ぬ物狂いで努力しなさい。なぜか? もし今年度が残念な結果になっても、これからの頑張りが2浪に生きるかもしれないぞ。

 例えば、日曜日に第一志望の過去問を時間内に解く。採点をし、月には「英語」、火・水には「数学」、水には「化学」、木には「物理」のやり直しをやる。もちろんできなかった箇所を自力で理解できるようにやり直すのだ。ダメなら先生に聞きに行くこと。完璧に理解できたら、そのことをノートにまとめておく。具体的に言うと「自分にどんな知識が足りなくて×になったか?」を書いておくのだ。そして同様の問題で演習することを忘れないように。さらに金・土でもう一度月~木までを振り返って、出来なかった問題を全身にインプットしておくこと。これで君の苦手箇所が明確になるよね。次の週はもう1年前の過去問に同様に取り組むのだ。入試までこれを続けるしかない。入試前日にこのノートを見てごらん。自分の苦手箇所がハッキリ分かり、模試入試にその分野が出た時には、慎重に解こうとするよね。当然点数に結びついていくのだ。
 それでは、できる限りの努力を重ねるのだ。今の勉強は未来につながる勉強だよ!
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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